「お話聞くだけでも」という面談がよかった試しはない

オンライン打ち合わせのイラスト
面談ってそういうもんじゃなくね






これを読みましてね

リクルーター「カジュアル面談だけでもしてみませんか?」私「転職する意志はないのですが、それでもよければ」→クソみたいな結果になってしまう

リクルーター「カジュアル面談だけでもしてみませんか?」私「転職する意志はないのですが、それでもよければ」→クソみたいな結果になってしまう – Togetter



面談数のノルマがあるんですかね?

Togetterで他の方も似たようなこと書いていたけど、エンジニアだとスキルが合わないのに面談しようっていってくる人が一定数いて、1回、この「カジュアル面談」と同じようなクソ展開になりました。それ以来、その手の話は丁重にお断りすることにしています。


こんな展開。


スズキさんのプロフィールを見て是非面談をしたいとおっしゃる企業様がおられました!どうですか?

ありがとうございます!・・・先方が期待されているスキルと全然合わないんですけど

いえそれでも先方が強く期待されている面談ですから!お話を聞かれるだけでも良いのではないかと思いまして!

いやでもぼく、GoとかJavaとかで開発したことありませんが。それでリーダーとか無理では

先方的にはスズキさんのスキルに合わせたタスクをご用意するとのことです!

まあじゃあ、お話しだけでも聞いてみましょうか……


当日

今日は面談ありがとうございます!弊社ではGoおよびJavaを使ったBIツールの開発を行っており、開発担当を担いつつリーダーもしくはマネージャーを任せられる人を探しています。スズキさんのJavaでの開発経験を教えていただけますか?

ありません

え?

え?



(実際の話から改変していますが大体こんな感じ)



面談その後

先方の担当者が熱弁をふるえばふるうほど「なるほど大変ですね」という他人事感が強まってしまい、当然それは僕から相手にも伝わったでしょうし、全体的にぼんやり「お話ししました」ぐらいの面談になりました。もちろん面談終了直後に断る旨を伝えましたが、僕が言わなくても先方が言ったことでしょう。

面談するってなったら先方も予定空けたり色々してると思いますが、僕の方でも企業情報を調べたり案件内容について精査したり聞きたいことをまとめたりしてエネルギー使ってるので、両方得しない。間に入ってる担当はノルマ(あるのか知らんけど)達成出来て安堵してるかもしれないですけど、いやー。それは紹介じゃないよねえ。オンラインだったのがせめてもの救い。


新しいスキルにトライしていきたいという気概はエンジニアですからもちろん持っているのですけど、それとこれとは話が別なので、面談の相手はよく選ばないといけないよね(お互いにね)と思ったのでした。

面談はスキル交渉の場ではないからなあ。やったことないもの「やります」って言っても誰も得しないしなあ。