明後日木曜日発売にもかかわらずAmazonでは既に品切れのNumber最新号が、2日も前に届いたので読んでます。
定期購読様々。


内容は表題の通り、アジアカップの振り返り。

長谷部から始まり本田、香川、長友とレビューが続き、オシムの解説が入るという構成はもうお腹いっぱい大満足の内容。まだ読んでる途中ですが、単に楽観的に祝福すると言うだけではない(もちろん否定ありきで始まる文章でもない)、現状をきちんと描写するテクストを載せるあたりが、NumberのNumberたる所以というか。僕が大好きなところ。エンタテイメントもジャーナリズムも備えるって言うか。論調はライターそれぞれが形作り、それをバランスよく配置するのが編集部の役目というか。

そういう意味では、特集の始めを飾っていた戸塚啓さんの文章は大会前、大会、大会後とそれぞれを把握するのに的確だったと思ういます。以前は好きだった杉山茂樹さんの最近の文章が、何が気に入らないのか、「まずだめ出しありき」の逆算による文章で読んでいて非常に退屈なので、そのあたり余計に何が良くて何がダメだったのかを共に正当に評価するのは大事だと強く感じました。本稿の戸塚啓さんやスポナビで連載していた宇都宮さんくらい、バランス感覚のある文章だと「酸い」についても聞き耳を持ってもらえると思うんだけどね。

スポーツナビ | サッカー|日本代表|アジアカップの終わりに(1/2)

まぁいいんだけど。


阪神優勝決定翌日のデイリースポーツくらい、入手が困難になっている気がする今号ですが、振り返ってまとめ、次に進むために読んでおくべきかと思います。多分、お近くの書店やコンビニにはまだあると思いますので、見かけたら是非ご一読を。



ちなみに

個人的なNumberの読み方は、まず巻末にある「Number on Number」(小川勝さん)から読み始めるのが常なのですけど、今号のダルビッシュと涌井の戦績比較できちんとWHIPとQSを使った比較が為されていて個人的に非常に納得がいきました。確かに勝ち数だけ見るとダルビッシュ12勝8敗で5億円、涌井14勝8敗で2億2000万円はいびつに見えるけど、涌井がWHIP1.248、QS59.3%であるのに対して、ダルビッシュがWHIP1.015、QS84.0%(!!!)っていうのはもうあり得ないくらい凄い。Baseball Labのおかげで最近さらにセイバーメトリクスに興味を持っているのだけど、やはりこの辺、評価をきちんと持つというのは大事なのだなぁと思いましたです。日ハム、西武両チームの査定基準がどうなってるかも気になるけど、それは公開はされないんだろうなぁ。