ロング走で鍛えられるのはまずメンタル
ロング走やると体力的な疲労もさることながら、距離によって2時間、3時間の時間を取られてしまうのがキツい。気をつけないとあっという間に寝不足です。ですが、回数を重ねると距離に対する恐怖感とか気後れみたいのがなくなってきます。それがいい。例えば1/12に走った30km走は、「ビルドアップ走」の予定で最初は6分15秒/km前後とめちゃめちゃゆっくり入り、15km過ぎからと20km過ぎぐらいからの2回に分けてペースを上げて、最後2kmは余裕を残した状態で5分29秒/km。最終的なタイムは2時間59分でした。このままのペースで残り12.2km走り切れればタイムは4時間6分あたり、念願のサブ4までもう少し。そういう「練習ではあそこまで行けたなー」みたいなのが、当日走ってる間に心の支えになるんですよね。走ってる間はほんと色んなこと考えてずっと不安だからなあ。
本番に弱い僕としては練習であらかじめサブ4出しておいてちょうど良いぐらいなんだけど、それはねー。仕方ないよね。もちろんそうありたいと思って、いつもタイムを出すようにしてはいるんだけど、でもことロング走に関しては、毎月コンスタントに100km走るようになってまだ3年目(2017年11月から)のランナーにはそこまでの余裕はないです。
実はタイムを出すロング走をスキップしてる
とはいえ、本来メニューとしてはタイムを出すロング走が組まれてはいたんです。1/18(土)に予定していた「ペース走 20km」がそれで、本番と同じペース(小出式の場合それはサブ4ペースである5分40秒/kmではなく、後半追い上げ型での後半ペース5分30秒/kmのこと)で20kmを走りきるというものだったのですが、1/11のタイムトライアル5km3本と翌日1/12の30kmの疲労が残っていたのと、それを解消すべく行っていたその週の深夜勤務後のjog、および1/16のタイムトライアル10kmが重くて「ペース走 20km」までメニューを消化できなかったんですね。これがきちんと消化できてたらもう少し自信持てたかなあとも思うんですが、でも直前に怪我したら元も子もないのでね。実際、今現在左足首に若干の不安があるし、週初めにはWSによる筋肉痛もあったし、そもそもフルマラソン2回連続でコンディショニングの失敗してるし。スキップは残念だったけど休んで正解だったかなと思ってます。不思議と本番の方が良いタイムが出る
本番の方がタイムが良いってそれだけ練習で追い込んでないからだと言われればその通りなんだけれども、本番はコースが用意されるという走りやすさもあるし、応援してもらえる、レースだっていうテンションの高さもあるし、どうしてもね。良いタイムが出るよね。その分、実力を超えて飛ばしてしまうという危うさもあるんだけれども。そのあたり、念頭に置きつつ調子に乗りすぎず楽しんで行けたら良いな。2020年は走るぞー。