Sports Graphic Number誌の定期購読を終了しました。

Sports Graphic Number
残り2冊です。5/30(木)発売分まで。






12年間ありがとうございました

文藝春秋社の雑誌定期購読サービスを利用してSports Graphic Number(以下Number)の定期購読を始めたのが2012年の10月のことでした。そこから11年半、2016年9月からは文藝春秋社からFujisan.co.jpに契約が引き継がれてそこからでも7年半、長いお付き合いでありました。ありがとうございました。


当時の注文を振り返ってみると、1年分全26冊で14,300円。1冊当たりの値段は550円でした。その後、雑誌ビジネスはどんどん苦しくなって1冊の値段もどんどん上がっていき、最新号は紙で850円(電子書籍では800円)になっています。たけー







ただしFujisan.co.jpの定期購読ではそこからかなりの割引が入っており、1年分をまとめて払うと全25冊で13,125円となっています。1冊当たりでは525円となり、お値段据え置きどころかお安くなっている始末。相当売れないんでしょうねえ。そこまでしないと競争力を保てない的な。そこまでしないとダメか。

そうでしょうねえ。今、フィジカルで雑誌を買う必要性って高くないですもんね。



そのせいか、引き留め営業の電話が掛かってきました

仕事中に見知らぬフリーダイヤルから電話があってなんだろうと思って取ったら、Fujisan.co.jpでした。

電話営業ってそういうもんかも知れませんけど、電話して良いかの事前確認がなく、電話を取った時点で一定時間一方的に話して良いという思い込みがあり、そういう姿勢を令和の時代に見せつけられると改めて「いやあもう無理だなあ」と思わざるを得ず、、途中で遮って「その件はメールでご連絡いただけますか、お電話はお受けしておりませんので」と告げて電話を切りました。

そう、雑誌定期購読サービスってもう令和の時代の人を相手にしてないんですよね。電話を掛けてすぐに話が始まるような世代しか相手にしてません。そりゃそうだよなあ。今どき、個人で雑誌を定期購読しようなんて酔狂な人、若い人にいるとは思えませんもんね。象徴的な電話でした。



6月以降はまだ未定

iPadで漫画を読むのが思いのほか快適で、ビッグコミックスピリッツを定期購読したり、新規に買うコミックはKindleで買うようにしたりしています。ずっとフィジカルで買っていた「ゆるキャン△」も最新刊はKindleで買いました。







なので6月以降のNumberもiPadで読む方向で良いかなと思ってはいるんですけど、それをKindleで読むのか、Numberがやっている有料サービス「Number PREMIER」を契約するかはなかなか悩ましいところです。「Number PREMIER」は全ての記事が読めた上に動画や音声などの追加コンテンツがあって、月額1,083円。Kindleでは1冊700円から800円で、1ヶ月平均2冊と考えると1,500円程度になるので「Number PREMIER」の方がお得っちゃーお得。

でもなあ、意外とwebコンテンツって読まないんですよねー。ニュースサイトがその典型ですけど、読める量を遥かに超える量の記事を配信するじゃないですか。今時点でNumberが配信している無料記事でさえ読み切れてないのに、定期購読する意味あるのかなという……

そういうわけなので6月以降どう課金するのか(もしくはしないのか)は現時点では未定です。もしかするとこのままNumberを買わない人になる可能性もあります。好きな雑誌だし応援したい気持ちはあるんですけどね。読めないんじゃ仕方ないので……今でも1週間ぐらい掛けて(主に風呂場で)一生懸命読んでやっと追いついてるし。時代ってそういうことなのかもね。



とりあえず最新号の大谷翔平特集はばりおもろいのでみんな買おう。1人3冊買おうな。