さすがに量が多すぎた
引っ越しのたびに増えてきたSports Graphic Number(以下、Number)ですが、今回の引っ越し時点での最新号は1074号でした。僕が定期的に買い始めたのが340号ぐらいからなので、600冊ぐらいを所有していることになります(当時は毎号必ず買っていたわけではなかった)。引っ越しの時には厄介なNumberから先に梱包を始めてしまったため断捨離するタイミングがなく(今思えば梱包前にやっとけよって感じですけど当時は引っ越しを控えて若干テンパってた)、引っ越し後の今がそのタイミングになってしまいました。
で、廃棄決定後の様子がこの写真。
ひと束30冊程度の束が全部で10個あるので、全体で約300冊ぐらいあるはずです。好きなアスリートの特集など手元に残しておきたいものは多少汚れていても対象から外しましたが、それ以外は、それほど興味のないジャンルや極端にボロボロになってしまっている冊子は思い切って廃棄処分としました。
廃棄した冊子で一番多かったのは意外にも「サッカー特集」
振り返ってみると、編集長の交代タイミングなのかNumberにもすごく色んな時代がありました。2023年の今のNumberは正直言ってここ10年ぐらいで一番面白いと思っているんですけど、どの時代もそうであったかというと必ずしもそうではありませんでした。特に00年代とかかな、一時的に「Numberってサッカー雑誌だっけ?」っていうぐらいサッカー特集しかしていない時代がありまして、当時もだいぶ飽きてた印象があるんですけど、今回さすがに多過ぎたので殆ど捨てました。
当時は日韓ワールドカップがあったころでサッカーが特に注目されていたし、日本代表が本当に強くなる前夜みたいなところでヨーロッパ各国にもスポットを当てる意味は多いにありました。中田英寿始めヨーロッパでプレーする選手が出始めた頃で、将来の日本代表をどうするかみたいな議論もたくさんありましたし。ただやっぱりね、多過ぎるんですよね。日本代表やってJリーグ特集やってユーロ特集やってチャンピオンズリーグやって欧州各国リーグの特集やって国別の特集やって南米特集やって海外で活躍する日本人選手特集やって……いやあ、それもう専門誌やん。
自己啓発特集も全廃棄
また、サッカー特集時代の後に来る自己啓発特集もほぼすべてを廃棄しました。10年代前半ぐらいですかね。これに関してはかつて文句を書いたことがあって当時のリストが掲載されていますけど、今見返しても相当キモいです。Number誌の最近の方針が主にキモい
スポーツにメンタルが必要なのはそりゃそうなんですよ。マインドセットもメンタルケアも自己啓発的なアプローチは選手にとってとても大事です。ただ、こんなに繰り返し繰り返しやる必要あるの?というのは思うわけです。上の記事でも書いてますが、オフシーズンはともかくオンシーズンでも特集し続けるのはさすがにやり過ぎ。ていうか年1でよくね?
今見てもタイトルだけでお腹いっぱいなので全廃棄しました。
残りの半分も徐々に廃棄していく予定
どうしても手元に残しておきたい号というのはあって、セナ特集とかイチロー特集とか、そういうのは今後も残して行くとは思いますけど、それ以外のの冊子は残して置いても正直読まないのでね。もう良いかなと。本やコミックの増加に合わせて順次廃棄してスペースを空けていく予定です。まあ、本やコミックもこまめに処分してなるべく数を増やさないようにする予定ですけどね。とにかくものが多いので。そのうちスペースそのものを処分することになっていくかもなあ。フィジカルな蔵書、ものを減らすというのもまた時代なんでしょうね。
あ、でも最新号の大谷特集は今後も捨てないだろうなあ。そういうのもあります。大事なものだけを残して行きたいなあ。