【速報】岸田首相、自民党次期総裁選に出馬せず、首相退任へ

岸田文雄
「お盆明けに出馬表明する」という報道が出ていたんですけどね、、



岸田総理大臣は記者会見で「きのう、モンゴルの首相との電話会談を行ったことをもってこの夏の外交日程に一区切りつけることができた。お盆が明ければ、いよいよ秋の総裁選挙に向けた動きが本格化することになる」と述べました。

その上で「今回の総裁選挙では、自民党が変わることを国民の前にしっかりと示すことが必要だ。そのためには透明で開かれた選挙、そして、自由闊達な論戦が重要だ。その際、自民党が変わることを示す最も分かりやすい最初の一歩は私が身を引くことだ。私は来たる総裁選挙には出馬しない」と述べました。

【速報中】岸田首相会見 自民党総裁選挙に不出馬を表明 首相退任へ | NHK | 自民党総裁選


あらー。

最近ちょっとだけ支持率回復の兆しが見えてきていましたし、てっきりもう少し頑張るものだと思っていたんですけど、さすがの岸田さんももう無理だと思ったんですかね、、


自民党幹部はNHKの取材に対し「岸田総理大臣から電話があり『今回の一連の問題で自分が責任を取らなければならない。総裁選挙には立候補しない考えだ』と説明があった。『岸田総理大臣だけの責任ではない』と説得したが思いは固かった」と述べました。

(中略)

自民党岸田派の幹部はNHKの取材に対し「外交政策や防衛政策、それに内政でも実績を残してきたが政治とカネの問題で不出馬に追い込まれた形となった。非常に残念で気の毒に思う」と述べました。

【速報中】岸田首相会見 自民党総裁選挙に不出馬を表明 首相退任へ | NHK | 自民党総裁選


岸田さんに近いと思われるこのあたりの関係者の話を読んだ印象では、当初は出馬する意向だったが、なんらかの話し合いを経て出馬を取りやめることになった or 党内の調整が上手く行かずに推薦が集まらなかった(元岸田派はあまり大きくない)ということだったのかもしれません。まあわかりませんけど。「春頃から決めていた」と言われても驚きませんし、政治家ですから、直前で断念したけど「春頃から」ということだってあるでしょうし。


ともあれ、岸田さん、3年の間、総理大臣お疲れさまでした。最終的にこういう形での退任となってしまいましたが、やるべきことを地味に進めた内閣であったと思います。もう少しアピールできていればというのと、もう少し運があればというのは感じますが、まあそれも岸田さんという人なのかも知れません。



そして、これで自民党総裁選がさらに白熱すること請け合いですね。どうなるんですかねえ。