【レビュー】ブックエンドを選んでみた

ブックトラックのイラスト
スチールラックの上に並べている料理本が、数が増えて100均のブックエンドでは支えきれなくなってしまったので、いくつか買って見ました






一番良かったやつ




決め手は、スチール製であることと、足の長さ(水平部分の長さ)が長いことでした。特に足の長さは重要で、通常のブックエンドは「L」字型であるところ、このブックエンドは足がかなり長いです。







重い料理本を何冊も支える場合、この足の上にたくさんの本を並べられるということが重要で、それによって本の圧力にブックエンドが負けてひっくり返ってしまう事態を防ぐことが出来ます。もちろん素材を強くすればするほど、厚くすればするほど圧力に対して強くはなるのですけど、それに加えてこの支えがあると安心です。

ちなみに100均のブックエンドにもこの足を長く取っている製品はあるのですけど、残念ながら100均のブックエンドは厚みが薄く強度が足りないので、ひっくり返らない代わりに曲がって開いてしまいます。そもそも重い本を支えるのには向いてないんでしょうね。



大きさは魅力的なんだけど惜しかったやつ




使ってみたけど正式採用にならなかったのがこちら。特徴は背の高さで、背の高い本や書類、バインダーなども安定して支えられるのが売りで、実際A4用バインダーを支えるのにはかなり便利なのですが、背の高さに比べて足の長さがとても短く料理本を支えることは出来ませんでした。マグネットも付いているんですが、スチールラック相手では本領を発揮出来ないのか上手く機能せず……せめてあと10センチ足が長かったら完璧だったんですが。


残念ながら料理本のブックエンドとしては採用しませんでしたが、経理書類などA4用バインダーを支えるためのブックエンドとして大活躍中です。事務所では使い勝手がいいかも知れません。これだけ背が高いのはあんまり無いので。



良かったけど採用にまでは至らなかったやつ




ナカバヤシのこちらも高さと良い足の長さと良いかなり良さそうだったんですが、カール事務器のブックエンドがかなり良くしかもそちらのほうが安かったので、こちらは採用になりませんでした。どちらもスチール製で厚さ1.2mmですし強度という点においては遜色ないだろうと思います。色味が若干違う(カール事務機の方はダークグレー、ナカバヤシの方はマットブラック)ので、その辺りの好みで選んだら良いかと。



100均のブックエンドに比べて割高に思えるけれど

正直言って、コミックや文庫本などを支えるブックエンドは100均のもので十分だと思っています。実際いくつも使っていますし。ただ大型本やバインダーなどを支えるにはちょっと強度が足りません。今回のブックエンドを買うまでは、数冊ごとに100均のブックエンドを入れて圧力を分散させて無理やり使っていたんですけど、それはそれで本棚としての利便性が下がってしまうんですよね。

なので、もしこういう用途で選ぶのであれば、100均のブックエンドではなくきちんとしたものを買う方が良いかと思います。100均も使い方次第ですね。