新しい飲食店で働くことになりました

料理をするシェフ・コックさんのイラスト
【お仕事近況】2021年3月(その2)」の中で書いた通り会社による採用時の約束の反故があり、退職を決めて求職活動をしていました。反故を決定づけた「取締役による却下」が通達されたその日(3/16)にすぐ求職活動を始め、運良く翌日には面接をしたいというオファーをいただきその3日後に面接、面接2日後(3/22)に採用が決定しました。早い。「取締役による却下」判明から次の仕事が決まるまで僅か6日。超早い。


ラッキーだったのは僕のキャリアに記載された店をマネージャーの方がすべて知っていて、しかもそれぞれがきちんとした仕事をしている店だと言うことを理解いただいていたこと。そうなんですよね、偶然ではあるんですけど、どうでも良いような飲食店では働いていなくて、こだわりを持ってきちんとした仕事をしている店ばかりを経験してきたので、見る人が見ればわかるそんなキャリアになってます。アルバイトなので店への貢献度は限定的かも知れないけれど、振り返ってみてもまあかなり良い仕事してきたよなという自負はありますし、それが評価されたことは素直に嬉しい。

新しい店ではゆくゆくは新しいメニューの開発にも参加していって欲しいといわれていて正直プレッシャーなんですけど、じゃあそういうの出来ないんですかと言われればまあ出来るよねっていう感じでもあり、まさに新しいチャレンジ。不安な気持ちを今はまだ楽しみが上回っています。マネージャーの方曰く「楽しく働くことを大事にしてる」ってことなので、僕もその中で楽しんで働けたら良いなと感じています。


初出勤日は4/9(金)。頑張るぞー



現職場その後

採用が決定されたあと、直属の上司から「時給の件、会社に掛け合って何とかなりそうです」という報告を受けましたが、申し訳ない、一歩遅かったです。それを最初の時点でやってくれてたら僕は辞める必要がありませんでした。だって今の職場だって僕はかなり気に入ってますからね。会社は経営会社も運営委託されている会社も下の上ぐらいだけど、キッチンスタッフは皆若く意識が高くスキルもあるとても刺激的でかつ楽しい職場であり、僕もかなりの仕事を任せてもらって充実した時間を過ごせていたので。

一瞬、上司の気持ちに応えて転職を辞めようかと迷いましたが、でもね、会社は変わらないからね。「何とかなりそうです」ってだけで「いつからいくらで」という具体的な話はないし、また取締役による朝令暮改がないとも限らない。信用出来ない。「今は良くてもきっとその先はないよ」という奥さんのアドバイスもその通りだと思ったし、新しいチャレンジのために退職を決めました。


いやー、実際の話、今の職場現在絶賛超人手不足中でして、しかも人がいないんじゃなくて会社から「経営やばいから人件費削れ、人入れんな、新規も雇わん」と言われる中、残された社員が懸命に働き、アルバイトもそれを全力でサポートしている状態で、その影響で僕もポジションを複数またがった業務をこなしながら仕込みまで手伝うってことをしてるんですけど、そんな中で辞めるってさすがに申し訳なさ過ぎる。でもまあ、仕方ないのよね。ただのアルバイトだと思って(会社が)適当に扱った結果がこれなんでね。


今の職場で働くのは4/8(木)が最後。それまで残り4回、全力で働きます。僕みたいな常に全力で働かないといけない人間に「レームダック」なんてありません。最後まで全力で駆け抜けて、次の職場に気持ち良く移れるように。



あとは、これをサポート出来るフリーランスエンジニアの仕事が決まれば完璧なんだけど……なかなか決まらないなあ。選り好みしているつもりは全くないんだけど、こっちはこっちできちんとしたキャリアを作れてないってことなんでしょうね。世知辛いぜ。