コンビニ大手3社の受動喫煙防止に対する施策の違いについて問い合わせてみた | mutter
記事を準備していた日の時点ではファミリーマートから回答いただけていませんでしたが、掲載に合わせるように回答をいただきました(質問から6営業日後)ので、改めて掲載します。
回答その3:ファミリーマート
この度お送り頂きましたファミリーマート店舗の店頭灰皿付近
における喫煙状況等に関するご意見とご質問を拝見致しました。
私どもファミリーマートでは、店頭における煙草の煙に関して
ご指摘をいただいた際は、実状を確認し各々の店舗の状況に応じて、
注意喚起、灰皿等の設置場所の見直し、または設置の中止など、
それぞれ対応をとっております。
今回の鈴木様のご指摘は特定の1店舗における事象でないことは、
重々承知致しておりますが、社関連部門と共有し今後の参考とさせて
いただくとともに、個別にご指摘を賜りました「ファミリーマート寺町
綾小路店」をはじめとする京都市内の店舗を統括する営業担当部門に
申し伝えさせていただきたく存じます。鈴木様におかれましては、
貴重なご意見を賜りましたこと、重ねて御礼申し上げます。
簡単に言うと、店舗に応じた対応はそれぞれ取っているけれど、ファミリーマートとしてこうであるという統一した見解はなく、各店舗を統括する営業担当部門がそれぞれ適切に対応しますということのようです。ファミリマートとしては精一杯回答してくれたのだとは思いますが、同業他社であるローソン、セブンイレブンがはっきりと「路上喫煙禁止」「受動喫煙防止」に言及しているのに比べると、イマイチ意識の低い回答であるといざわるを得ません。こっちのご健勝なんかお祈りしてくれなくて良いので、きちんと質問に答えて欲しかったなあ。
ファミリーマートに意識の低い店舗が多いのも、こういう組織の脆弱さが反映されてるんだろうなあと思う次第です。もちろん、地域の営業担当の長がそういうことに対して積極的であれば、その地域では受動喫煙防止に積極的になってくれるということなのかも知れませんけど、そんな属人的な対応ではなあ。予想はしていたけれど、ちょっと残念な回答でした。
報告は以上です。