【ランニング】ランニング中に流出する水分量を計測してみた【2021夏】

夏の間、夜走るだけでシャツがぐしゃぐしゃになりすごい量の汗をかいていたので、それが一体どれぐらいの量になるのか継続的に計測してみました。






計測結果

                                         
日時 温度 湿度 走行距離 体重減 給水量 流出水分量
2021/7/25 21:50 27℃ 76% 13.4km -1.8kg +0.4kg -2.2kg
2021/7/26 22:00 27℃ 79% 15.0km -1.3kg +0.6kg -1.9kg
2021/7/27 22:45 27℃ 81% 8.7km -1.7kg -1.7kg
2021/8/1 22:36 26℃ 97% 5.5km -1.0kg -1.0kg
2021/8/2 22:42 28℃ 91% 8.5km -1.9kg -1.9kg
2021/8/15 22:37 24℃ 99% 14.0km -2.2kg -2.2kg
2021/8/16 22:00 24℃ 100% 15.8km -1.8kg +0.5kg -2.3kg
2021/8/17 22:43 24℃ 99% 11.0km -1.9kg -1.9kg
2021/8/19 23:00 24℃ 93% 10.0km -1.8kg -1.8kg
2021/8/20 22:15 25℃ 91% 15.0km -1.8kg +0.3kg -2.1kg
2021/8/21 22:57 25℃ 85% 13.0km -1.9kg +0.5kg -2.4kg
2021/8/23 22:18 26℃ 85% 13.5km -1.9kg +0.4kg -2.3kg
2021/8/24 22:45 26℃ 87% 13.0km -1.7kg +0.5kg -2.2kg
2021/8/25 22:30 27℃ 88% 15.2km -1.8kg +0.5kg -2.3kg
2021/8/26 22:41 27℃ 87% 13.0km -2.1kg +0.5kg -2.6kg
2021/8/28 22:48 27℃ 81% 13.1km -1.7kg +0.5kg -2.2kg
2021/8/29 22:12 27℃ 81% 11.0km -2.2kg -2.2kg
2021/8/30 22:32 27℃ 81% 13.5km -1.9kg +0.5kg -2.4kg
2021/8/31 22:45 24℃ 76% 13.0km -1.8kg -1.8kg



水分量が多くなる原因は 湿度 > 温度 > 走行距離

必ずしもいつも同じ条件で走っているわけではないので比較は難しいのですが、似たような条件であれば湿度が高ければ高いほど発汗量は増える傾向にあります。気温が高いときももちろん発汗量は増えますが、3℃程度の差なら湿度が高い方が発汗量は増えるようです。例えば雨上がりのあとに走ったりすると、雨のおかげで気温が下がり走っている間は「走りやすいな」と思うのですが、雨上がり直後は湿度が100%近くになり発汗量は非常に増えます。涼しいなと思って油断している分、水分補給が遅れがちであとでしんどくなったり。

走行距離に関しては当然長く走れば走るほど発汗量は増えるのですが、短い距離(例えば11km)でも2kg以上の発汗量の日もあり5km程度ではなかなか差が出ないという印象です。10kmと20km、30kmだったら途中で給水もするでしょうしかなりの差が出るだろうとは思いますが。本当は20km以上走って比較の対象にしようと思っていたんですが、タイミングが合わないうちにかなり涼しくなってきてしまい、計測できませんでした。覚えてたら来年また計測してみたいと思います。



15km以上走るときは初めからドリンクを持っていった方が良さそう

給水をせずになるべく長い距離を走れるようになろうということで、夏以外の季節に関しては20km未満の場合はドリンクを持たずに走ります(小銭だけ持ってヤバいときは現地調達)。ただ夏に関して言うと15km前後で発汗量が止まってるように見え、裏を返せばその辺りで体内の水分が十分に減ってしまっているということでしょう。実際走っていても口の渇きを感じたり、脚のだるさを感じたりしているので、その辺りが水分量的には限界なのかなと。

15km以上走るときにはドリンクを持って走りだして、5kmごとに給水するなどした方が安全かも知れません。ドリンクを持って走るの、めんどくさいんですけどね。それ用のホルダーを付けて走らなくちゃならないし。でもまあ、安全と引き換えにと言うわけにはいかないので今後は留意したいと思います。