大晦日です。
例年書いている1年を振り返る記事ですが、今見返してみたら去年は書いていませんでした。その代わりに「記事別年間アクセスランキング2012」「2012年に書いた記事、アクセスランキング」を書いていて、みた感じ2012年もいろいろあったんですね。タイに行ったのは去年の春か。楽しかったなあ。また行きたいなあ。ター元気かなあ。
毎年大晦日にはそんな風に「色んなことがあったなあ」と考えて、「今年は短かったね」「今年は長かったね」なんて言う話をするのですが、
でも、2013年はいろいろありすぎた。僕にとっての2013年、長すぎ。超長い。
上の記事を書いてるとき、まさか自分が会社辞めてスペインレストランに見学に通うことになろうとは思っていませんでしたし、正直に言うと今でもちょっと不思議に思ってます。「前の会社にいつまでいるんだろう」という思いを持っていたのは事実なのですが、辞めるにしても想定外だったので……
今年あった個人的な出来ごと
前期(1-4月)
- 1月の為替相場1ドル88円13銭
- かまぼこ老舗の茨木屋が古い価値のある社屋をあっさり潰して駐車場にしました。
- スゲー腹立ってこのエントリ「京都人は古いものを壊すのが大好きだよね、という話。」「「京都人は古いものを壊すのが大好きだよね、という話。」の追記。」を書きました。今でも茨木屋は許せない。茨木屋の商品はぜってー買わねえ。
- 会社のシステムリニューアルプロジェクトにプロジェクトリーダーとして参画している外部の人間の要請で、勤務場所が市内のレンタルオフィスに変更になる。
- 窓のない10畳程度の部屋に缶詰状態。
- プロ・プログラマとして自分にとって決定的に欠落しているものを思い知る。
- もともとアマチュアWebデザイナーだったのが、社内事情で兼任していったので仕方ないのですがっていうかだからこそ外部の人間を呼んだんですが
- パクチー植える。癒やし。
- SWITCH-OVER復活
- 精神的に追い詰められ、仕事の継続が不可能に。
- 父親が病気になり入院
4ヶ月間ずっときつかったかというとそういうわけではないのですが、やっぱりこう限界ってもんがあるよね。4月の記事は自分でも読むのが辛いです。
中期(5-8月)
- 5月の為替相場は1ドル100円69銭
- 休職に入る
- 割とあっさり診断されてしまい(それだけ追い詰められてたってことなんだけど)、スゲー迷惑掛けることになるのに社長には親身になってもらい、とても救われました。結果的に会社を辞めることになるので良かったとは全く思いませんが。
- 原因となった外部の人間は今でも顔も見たくないですね。聞いたところでは現在でもプロジェクトは破綻し納品ゼロのまま偉そうなこと言ってるみたいで、相変わらずです。実名晒さないのがせめてもの情けってとこでしょうか。会社としては千万単位で金払ってるんで、そのうち紙爆弾的なややこしいことになるのかも知れませんけども。しらん。自業自得だし。
- 毎日毎日、料理をあれこれ作る
- 博麗神社例大祭@東京ビッグサイトに参加
- ずっと行きたいと思いつつ東京だしと二の足を踏んでいた例大祭ですが、「せっかく休んでる」「京都から離れた方が気晴らしになる」「何か新しいことをしていこう」ということで行ってみました。色んな人に会えて、超楽しかったです。来年も行けるかなあ。
- 帰って参りました(例大祭お疲れさまでした)
- 飲食業に身を投じたいと思ってつてを頼って仕事を少し探してみる(休職中なので即就職は無理だけど)
- なかなかやる気の戻ってこない僕と、それを歯がゆく思う彼女の人とで、意見の食い違いがちらほらり
- 僕としては我慢して優しく待っていて欲しかったんですけどね。端で見ていて「早く何とかしなよ」みたいな気持ちも持ってしまうのは仕方が無いだろうなあ。結局、きちんと前向きに考えられるまで3ヶ月くらい掛かったかなと思います。
- 艦これヤバイ
- 第23回参議院選挙(7/21)
- 毎日走る走る
