確かにケーブル接続しているのに減り続けるバッテリー
充電器に確かに接続していてその表示も出ているのに、バッテリーの状況を見てみると「バッテリーは充電停止中」という表示。なんで??調べてみると、Macのよくあるトラブルにあるみたい。
Macのバッテリー機能は非常に優れ、マックスに充電すれば15時間以上の駆動時間があるといわれている。ところが充電アダプターに接続して充電を行っても充電されず「バッテリーは充電中」と表示される場合がある。Macの「バッテリーは充電中」表示が出たときの対処法を紹介します。
Macで「バッテリーは充電停止中」と表示されたときの対処法! – OTONA LIFE | オトナライフ
対処法はざっくり4つ。
- 再起動
- ケーブルを挿し直す
- ケーブルを交換する
- 「バッテリー充電の最適化」を「オフ」
1から3まで試したけれど効果がなく、僕の環境には「バッテリー充電の最適化」という設定項目はありませんでした。なんだ?
答え:充電器の出力不足でした
その時僕が使用していたのはAnkerのこちらの充電器。コンパクトかつスリムで非常に優秀なんですが、出力という点で言うと最新技術に対しては少し心許ない。端子はUSB-Cが1ポート、USB-Aが3ポートの合計4ポートで、合計最大65W出力出来るという売りなんですけど、1ポートで65W出力出来るわけではありません。USB-Cポートが最大45W、USB-Aポートが最大20Wまでです。
一方、僕が使用しているMacBook Proの充電に必要な出力はこうなってます。
各MacBookを充電するときに必要なワット数をまとめました。
MacBook Pro/Airの充電に必要な「ワット数」早見表 | INDOOR HEART
(中略)
MacBook Pro 13インチ(2つのポート)61W2020年intel CPU
61W!全然足りない!
手元をよく見ると接続していたUSB-Cケーブルは充電器のUSB-Aポートに繋げていました。つまり出力は20W。20Wでは動作しながら充電するには出力が足りず、充電よりも消費電力の方が上回っているため「充電停止中」になってしまっていたというわけでした。なんということだ。
試しに接続先をUSB-Cポートに変更してみたところ、作業しながらでも充電をすることが出来るようになりました。MacBook Proとして受け付けられる最大入力は61Wかもしれませんが(純正の充電器を使えば61Wで充電出来るはず)、45Wであっても十分に作業しながら充電可能なようでした(もちろん使い方によりますけど)。ノートPCも結構電力消費するのね。デスクトップよりはマシですけど。
快適な充電のためには代替の充電器も検討
Appleの純正充電器ってデカくて重くて1ポートしかないんですよね。固定して使う分にはいいんですけど持ち歩くとか、複数ガジェットある中で作業するとかなると場所とって邪魔です。Appleには珍しく美しくない。なのでどうしても充電器を導入したくなるんですけど、次からは出力ワット数も気にしないとダメなんだなということを学びました。これまではちょっとした小物しか充電してこなかったのであんまり気にしてなかったんですけど。みんな大好きAnkerのラインナップで高出力充電器を選ぶとこの辺かな……でも高いんですよね。ものすごく。さすがに今はそこまでする必要はないので、45Wで我慢しておきます。でもこれも技術の進歩とともに高出力が要求されるようになるんだろうなあ。