「内閣支持率」のグラフを更新しました。(2020年3月のデータを掲載)

国会議事堂
内閣支持率のグラフを更新しました。



使用データ

政治意識月例調査 | NHK放送文化研究所



内閣支持率



44 → 45 → 43

支持率だけ見ていると誤差の範囲内ですが、不支持率が「38 → 37 → 41」とじんわり上昇しています。言うまでもなく新型コロナウィルスとそれに伴う経済打撃によって日本全国にストレスが掛かっているということなんでしょう。個人的には安倍内閣および日本政府、官公庁の対応にめちゃくちゃに瑕疵があるとは思っていませんし、状況が改善しないことに不満があってもそれを誰かにぶつけるのは間違ったことだと思っていますが、そう感じてしまうことも理解は出来ます。人間てそういうもんですよね。

たまたま次の寄港地が日本だったと言うだけの理由で豪華客船を押しつけられ、その感染者数が日本の感染者数としてカウントされ、世界各国から謎のバッシングを受けた日本でしたが、それから何週間が経ち日本とは関係ないところで感染が広がり食い止められないヨーロッパ各国の状況を見ると、日本への評価もまた将来変わるんじゃないのかなと思っています。もちろんまだまだ全く予断は許さないわけですが……

個人の勝手な考えではありますが、今現在決して経済大国とは言えない我が国がまだ経済大国だった頃に整備した医療施設、設備、国民皆保険、研究施設、そういったもののおかげで今の防疫体制があるんだと思うんです。今の経済状態でこれを作れと言われたら難しいし、死者はもっと出ているかも知れません。そういう意味で先人の努力と遺産に感謝しつつ、今後の未来を切り拓いていきたいと思います。


安倍首相におきましては、東京オリンピックと並ぶ「安倍首相 最後の仕事」として、なんとか日本を安定へ導いて欲しいと願うばかりです。



政党支持率



社会の不満が与党に向かうのは仕方がないことかも知れません。担当大臣はみんな与党所属なわけだし。ただしかしその分野党が存在感を増しているかというととてもそうは言えず、微増ないしはむしろ支持を減らしている状況です。理由はいわずもがな、緊急事態に必死に対応しようとしてそれでも上手く行かないことがあり批判を受けている与党に対し、野党はただ足を引っ張っているだけに見えるからでしょう。与党や安倍首相にある問題について追及すべきではないとは言いません。問題があるなら徹底的に追及していただきたいですが、しかしそれが今この場所で行われるべきなのか?それがわからない野党議員はちょっともうね。国民が今一番望んでいることは何なのか、わかってらっしゃらないのでしょうかね。

国民民主党はバックに連合がいるわけだし、物資サポート的な面でもっと存在感を出せるんじゃないのかな。共産党だって今やれることないのか。困っている市民は山ほどいるし、都道府県、市町村から引き出せる援助は山ほどあるんじゃないか。それともあれか、これは日本政治が動かない理由かも知れないけれど、非常時にさえ金を引っ張って来れないからいつまでも野党なのか?与党に賛成しろとは言わないので、この非常事態に野党は野党で存在感を見せて欲しいと思う次第です。


なお完全に余談ですが、N国党の支持率が0%になりました。泡沫政党であっても政党要件を満たしている限り、なかなか0%まではならないんですが。党首はあいかわらずやってることがよくわからないし、ワンイシュー政党なのにその方面で進展は全くない(もっというと存在を無視されてる)し、忘れられるのも仕方ないかも知れませんね。