スイッチオフ

ジョギング jogging
仕事中にスイッチが切れることってあんまりないんですが、先日夜のレストランでの仕事中、残り1時間というところで脳のスイッチがオフになりまして、オーダー業務はなんとかこなせるものの細かい作業でミスしたり、テンションが急に下がって仕事が嫌になったりネガティブになったりして焦りました。淡々と掃除を片付けて定時から20分ほど過ぎて上がり、淡々と着替えて帰途に。



帰り支度をしている途中で、これは単に「嫌なことがあって嫌な気分になっている」のではなくて、水分か栄養かが足りなくて脳が機能停止を求めているんだってことに気付いて、コンビニに寄って生チョコモナカアイスを買って食べたら治りました。甘いものってすごいなあ。リアルにメンタルに効くのな。要は暑くて朦朧としていたのに加え、血糖値が下がって軽いハンガーノックのような状態になっていたみたいですね。自転車旅行中にマジでハンガーノックになったことはあるけれど、仕事中にこんな感じになったことはなかったので、驚き。

考えてみれば、前日夜に22km走ってたんですよ。筋肉的な疲れはそれほどでもなく、夜の仕事に入る頃には足の疲労も抜けてたんですが、そうなるに至るまでに体は結構エネルギーを消費していたようで、正常な活動のためには後もう少しカロリーが必要だったということのようです。ハードな運動をした翌日の状態について「体が食われる」という表現を個人的に使うことがあるのですが、今までは主に体重的な意味で使ってました。でも慣れてない場合にはリアルにエネルギー持っていかれるんだなと。


22kmはまだ「お試し」であって今後は30kmのロング走をメニューに入れていきたいし、ロング走に慣れていけばこういうこともなくなっていくだろうとは思うんですが、まだまだ慣れていないし、頻繁に20kmとか30kmとか走るのであればエネルギー補給も考えた方がいいんだなと実感しました。無計画に食べると太るだけなので、食べれば良いってわけじゃないけど。走るって体1つだけで出来るシンプルなスポーツなのに、考えることほんと多いなあ。



ちなみに

「ハンガーノック」って今では日本でしか使われていない用語らしいですね。英語では「Hitting the wall」(壁に当たる)って言うらしいです。そうだったのか。