上野駅の思い出

西郷隆盛像のイラスト
今やすっかり影が薄くなってしまった上野駅ですが、僕の子供の頃は東北・北海道に向かうときには上野駅という印象がまだありました






この記事を読んで思い出しました

期せずして上野駅は新幹線の始発駅となるが、その恩恵は長く続かなかった。上野駅発着だった新幹線は、1991年に東京駅まで乗り入れた。

さらに2001年には、湘南新宿ラインが運行を開始。これにより東北本線・高崎線の一部の列車が上野駅を経由しなくなる。ダメ押しとなったのが、2015年の上野東京ラインの開通だった。2015年には寝台特急の「北斗星」、翌年には「カシオペア」が定期運行を終了。それも上野駅の地位を低下させることにつながった。

JR上野駅、途中駅になった「北の玄関口」の存在感 夜汽車発着でにぎわった昔、今は新駅舎で注目 | 駅・再開発 | 東洋経済オンライン




その昔、静岡から北に向かうのは乗り換えが面倒だった

もしかしたら記憶違いかも知れませんが、僕のうっすらとした記憶ではたぶん2回ぐらい電車で北海道にある母の実家に帰省したことがあると思うんですよね。

1回は当時盛岡までしか開通していなかった東北新幹線を使って、盛岡以降は在来線と青函連絡船で。もう1回は東京から青春18切符を使って北海道まで(あれ、でも寝台特急に乗った記憶もあるから、もしかすると函館まで寝台特急で、そこから青春18切符だったかも)。僕は特別鉄道に興味ある少年ではなかったし、僕らの希望と言うよりは飛行機は高いし色んな行き方した方が面白いっていう母の遊び心だったかも知れません。


で、いずれも静岡からは東海道新幹線で行くんですけど、上の記事にあるように1991年までは東北新幹線が上野駅発着だったので、東京駅で新幹線を降りて、山手線で上野駅に移動して、上野駅で東北新幹線や寝台特急に乗り換えるという非常に面倒なことをしていました。新幹線に比べると山手線は異次元の混み方をしているので、旅支度で乗るのは大変で……まああんまり覚えてないんですけど。

ただそういうわけでなぜか上野駅というのは記憶の中にしっかり擦り込まれていて、今でもなんとなく東北の玄関口は上野駅という印象があります。同時に当時の東京駅の新幹線ホームは、今思えば乗り入れの準備のためだったんでしょうけど常に工事中でホームが狭く暗かった印象。今見ると全然そんな感じがありませんけど、そうかあれもう30年以上前の話なんですね。

しかも上野駅に東北新幹線が乗り入れたのが1985年、東京駅に乗り入れたのが1991年なのでたった6年間の話。その短い期間がたまたまドンピシャで僕の子供の頃の記憶にハマっていて、僕の中に上野駅という印象を形作っていたんですね。そうだったかー。不思議。



時代とともに、上野駅は北の玄関口としての印象を薄くしてきた。いまや石川さゆりが歌った『津軽海峡・冬景色』に描かれた上野駅はない。他方で、近年は家族連れや訪日外国人観光客でにぎわうようになり、これまでとはひと味違った活気にあふれている。

JR上野駅、途中駅になった「北の玄関口」の存在感 夜汽車発着でにぎわった昔、今は新駅舎で注目 | 駅・再開発 | 東洋経済オンライン


とのことなので、今は上野動物園や上野公園のための駅という感じになっているのかな。そうかー。関西で暮らしていると上野駅に行くという機会は今後もほぼないだろうなと思うんですけど、今行ったら何か感じるのかなー。もう変わりすぎててわからないかな。