株式投資の葛藤 ―― 今の高騰がいつまでも続くわけはない

投資をしている人のイラスト
日経平均株価がバブル以来の高水準になっています。怖すぎ






バブル以来33年ぶりの高値

週明け22日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)は一時、3万1000円を超え、バブル景気だった1990年8月以来、約33年ぶりの高値をつけた。日経平均は5月以降、大企業の好調な業績を背景に上昇を続けている。

日経平均は17日、2021年9月28日以来、約1年8か月ぶりに3万円台を回復した。19日には、直近の高値だった21年9月14日終値の3万670円を上回っていた。

日経平均の最高値は、1989年12月29日終値の3万8915円87銭。

日経平均、3万1000円超え…バブル以来33年ぶり高値 : 読売新聞


こんなん思ってるのは僕だけじゃないと思うんですけど、、今たまたま巡り合わせで株価が上がっているだけで、日本経済にそこまでの実力はないと思うんですよね。

確かに好調な企業は多い印象があるし僕が株を所有している企業も決算好調な企業が多いですが、エネルギーなどコスト高騰は確実にあるしアメリカ始め諸国の景気が減退してくるとどの商売もしんどくなってくる。そういうことを考えると今の高値はいずれ落ち着いて元に戻ると思うんですよね……



ここで考えるのは売るのかどうか?ということ

常識的に考えると「高値で売る」ということなんですけど、決算とそれに紐付けられた配当金を考えている企業さんの場合は売れない(売る必要が無い)ので上がっても下がってもステイ。むしろ下がったら買い増すぐらいの勢い。

一方でそんなに長期保持を狙っているわけでもない株はこのタイミングで処理して現金化し、下がったときに買い増す資金にするという作戦もありえます。ただそうなると税金が掛かるんですよね。いやまあいずれ現金にはするしその時利益が出ていれば税金は払うことになるので、それがあとか先かの違いでしかないんですけど、いざ払うってなるといやー。



結論:1件だけ売ることにしました

マイナー市場に上場されていて値動きが少なくかつ利益が出ている1件だけを売ることにしました。それ以外の銘柄についても処分は検討してみたのですが、手元にある銘柄が短期での利益を目指したものではなくて、


  • 配当性向が高くて高配当が見込まれている
  • 決算好調で市況の影響で下落してもいずれ戻りそう or 配当金で返ってきそう


というものが多かったので考えた結果、このまま維持しようかなと。代わりに新しい銘柄を買うことはせずに現金として資金を蓄えておいて、いずれ来るであろう下落局面で買い増すことにします。

考えてみればいずれ下がるってわかってれば怖くはないかなー。備えましょう。