睡眠時間を伸ばしたら体重が減った

睡眠中に猫に乗られる人のイラスト(女性)
以前、睡眠不足だと太りやすくなるようだという記事を書きました。


太りやすいのは睡眠不足のため? | mutter

眠っている間にホルモンの働きによって脂肪が分解されてエネルギーになったり、睡眠を十分に摂ることで食欲を抑えられたり、するそうです。執筆時点での僕の平均睡眠時間は、週末昼まで寝ているのを考慮しても1日5時間を切るレベル(4時間40分ぐらい)であり、運動をしているのに体重が減らない要因として睡眠不足も関係ありそうでした。


2018年12月まで




その後仕事の仕方を少しずつ変えてなるべく睡眠時間を伸ばすようにしていったのですが、2018年内はなかなか生活スタイルを変えられず睡眠時間は短いままでした。


2019年1月




2019年に入って京都マラソンが近付いて、1ヶ月間お酒を飲むのを止めました。僕がお酒を飲むのはだいたい0時ぐらいからなので、お酒を飲む=睡眠時間が短くなるということになります。お酒を飲むのを止めたことで、寝る時間が早まり睡眠時間が少し長くなりました。
(1月末に風邪で1日中寝ている日があるので平均は少し長くなってると思います)


2019年2月




京都マラソンの最後の調整、また京都マラソンが終わってしばらく運動を控えました。僕が走るのはこれまた深夜22時から2時ぐらいが多いので、走ると言うことはすなわち睡眠時間が短くなると言うことになります。これがなくなったので、さらに睡眠時間が長くなりました。



結果どうなったか?

夜寝る前に量った体重と、朝起きたときに量る体重の差が明らかに大きくなりました。例えば睡眠時間が4時間半ぐらいだと、減って300グラムとか。体重量ってから寝るまでの間に水を飲んだりすると体重が変わっていないというようなこともよくありました。体が燃焼するモードに入る前に起きてしまっている感じです。

一方で、平均6時間半寝ている現在はどんな感じかというと、ある日夜寝る前に体重を量り、水を飲んで寝て起きたら体重が1.5kg減ってました。もちろんそれは極端な例ですが、これを書いている今日も、昨日の夜体重を量って水を飲んで寝て起きたら体重が900グラム減ってました。運動しているわけではなし、ただ寝ているだけなんですが……

フルマラソン後の休養期間ということで運動していないので、日々筋肉が落ちていっている可能性はあります。なので単純に「寝れば痩せる!」ということだけではないような気もしますが、それにしても睡眠時間が短い時間は月に200km走ってもほとんど体重落ちなかったのに、睡眠時間を長くしたら走る距離が減っている(=消費カロリーが減っている)にもかかわらず体重減り放題って……人間の体ってよくわからないもんですね。毎日走っていてその負荷に体が慣れている面はあるにせよ、カロリー消費したら痩せてくれても良いのに。いや考え方を変えると、睡眠時間が短い僕の体は、走ってカロリーを消費したり筋肉を酷使したりしてもそれを修復する時間が十分与えられていなかったということかも知れません。修復を行わないから、それに使う資材が減ることもなく、体重に影響がなかったのかも。なくはない。


結論:寝る。なるべく。

仕事が多忙である上にやりたいことがたくさんあって昔から睡眠時間を犠牲にしがちなんですけど、さすがに4時間半平均はまずいし、せめて平均6時間は眠るようにしたい。かといってお酒を飲むのは止めたくないし、走るのも続けたいし、じゃあ何を削れば良いんだよということではあるんですが、それはもうメリハリ付けて行くしか無いんでしょうね。今日は何もせずに早く寝るとか、今日は走りに行きたいからやること早めに終わらせておくようにするとか。なかなか難しいですが、上手いバランスを見つけるようにしたいと思います。


痩せるためにはどうしたらいいか?2019

  • 食生活の見直し
  • 定期的に運動する。出来れば筋トレと有酸素運動を組み合わせる。
  • よく寝る