そばつゆ、返しを使った料理。

6/3 夜、返しとそばつゆを仕込む。
そばつゆには、多分4月末頃に仕込んだ返しを使う。
いつもと違うのは、出汁の方で、いつもは昆布と鰹節だけなんだが、
干し椎茸が案外安かったので、それを水で戻して昆布と一緒に入れて見た。

…うーん、どうなんだろう。
や、椎茸は凄く美味そうだし、美味そうな匂い、味もしてるんだけど、
もの凄く濃く、味、香りがついちゃって、コレは好きずきかもなぁ、と。
まだ、実際につゆとして使って食べてないから、何ともいえないけど。
ただ、美味しいのは確実。
そばつゆだけで飲んでも多分、美味い。

返しの方もいつもと少し変えてみた。
以前、『みりん』と『みりん風』のあまりの違いに驚愕したけれども、
今回は砂糖を変えてみた。
今までは普通の上白糖だったのだけど、今回はザラメを使ってみた。
違いは…正直よくわからん(苦笑)
分量的に、若干甘みが足りなかったようだ。
と言ったって後から足すわけにもいかないし、とりあえず今回はコレで。
例によって日本酒の瓶に入れて『冷暗所』に安置。
んー…返し用の壺(梅干しつけるようなヤツ)買った方がいいかなぁ…
空気と混じらないとダメだからなぁ。
通販で買うか。。。


ところで、大量に仕込んでいる返し、そばつゆ。
一応全部食いきってるんですけど、さすがにねぇ。
そばだけで生きるわけでも行かないんで、使い切るにも限度ってもんがある。

返しは、きちんと管理すれば年単位で保つので、使うときだけそばつゆにしてやれば、長く使える。
まぁそれはそうなんだけど、出来ればせっかく気合い入れて作ったんだから、
何か他の料理にも使いたいじゃないか。

自分的には、醤油よりまろやかに味が柔らかくなるので、
『和風』アレンジに使ったりする(和風たらこスパゲティとか)んだけど、
そうそう、おでんの時も使ったと思う、
出来ればなんかね、レパートリーを増やせれば、と。

そういうわけで、ちょっと検索してみた。


そばつゆ
http://www1.seaple.icc.ne.jp/hirasaka/sobajiru/sobajiru.htm
Mayumi2さんという方のサイトの中に、そばつゆを使った料理、
料理のそばつゆを使ったアレンジが載ってます。
そばつゆと酒を混ぜて使ったり、薄めたり、風味として使ったり。
『鶏肉の照り煮』…激しく食いたいんですけど。


めんつゆ学科
http://www.higeta.co.jp/sho/mentuyu4.html
関東の醤油会社である、ヒゲタしょうゆホームページ内、
ヒゲタ雑学大学』の、『そば・うどん学部 – めんつゆ学科』。
かえし、そばつゆの作り方等も載っています(ただ、分量が…桁が違うんですけど(苦笑))
次作るときは生返しも良いかもしれん。
で、その中に、『本がえしを使った料理』というヤツが。
カツ丼とか、天丼とか、肉じゃがとか…和風ドレッシングとか!
やっぱり、味わいのある醤油としての使い方かなぁ。腹減るなぁ。


早川庵のホームページ
http://www.geocities.jp/redloincloth/
基本的には、麺メインのサイト。
コラムの中に、『そばを使った料理』というページがあり、
麺とつゆを使って、作る料理が紹介されています。
ポークフライのぶっかけ、とかマジ美味そう。
蕎麦のペペロンチーノは正直びっくりしたが。
茹でる→食うという課程に手間がないから好んでそばを食ってるんだが、
逆に一手間かけても良いかもね。たまには。


美味しい蕎麦を打つ
http://www001.upp.so-net.ne.jp/kanaimaru/soba/sobaf.htm
トリはこのサイト。
かないまるさんという方の、かなり趣味的なサイトで、そのうちの一つに蕎麦があり、
かなりつっこんだ研究がなされている。ハマリ症みたい(笑)
いやお前もだろって思った方、いやいや、この人凄いよ。
蕎麦打ち、そばつゆ、から始まって、そこから派生する技術、情報、道具、
手に入る醤油と砂糖とみりんで組み合わせを変えて生返しを作ってみるとか、
研究心が凄いです。脱帽。
今回のテーマ、そばつゆ、返しを使った料理は実はないんだけれども、
美味い蕎麦を食うための試行錯誤と、それを記録しているということが、凄い。
是非、参考にしたいと思います。


まぁ、そんなこんなで、
蕎麦はとにかく、奥が深い、と。
ううむ。恐るべし。
美味い蕎麦食いたいなぁ…外で食うと蕎麦ってえらい高いからなぁ(;´Д`)