ざっくり手順
（参照元：NISA口座の金融機関変更｜SBI証券）
これを書いている時点では、ソニー銀行に変更のための書類を請求し、「金融商品取引業者等変更届出書」が届いたところです。
ソニー銀行での手続き
NISA口座は一定の手続きのもとで、お取り引きを行う金融機関の変更が可能です。
NISA（非課税）口座｜投資信託｜ソニー銀行（ネット銀行）
※変更をしようとする年に、すでに変更前のNISA口座で投資信託等の購入（再投資を含む）がある場合は変更できません。ただし、10月以降に翌年の変更手続きをする場合、お取り引きの有無は問いません。
※年内の変更をご希望の場合、9月末までにお手続きを完了させる必要があります。
※変更先の金融機関にて「つみたてNISA」の取り扱いがある場合は「つみたてNISA」への変更も可能です。
変更しようとする際、ソニー銀行のNISA口座でお預かりの残高を、引き続き非課税で保有されたい場合は、以下の「NISA口座の金融機関の変更手続き」をご確認ください。
10月以降に変更手続きを行うと自動的に翌年からの変更になるようです（どこの金融機関でも同じ）。元々そのつもりなので今回はOKです。
NISA口座の金融機関の変更手続き
- 手続き書類の請求
「金融商品取引業者等変更届出書」をカスタマーセンターまでご請求ください。 - 届出書の返送 ← いまここ
「金融商品取引業者等変更届出書」がお手元に届きましたら、必要事項をご記入のうえ、ソニー銀行までご返送ください。 - 書類の受け取り
ソニー銀行での手続きが完了しましたら、お客さま宛に「勘定廃止通知書」を発送いたします。変更先の金融機関へのご提出が必要な書類となりますので大切に保管してください。 - 変更先でのお申し込み
「勘定廃止通知書」（または「非課税口座廃止通知書」）をご用意のうえ、変更先の金融機関でNISA口座をお申し込みください。お手続きの方法は変更先の金融機関へお問い合わせください。
ということで、書類のやり取りが少々発生します。特に最初のカスタマーセンターへの請求が、登録済みのメールアドレスから請求して口座確認を行うという厳しいんだからザルなんだかよくわからない方法でなかなか上手く行かなくて手こずりました。
何度かやりとりをしたのち無事請求が受理され、それから1週間ほどで「金融商品取引業者等変更届出書」が届きました。「金融商品取引業者等変更届出書」はとても簡素な書類なので難しいことはありません。住所、氏名、生年月日、口座番号を入力し、同封の封筒にて返信します。なお、住所や氏名に変更がある人はいろいろ面倒なので、申請前に変更手続きを終わらせておく方が良いです。
「金融商品取引業者等変更届出書」を返信↓あと、一定期間後に「勘定廃止通知書」が届くようです。ソニー銀行での手続きはこれで終わりです。
SBI証券での手続き
- SBI証券でのNISA口座の開設申し込み
- 送られてきた書類に入力のうえ、必要書類を揃えて返送
必要書類は、以下の通り。
- 勘定廃止通知書
- NISA口座開設届出書
- マイナンバーが確認出来る書類 → 僕の場合は既に提出済みなので必要なし
これらを返送したら手続きは終わりで、移行が完了し次第、連絡が来ます。
【重要】現NISAの残高は自分で処理
9月末までに移行手続きをしていれば、現NISAの残高がSBI証券に作られた現NISAの口座に引き継がれさらに自動的に新NISA口座が開設されて楽だったんですが、10月以降の手続きになると現NISAの残高はソニー銀行に残されたままになります。既に購入済みの残高は引き続き非課税の適用を受けることが出来ます。
Q13：NISA口座の開設先の金融機関を変更した場合、変更前の金融機関で持っている金融商品（株式・投資信託等）の取扱いはどのようになりますか？
NISA Q&A ： 金融庁
金融機関を変更する場合でも、変更前の金融機関のNISA口座で保有されている株式や投資信託等の配当金等や売買益は、変更前の金融機関で買付けられた年の1月1日から最長5年間、非課税の適用が受けられます。例えば、変更前の金融機関のNISA口座で2016年中に株式や投資信託等の買付けがあった場合、その口座において、最長平成32年12月31日まで、非課税の適用が受けられます。 変更前の金融機関のNISA口座で買付けられた株式や投資信託等は、変更後の金融機関に開設したNISA口座へ移すことはできません。
なので、慌てて売却する必要はありません。ただし現在NISA口座で行っている「積み立てプラン」は、翌年以降は課税口座で引き続き行われます。なので、それだけは年内に停止しておく必要があります。
ソニー銀行でやること（現NISAの後処理）
- 「積み立てプラン」の停止
- 現NISA残高を非課税機関に応じて順次売却
忘れずにやっておかないと行けないですね。面倒だから年内に全部売ってしまおうかとも思いましたが、運用を止めるのもそれはそれでアレなので、ソニー銀行で購入した分については引き続き期限いっぱいまでソニー銀行に置いておいて、期限が来るごとに売却していけば良いかなと。これについては以前も書きましたけども。
現NISAの売却をどう進めれば良いか？についてのソニー銀行からの回答
ちょっといろいろ面倒なこともありますが、ぬかりなくやりましょう。はい。
