【ニュースから】京都府への緊急事態宣言発出が決定。飲食店での酒類の提供禁止か

クラフトビールのイラスト
えー。



京都府の西脇隆俊知事は22日、政府に要請した新型コロナウイルス改正特別措置法に基づく緊急事態宣言が発令された場合、酒類の提供禁止を求めるなど飲食店への対策を強化する考えを明らかにした。具体的な内容は政府の方針を踏まえ、23日にも対策本部会議を開いて決める。

(中略)

西脇知事は「非常に厳しい措置だが、酒類の提供禁止は感染防止にとって良いと思っている」と語った。地域や時間を限定するのかなど詳細は調整中という。

飲食店への休業要請については「全面的にやるのは難しいのではないかと思う」とする一方、アルコール主体の店などを念頭に政府の方針次第では実施する可能性を示唆した。

(中略)

関西広域連合では、宣言発令を要請している京都、大阪、兵庫の3府県を対象に「生活維持に必要な場合を除いて外出しない」「飲食店などでの時短営業や酒類提供の禁止」「多くの人が利用する集客施設でのイベント開催の延期・自粛」を求めることを決めた。

 また政府は、新型コロナウイルス改正特別措置法に基づく緊急事態宣言を、東京、京都、大阪、兵庫の4都府県に対し、期間を4月25日から5月11日として発令する方向。

酒類の提供禁止、京都府も 25日から緊急事態宣言発令の方向|医療・コロナ|地域のニュース|京都新聞


いろいろ情報がある上に流動的なんですけど、簡潔に書くと、


  • 期間は4/25(日)から5/11(月)
  • 生活維持に不要な外出はしない
  • 飲食店は時短営業、酒類提供の禁止
  • 飲食店への休業要請の可能性もある(政府の方針次第)
  • 多くの人が利用する集客施設でのイベント開催の延期・自粛


僕が今働いている飲食店はクラフトビールの提供をメインに据えた「ちょっとした料理もあるバー」なので、酒類の提供を禁止されたらそれはもう休業要請とほぼ同義です。前に働いていた店も自家醸造ビールの提供をメインに据えた「本格イタリアンも食べられるレストラン」だったので、そこでもやっぱり酒類提供禁止は休業要請とほぼ同義。まあレストランの方はフードメインに切り替えることも不可能ではないけれど(収益性はかなり下がるとしても)、バーの方はお酒を抜いたら存在意義が9割減といってもいいすぎじゃないと思うし、もしかすると休業になるかもしれないなあ……やれやれだぜ。


「なんで飲食店ばかり」という人もいるけれど、飲食店で働いている人ならわかると思うんですが、こんな近距離でお互いに飛沫をかわしあうシチュエーションて社会にあんまりないですよね。来店されるみなさん気を遣ってくれていますし、飲食店側も最大限の対策をしてはいますけど、でも口を開けずに飲食は出来ないし、会話の全くない食事というのも現実的じゃない。その上病院や公共交通機関といった「社会に絶対存在していなければいけない」ものほどの重要性はないですし、キツいけど、狙い打ちにされても仕方がないかなあと思います。



自分でコントロール出来ることにだけコミットする

スポーツ始めいろんなシチュエーションでいわれていることですね。アンガーマネジメントでもこういうことを考えるのかもなと思ったりもするんですが、不満や不安というのは往々にして自分がコントロール出来ないことにこだわり続けることで生じます。感情としては理解出来るけれど、現実的にはやっても仕方がないことです。特に新型コロナウイルスのように、誰も悪くない、誰もコントロール出来ない状況に対して不満を抱くのは、精神衛生上、非常に悪い。


自分でコントロール出来ることにだけ集中しましょう。

コントロール出来ないことは忘れましょう。それについて文句を言っても仕方ありません。諦めましょう。


例えば僕にとって自分でコントロール出来ることは、フリーランスの仕事の準備をするとか、新しいプログラミング言語を学んでみるとか、飲食の勉強を進めるとか、気になってた料理を作るとか、体力増進を目的にランニングの負荷を増やすとか、諦めて積ん読を消化するとか、積みゲーを消化するとか。しょうがないですよね。楽しくはないけど、楽しんでいきましょう。