涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)涼宮ハルヒの陰謀 (角川スニーカー文庫)
谷川 流 いとう のいぢ


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と言うわけで、第7弾。
よくもまぁここまで追いかけたもんだ。もう立派なオタクかもしれません。いいやい別に。
今回は、久々に?長編です。
何か妙に厚い(苦笑)


おさらい。

憂鬱』『溜息』『退屈』『消失』『暴走』『動揺』、『陰謀』。

今回の物語には“日常”と“非日常”の2つの軸があって、
それが絡み合ってるのかどうなのか…という感じで進んでいく。
結局最後の最後まで、何なんだ…的な感じが消えない。


物語としてはある意味で、転換点に当たるような感じの話。


今まで出てきたキャラに新しい役割が与えられたり、
その役割に付随したよく分からない新しいキャラが登場したり(伏線、と言うことだろう)、
その辺りの構造の変換を行いつつ、
今まで受け入れてきた状況に対する疑問…というか不信が、
登場人物達の中で少しずつ醸成されていく。

消失』以降の3作品について共通して言えることは、
そのいずれもそれまでのハルヒ作品から、次へのブリッジ的要素何じゃないか?ということ。
もちろん舞台はそれまでと変わらない日常と、その日常から派生する非日常なのだけど、
一周して日常に戻ってくる度に、何かそれまでと異なる感覚を付加される。

きっとどこかでそれらが全て結びついて、
主要登場人物による彼らの立場の転換が行われるのだろうと思うけど、
(ハリー・ポッターで言えば第6巻、学校を放棄し闘争に足を踏み入れる瞬間)
その瞬間は多分まだ来ないんだな、という感じもある。


やっぱそういう意味でこの『涼宮ハルヒ』という作品シリーズは、
それぞれ1つ…例えばアニメ版の『憂鬱』を取り上げても楽しく読める(見られる)けど、
シリーズとしてホールで俯瞰すると、それとは全く違う形で楽しめるなーと思う。
単体で見たときよりも影の部分が多いなーとも。

設定のために複数巻を要するなんて作品としては冗長、かもしれないけど、
スター・ウォーズのノベルをあらかた読んだ身としてはもうその辺気にならない(苦笑)
そういう流れで醸成される雰囲気というのも大事だよねーっていう。


何となく巻を追う毎に朝比奈さん(小)の描かれ方が酷くなってる気がして、
哀れで仕方がないけど(苦笑)、まぁでも全体としては面白いかな。

と言うことで、次号『憤慨』に続く。

             -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  ?
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
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         レ!小lノ    `ヽ 从 |、i|  ょ
          ヽ|l ●   ●  | .|ノ│  ろ
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