大阪ガス「ベースプランA-G」と「スタイルプランP」を比較検討してみた

何年か前に電気料金の見直しをして、関西電力から大阪ガスに乗り換えてかなり安くなりました。大阪ガスの使いやすいメニューで、電気料金とガス料金両方確認出来るし、非常に便利になって満足しているのですが、大阪ガスには単純に電気とガスを両方面倒見るプラン「ベースプランA-G」のほかに、Amazonプライム会員が付いてくる「スタイルプランP」というプランがあります。義実家ではこのプランに入っていてお得だと言っていたので、少し検討してみました。



「スタイルプランP」を選んでこなかった理由は

これまで「スタイルプランP」の存在を知らなかったわけではありませんが、プラン変更(大阪ガスの用語では「メニュー変更」)は検討してきませんでした。その理由は「ベースプランA-G」に比べて「スタイルプランP」の方が、使用量単位当たりの料金が若干高いからです。


ただ改めて調べてみると、その差は思ったより大きくないことが解りました。
240kWhというのは直近1年間の我が家の平均電気使用量です。


「ベースプランA-G」の場合

  • 最低料金 …… 285.00円
  • 15kWhをこえ120kWhまで …… 20.31円/kWh
  • 120kWhをこえ350kWhまで …… 24.90円/kWh
  • 350kWhをこえる分 …… 27.83円/kWh

240kWh使用時の最低料金と電力量料金の合計 …… 5,405.55円/月
上記から計算した年額 …… 64,866.6円


「スタイルプランP」の場合

  • 最低料金 …… 590.74円
  • 15kWhをこえ120kWhまで …… 20.56円/kWh
  • 120kWhをこえ360kWhまで …… 24.98円/kWh
  • 360kWhをこえる分 …… 29.29円/kWh

370kWh使用時の最低料金と電力量料金の合計 …… 5,747.14円/月
上記から計算した年額 …… 68,965.68円




電気料金の差額は約4,100円

実際に請求される電気料金は、この電力料金に燃料費調整額、再生可能エネルギー発電促進賦課金が加算されますが、双方とも使用量で変化する料金なので、請求額の差も約4,100円になります。これに対してAmazonプライムの年会費は4,900円なので、「ベースプランA-G」から「スタイルプランP」に変更した場合でも、年額800円ほどお得になることがわかります。関西電力から「スタイルプランP」に変更した場合ならもっとお得になるはず。


なるほど……上手く出来てるなあ。人気があるのがよくわかりました。



最後の検討ポイント

我が家的に解決しなければならない点があるとすれば、今現在Amazonプライムは僕が個人的に契約して料金を支払っていて、利用しているのも圧倒的に僕が多いということです。家の人は「別に良いよー」と言ってくれそうですが、4,100円を家計に丸々負担させるのはさすがに心苦しい。ただでさえ在宅勤務で電気使用量が40kWh/月(電力料金換算で1,000円程度)ほど増えているのに。

いやでもそうか、「スタイルプランP」に変更した上で僕が家計にAmazonプライム年会費分を入れることにすれば、家計としては実質的に800円得することになり、在宅勤務で増えた分の電気料金を8割まで補填出来ることになるわけで、それならば、僕は在宅勤務で電気料金が上がったのを気にしなくて良くなる、家計は電気料金が実質的に減るってことでWin-Winじゃないか。

手続きは面倒くさいかも知れないけど(既存のアカウントとの連携とかどうやるんだろう)、まあそれは僕はやるんで問題なし。



結論

前向きに検討したいと思います。とりあえず家族会議だなー。
(手の内は全部ここに書いてるので会議もなにもないけど)