何でも「よろしくお願いします」で締める文化

Eメールを送る男性のイラスト
これ昔からすごい不思議だったんですけど、昼間行っている会社にはメールのやりとりでは最後に「よろしくお願いいたします」を付ける習慣があります。別に社内ルールがあるわけではなく、誰かがそうしようと言ったこともないはずなんですけど、今やみんながやってます。



例えばこんな感じ。


冷蔵庫横にあるレーザープリンターが故障しました。
近日中に修理予定ですので使用しないでください。

よろしくお願いします。

修理が完了しました。
これまで通り使用できます。

よろしくお願いします。


日本語としておかしくはないです。別に。ただ必要ではないですよね。

最近の文化はLINEやSMSの文化を反映して用件だけを書くというものになっているみたいですが、ビジネスメールでそれはやり過ぎだとしても、社内のやりとりに関してはもう少し簡素で良いんじゃないでしょうか。具体的には上のメールの「よろしくお願いします。」は要らない。

こんなのもあります。


了解しました。

よろしくお願いします。


いやそれ「了解しました。」だけでいいんじゃないですか。誰かの報告に対して了解したのは伝わるけれど、「何を」よろしくお願いしているのかさっぱりわからない。多分手癖で打ってるだけなんでしょうけど……


こういうの、ぶっちゃけどっちかにして問題が起こるようなことではないし、止めることで得られるメリットも説明出来ないから変えるのはなかなか難しいんだけど、誰も彼もが意味なくよろしくお願いしていることに気付いてしまうとすごい気持ちが悪い。自分だけはそういうの止めようと思って、メールから「よろしくお願いします」をなるべく排除するようにしてるんですが……社内の文化は変わりませんね。


今後は用件だけを書けばよく、締めでよろしくお願いしなくても良いといった感じの文化になっていって欲しいなと思っています。

よろしくお願いいたします。