G Suite有料化問題 ―― 有償になるGoogle Workspaceに半年の無料期間が

Google Workspace
いよいよ「強制課金」が迫ってきたGoogle Workspace(旧「G Suite」)ですが、先日仕事を始めようとGMailにログインしたら、こんな表示が出てきました







あまりに進まない有償アカウントへの移行にGoogleも業を煮やしたんでしょうか、ディスカウントを提案してきました。僕個人は元々有償アカウントへ移行する予定でしたが(必要経費です)、割引してくれるっていうならそれに越したことはありません。



ディスカウント内容は以下の通り




  • 移行後6ヶ月間無料
  • 6ヶ月経過後から1年間は50%オフ
  • 移行後1年7ヶ月後から通常の課金


単純に「強制課金」を先延ばしにすると結局移行されないことになってしまいますが、これなら今時点でどうしようか迷ってる人でも、とりあえず移行して6ヶ月の間に考えれば良いやとすることも出来ます。なかなか上手い作戦。あんまり引っ張ってもアレなのでGoogleのこの作戦に乗ってみることにしました。



移行手続きは簡単

最低限の情報(名前、住所)を入力したあとクレジットカード情報を入れれば完了です。









注意点としては年払いを選択すると割引が適用されないってことでしょうか。今から1年間のコストを計算すると最初の半年が無料、その次の半年は1ユーザー当たり340円なので合計2,040円になるんですが、年払いだと680円の12ヶ月分8,160円がそのまま請求されます。年払いを選んでもまとめて支払えること以外特にメリットはない(年払いによる割引はない)ので、今のところはフレキシブルプラン(月毎に支払う)にしておいて良いんじゃないかと思います。


フレキシブル プランと年間 / 定期プランを比較する – Google Workspace 管理者 ヘルプ


6/1に予定されている「強制移行」、7/1に予定されている「強制課金」に向けて今後より強力な割引サービスが出てくる可能性は否定出来ませんが、もし移行を予定しているならこのあたりが諦め処かなあと個人的には思います。もちろんユーザーを多数抱えている組織にとってはそう簡単に決断出来ることじゃありませんが……まあ、逆に言えばビジネスツールが今まで無償で使えたこと自体がおかしいんですけどね笑



なんとなく、わかる人にだけわかればいい、「龍が如く0」のスナックなませの店長思い出しました。バブルの時代にはそういうことよくあったんだろうなあ。



龍が如く0 スナックなませ

龍が如く0 スナックなませ