「人生の休養期間」という感じですかね……モラトリアム時代に、「人生の休養日」といって寝ると食べる以外一切何にもしない日を作っていたんですけど、その長いバージョンて感じ。普通の人にはどうしても理解してもらえないけど、やっぱり、「全く何にもやる気がしない」「前を向こうとか具体的にどうしていこうとか考えることも出来ない」という状態というのはあって、それを回復するには時間が必要なんですよね。んで、その時間は人によって違う。
ただ、それでも何もしていないのではなくて、デフラグよろしく心の中を整理すると言う側面もあると思うのです。悩んでいたことはなくならないけど、心の中の置き場が見つかっていく感覚。それを続けてスペースが十分に確保できれば、「これからどうしていきたいか」ということを置くことが出来るようになると言うイメージ。
そういう4ヶ月だったように思います。
後期(9-12月)
- スペインレストランの厨房に体験学習としてお邪魔させてもらうようになる
- 水曜どうでしょう最新、始まる
- 京都マラソン3年連続落選
- どないやねん
- 第七回不夜町歌謡祭
- レギュラーとして声を掛け続けてくれるakira-oに感謝です。第八回もネタ持って参戦予定!
- 「Sports Graphic Number」定期購読更新
- 退職
- 有休消化のための復職を挟んで、10月末での退職でした。最後までいろいろと気を遣っていただいた社長、経理担当に感謝です。10年は長かったなあ……
- iPhone4からiPhone5sへ機種変更
- 年末は連勤で大変
- 雇われてるわけじゃないんで「連勤」という表現が適切かわからないですが、他にないので。きつかったけど良い経験になったと思います。「案外やれる」「こんなんしてたら他のこと出来ない」というのが率直な感想。
- 12月の為替相場は1ドル104円93銭
最後の4ヶ月は、今までと全く違った生活になってかなり刺激的でした。将来店を持ちたいと考えているので、それに役立ちそうなことはなんでも学びメモっているつもりです。ホールの心構えから、ナイフの扱い方から、取引先との連絡から、おしぼりの契約から、スタッフの管理の仕方から、メニューの作り方から……素直に参考に出来ることもたくさんありますし、逆に「反面教師」として参考に出来ることもたくさんあります。特に「哲学」に関する部分についてはオーナーシェフと議論しても意味のないことなので、それを受け入れながらどんな結果が出ているのかを割と長い目で見ています。
ちなみに生活が変わった影響として、こんなのがあげられます。
- 生活時間帯が「午前中」と「深夜」の二部制になった(間に昼寝を挟む)
- 深夜帰宅が多くなったのでなかなか走れなくなった
- 自分で休みを決めてコントロールする必要が出てきたので「定休日」を決めた
- 趣味は時間を決めて集中して取り組むようになった
- 家でご飯を作る機会が減った(晩ご飯はまかないが多いので)
最初は「まあ、いけるやん」と思っていたのですが、年末の「10連勤」を経て考えるにやっぱりしんどい。僕は週4日しか行ってませんが、店のスタッフは週6日これでやっていて、なお且つ来年からランチを再開するとのことで、飲食業というのはやはり体力的にくるもんがあるよねえという感じ。とんかつ「おくだ」のおっちゃんとかすげーなー。慣れとか鍛えられてるとかもあるんでしょうけど。
まあそんなわけで、僕にとっての私的な2013年振り返りでした。ブログ記事を中心に見返して書いているので書き漏れたこともたくさんあるとは思いますけど、ま、大体こんな感じ。要は「僕にとっての2013ねんは3年分くらいあって、スゲー疲れた」ということでした。なかなかそんな年って無いんですけどねえ。色々ありすぎました。レストランのことも含めてまだまだ先がわからないことは多いですが、来年も将来に向けてあれこれ充実させていける年になればいいなと思います。
本年も本ブログをご愛顧ありがとうございました。
もしご縁がありましたら、一緒に何かやりましょう。
来年もよろしくお願いいたします。