必要なもの
工具
- 小さめのマイナスドライバー
- プラスドライバー
今回は運良くカバーナットを手で外すことが出来ました。カバーナットを締めすぎるとハンドルが硬くなりすぎるので、手で外すぐらいの締め方になっているようです。硬くて外せない場合にはモンキーレンチを使用して下さい。
交換部材
- 水栓ハンドル内パッキン
- 水道用ゴムつきケレップ
タイプによってサイズが違うようなので、事前にサイズを調べておくと良いと思います。
作業手順
- 止水栓を閉めて水を止める
- お湯側のケレップを交換
- 水側のパッキンとケレップを交換
- 止水栓を開ける
作業工程は至ってシンプルです。作業時間もそれほどかからず、止水栓を止めてから再び開けるまで15分ぐらいで済みました。作業中は当然水が出ませんので、取り外したパーツを洗うなどの目的で水を溜めておくと良いと思います(忘れた)。
1. 止水栓を閉めて水を止める
メーターボックスを開けて止水栓を止めるだけです。でもいつも元がどれぐらい開いてたかわからなくなってしまうんですよね……業者の方が付けた目印を参考に開け閉めすれば良いんですけど、何回転かはわからないっていう。ただ今回、動画を撮りつつ数を数えつつ回転させてみた結果、
最適な開栓度合いは、一番開いたところから半回し戻して赤線を揃えたところ
ということがわかったので、今後はそれに準じていきたいと思います(ご家庭によって設定は違うと思いますので確認してくださいね)。
2. お湯側のケレップを交換
4年前とは言いつつ一度やったことがあると作業が早いですね。手順は以下の通り。
- ハンドルカバーを外します
- 出てきたネジを回してハンドルを外します
- ハンドルと接続していた白いパーツ(スピンドル)を回しつつ、カバーナットを回して内部パーツを取り出します
- ケレップが残っていたらピンセットで取り出します
- ケレップを交換して内部パーツを戻します
- 逆手順でハンドルカバーをセットして終わり
3. 水側のパッキンとケレップを交換
水側はパッキンとケレップ両方を交換します。工程はおおむね同じです。
- ハンドルカバーを外します
- 出てきたネジを回してハンドルを外します
- ハンドルと接続していた白いパーツ(スピンドル)を回しつつ、カバーナットを回して内部パーツを取り出します
- ケレップが残っていたらピンセットで取り出します
- スピンドルとカバーナットを外し(スピンドルは引っ張ると簡単に取れます)、パッキン受けとパッキンを交換します
- スピンドルとカバーナットを戻します
- ケレップを交換して内部パーツを戻します
- 逆手順でハンドルカバーをセットして終わり
4. 止水栓を開ける
止水栓を開けるときに確認していた分だけ開けます。交換してみての感想
前回の記事を見返してみると、ちなみにカラン自体ちょっと年季が入っているらしく、水の方も少し水が漏れています。こっちはハンドルの下から水漏れするパターンではなくて、吐水口からポタポタ漏れるパターン。この修理も今回とほぼ同じ手順で、パッキンの代わりにその下に着いているパーツ「コマ(ケレップ)」を交換することになります。
蛇口から水漏れするようになったので自分で直してみた – NOBODY:PLACE
パッキンと同じく高いものでもないので、次の機会に注文しておいて手隙で直してしまいたいと思います。
と書いていてこのとき既にケレップの交換も予定していたようですが、実際に交換するのに4年の歳月を費やしてしまいました。忘れてました。洗面器置いておいたら一晩で半分以上溜まってたのを見てようやく重い腰を上げた感じ。おかげで水漏れも収まって、やって良かったです。早くやれば良かったですね。DIYなんてそんなもんですけどね。
参考サイト
ケレップの交換 | 水栓・蛇口からの水もれ | カク鯛 ~水まわりの困ったを解決~水栓の修理と聞くとハードルが高く感じられるんですけど、やってみると意外に簡単です。緊張するのは止水栓の開け閉めぐらいかな。賃貸マンションなので管理会社に連絡すれば無償で修理してくれるんでしょうけど、パーツは安いし作業は簡単だし時間も掛からないのでトライしてみても良いんじゃないでしょうか。DIYとしてはかなり初心者向けかなーと思います。ぜひ。