調理師免許取得に向けて 4/4(試験対策編)

フランベのイラスト
試験当日まであと2週間となったところからは、試験対策に入りました。いよいよって感じです。







基本は予想問題と過去問

参考書での勉強を続けるだけでもよかったのですが、「学習編」で実感したとおり書籍によって難易度(求める情報の細かさ、深さ)に差がありすぎ、学習としてはとても面白いものの試験対策としては過剰(または不足している)と感じました。結局のところ大事なのは試験に合格することなので、予想問題で最新の情報をキャッチアップしつつ、過去問で傾向を把握するという感じでいこうかなと。まあ要は、大学受験と同じですよ。


予想問題

ユーキャンの問題集の巻末に付いて来た「予想模試」を利用しました。






ユーキャンの問題集の方は「学習編」でも書いた通りマニアックすぎてかなり戸惑いましたが、予想模試の方は基本に忠実に上手く調整された模試になっています。試験を受けた後に振り返っても良く出来てたなーと言う印象です。2回分あるので感触をつかむのにもちょうど良いですし、オススメできます。

……模試がこの出来だとすると、問題集の方の重箱の隅をつっつくような無駄に細かい構成はわざとやってるってことになるわけですよね。。ユーキャンが何を考えてるのかさっぱりわかりません(笑)


過去問

調理師試験は都道府県単位で行われているんですが、実際に問題を作成しているのは調理技術技能センターと関西広域連合だけなので、その2つの直近の問題をとけば十分です。調理技術技能センターの方は過去問ページがあるんですが、関西広域連合の方は試験終了と同時に試験案内のページが削除されてしまい、そのページにしか過去問へのリンクがない(過去問PDFファイル自体は残っているので直リンクは可能)ので現在は閲覧不可です。幸い、過去問について保管してくれているサイトがあったので、そちらを紹介しておきます。調理技術技能センター、関西広域連合、両方の過去問が閲覧できます。

調理師 過去問 | ゴモン



試験対策のやり方

やり方は簡単で、参考書などを何も見ずに模試として一通りといてみること。そしてその後答え合わせ。それだけです。時間は……本番もどうせ余るでしょうから、別に計っても計らなくてもどちらでもよいです。

失敗しがちなのは、模試や過去問を解いて点数を出して「よくできた」「出来なかった」で終わらせてしまうことです。本番はそれで良いんですけど今はまだ試験勉強中なので、出来なかった問題や、はっきりとはわかってないけどなんとなく正解した問題について振り返り、復習することが大事です。ぼんやり正解しちゃった問題って、本番で表現がちょっと変わったり選択肢が変わっただけでわかんなくなっちゃうんですよね。あかんやつ。


模試や過去問を余裕で解けるようなら本番も大丈夫。自信を持って臨みましょう!



試験当日

試験の流れ

  1. 試験開始
  2. 問題にチェックを入れながら最後まで一通り見る
  3. 正解を確信できている問題以外について、出来るだけ候補を絞り込む。1つに絞り込めない場合は後回し。
  4. もう一度最初から見直して、絞り込めなかった問題の回答を決める
  5. 正解を確信できている問題を含めてもう一度確認
  6. マークシートに書き込む
  7. 終了、退室


持ち物を忘れないとか、時間に余裕を持っていくとか、名前を必ず書くとか、マークシートがズレないように気をつけるとか基本的な注意事項はありますが、まあその辺はなんらかの試験を受けたことがある人ならわかると思うので割愛。



調理師試験は100点満点中60点取れれば合格です。正直いってめちゃくちゃハードルは低いんですが、注意するべきこととして「全6分野まんべんなく得点する必要がある」というのがあります。例えば4問しかない食文化概論で1問しか取れないとちょっと厳しい(まあたぶん大丈夫だけど)。問題数が少ない分野ほど慌てず慎重に解くのが大事です。あとは所詮4択なので、はっきりと正解を確信できる問題以外は問題の方にチェックだけしておいて一旦後回しにすると良いです。慌てて答えを決める必要はないし、勘に頼るのは最後で良い。

またマークシートを利用した試験全般に言えることですが、マークシートに書き込むのは答えが全部決まってから。マークシート上で消したり書いたりするのって結構面倒くさいんですよね。雑に消すとエラーになったりするし。なので、マークシートへの書き込みは最後の1回だけ。それまでは問題の方に書き込んで済ませます。



ここまでやれれば十分でしょう。これを読んだ誰かの合格を祈ります。がんばれー