ノートパソコンもサブスクリプション型にならないかな

パソコンのキャラクター(ノートパソコン)

昨日、ノートパソコンの寿命について書いていた時に思ったんですけど、ノートパソコンとサブスクリプション型のビジネスモデル(いわゆる定額モデル)って結構相性良いんじゃないでしょうか。イメージとしてはAWSのEC2。




「AWS」ってのはAmazonが提供している、サーバーなどWebに関するサービス群のことで、「EC2」というのはその中のサーバーレンタルサービス。レンタルといっても物理的にパソコンを貸すのではなくて、Amazonが所有しているサーバー群の中に仮想敵にサーバを作ってその領域を貸してもらえるというイメージ?スペックによって料金が違います。従来の物理的なサーバを借りるのとの違いは、機械のメンテナンスをAmazonが全部やってくれることです。壊れたら自動的に他のサーバに移動してくれるし、機器の更新もしてくれます。借りる方は開発に集中出来てとにかく便利。

個人的にお世話になってるものでいうと「ATOK」なんかも今はそうですね。毎年パッケージを買う代わりに、月額324円の定額制で、自動的に常に最新版の「ATOK」が使える。複数の端末にインストールも出来る(同時に使用しなければ)。僕みたいなATOK Loverにしてみたら天国みたいなサービスです。最高。



ノートパソコンもそういう風にならないかなって思うんですよね。

年間定額を払ったらノートパソコンを貸与してもらえて、定期的にスペックアップされる、データはスナップショットを取ってコピーするだけで移行OK、メンテナンスもしてもらえる、みたいなサービス。10万円でノート買って5年使うことを考えると、最低でも1ヶ月2,000円ぐらいからになるのかな?単純なリース契約やメンテナンス契約ではなくて、安定性と最新スペックを保障してくれる感じの(もちろんアプリケーション的な事情でOSなどソフトウェアのスペック変更は選択出来ると良いけど)。

ノートパソコンを購入するのと同じ感覚で契約出来て、使用者はそのノートパソコンを使うことだけに集中出来て、社内に管理者を置く必要も無くて……みたいな。ネックは、移行の面倒くささか。Windowsがもっと、データの移行を念頭に置いて設計してくれたらいいのになあ。Appleが出来てるんだから、Windowsデモ出来ると思うんだけどなあ。iPhoneの引っ越しとか超楽だし。



技術的には課題もあって簡単ではなさそうだけど、でもノートパソコンにサブスクリプション型ビジネスモデル、ありじゃないですか。出来ればスタートアップとかじゃなくてメーカーが直々にそういうビジネス始めると面白いと思うんですけどね。誰かやりませんかね。日本じゃ難しいかな。