「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2024年6月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました






使用データ

NHK世論調査 内閣支持率 | NHK選挙WEB



内閣支持率



23% → 26% → 25% → 25% → 23% → 24% → 21%

なんとか持ちこたえていた(といっていいのかわからんけど)支持率もいよいよ最終段階に入ってきました。あくまでこれまでの傾向でしかありませんが、一般的には支持率が20%を下回ってくると辞職が具体的になり始めるので、岸田さんもリーチ掛かりましたよねという感じです。


過去のデータで言うと、福田さん、麻生さん、鳩山さん、菅直人さん、野田さんと5人連続で20%を区切りに辞めています(麻生さんは回復期があったのでちょっと粘ったけど)。そういう意味で言うと菅義偉さんは30%切ったところで辞めちゃったのでちょっと早かったでしょうか。

もちろん中には森さんみたいに20%割り込んでから1年近く粘って最後は「7%」だったという猛者もいるので(鉄の心臓なんだろうか)、岸田さんがどうするかはわからないんですけども、支持率低迷するとレームダック化していろんなことが様子見になりがちなので、辞めるならお辞めなさいって感じだよなあとは思っています。次どうすんのっていう気もしますけど。


例えば解散せずに首相交代となった場合、次の首相は明らかに負ける選挙を戦いに行くことになるわけで、そんなのやりたがる人なんかいるわけないし。そうなると首相辞任と解散総選挙はセットってことですかねえ。そんで野党連合が勝利して立憲民主党あたりから首相が出るイメージですけど、泉さんて党内であんまり人気がありそうじゃないし、そこもまたひと揉めしそうですよね。日本にとって何が正解なのかわからんなあ、、



政党支持率



自民党が順調に支持を減らしてまして、安倍さんが2回目の総理大臣になった、つまり自民党が与党に返り咲いた時以来の低水準になってしまいました。旧民主党が政権を担っていた時代は20%前後だったので、それに比べればまだ支持があるとは言えますが、でも要するにそれと同じぐらいってことですよね。まあでも仕方ないね。


政党支持率(野党)



何の効果かよくわかりませんが(もしかして蓮舫さん?)、立憲民主党がジャンプアップ!支持率10%に迫る勢いです。他の野党が支持を伸ばせていないこともあり、もし今選挙をすれば、立憲民主党がかなりの大躍進を果たしそうですが、うーん。立憲民主党っていろいろと「甘い」ので(例:ブーメラン大好き症候群)、選挙までに何度か揺り戻しも来そうですよねと個人的には思うのですが、さて。


その他の野党を見てみますと、まず日本維新の会はすっかり党勢が停滞してしまいました。それでも2021年の衆議院選挙前に比べれば十分支持を維持できていて、今選挙をすれば日本維新の会も堅実に票を伸ばしそうではあります。2021年が勝ちすぎたので多少減らすことにはなるかも知れませんけど。

共産党はあいかわらずの長期で見て低減傾向。対してれいわ新選組は上下ありつつもゆっくりと増加傾向。両党を合計すると緩やかな増加傾向で、連立政権に入るほどではないかもしれませんが、一定の存在感は醸し出しそうです。まあ、両党とも政策が現実的じゃないので数取ってもあんまり意味がないのが残念なところですが、、


とりあえず選挙までに立憲民主党がどこまで自民党に迫れるか注目ですね。万一、立憲民主党が単独で政権を取るとかいうことになると、いろいろひっくり返って大変なことになりそうですが、そこまではさすがに、、行かないよね?立憲民主党は旧民主党の中でより左の人たちが独立して出来た党であるわけで、自民党と連立ということもなさそうだし、小さな数の変化で次期政権には色んなパターンがありそうです。どれが良いのかはよくわかりませんが。どれが良いんでしょうねえ、、



以上、今月の内閣支持率、政党支持率まとめでした。