午前中に、週明けニュースをピックアップしたのだけど…
午後になって、また興味をそそられるニュースが“入荷”していたので、
想定外の第2弾。

まず、一番驚いたのは…これ。

ITmediaニュース:マードック氏のメディアグループ、Skype買収を試みる
メディア王ルパート・マードック氏率いるNews Corp.はSkypeを約30億ドルで買収する交渉をしていたが、話し合いは決裂した。8月7日にIndependent紙が報じた。

匿名の信頼できる情報筋によれば、Skype TechnologiesとNewsの交渉は先月、物別れに終わったと同紙は報じている。これは、マードック氏の息子であるラクラン・マードック氏が父親の帝国を離脱する直前のことだ。

Independent紙によれば、ルクセンブルクに本社を置く未公開企業、Skypeは自社の売却話を否定しているが、業界の情報筋は同社の売却が間近だと予想しているという。

NewsおよびSkypeからの公式コメントは、すぐには得られなかった。

SkypeはKaZaAの共同創設者としても知られるニクラス・ゼンストロム氏により設立された。KaZaAはファイル共有ソフトウェアプロバイダーでNapsterの競合。ユーザーがインターネット上から無料で音楽ダウンロードできる仕組みだ。Skypeが提供する無料ソフトウェアを使うと、ユーザーは世界中で無料インターネット通話が可能となる。同社の無料ソフトウェアは4200万人以上に利用されており、新規ユーザーは毎日15万人ずつ増えている。

いまや、中級以上のユーザなら必ず知っている無料電話、Skype。
一般電話とも通話可能な有料サービスが出るなど、
圧倒的なパワーを誇っているのだけど、会社自体は未公開で、
資本的には極小さい(知名度と比べて)

そう言うことを考えると、なんらかの企業が獲得に乗り出してもおかしくはないし、
逆に創業者がそろそろ売却を考えてもおかしくはないのだけど、
それが、マードック氏だというのが、なかなか興味深い。

『マードック氏のメディアグループ』といえば、
泣く子も黙る、NewsCorp.なんだけれども、
最近そう言えばよく見るなぁ…と思ったら、
スターウォーズの配給元、20th FOXが、その傘下なんだった。
お決まりのロゴの下の方に、News Corporationのクレジットが見える。

Skypeは今現在ですら十分に成功してるといえるだろうけど、
儲かっているかというとどうなんだろう?微妙なところっぽい。
有料サービスの導入に当たって、それまで無料だから…と黙っていたようなクレームも、
ガシガシ届いているという話も聞く。
(それでも十二分に安いはずなのだけれども)
サービスの人気と、儲け話は必ずしも一致しないのかもしれない。
赤字ってことはないにしても、規模に比べれば、それほどは儲かっていないのでは。
(儲かってるだろうけど、もっと儲かっていいはず、ってことね)

記事では結局、買収の話し合いが今後も続くのか、
という点で曖昧になっているけれども、
マードック氏に限らず、なんらかの巨大な資本を味方に付けたら、
もの凄いことになりそうである。
(多分、既に、国際電話のかなりの部分を食ってると思うけれども)


ITmediaモバイル:真夏の暑さも“蚊”も吹き飛ばす、韓国携帯の夏サービス
「蚊が嫌う周波数を出して、蚊退治」「胃腸に効く体のつぼを紹介」「脳を覚醒させる音を出して眠気払い」。韓国の、夏向け面白携帯サービスを一挙紹介。

韓国の携帯に、
蚊よけアプリ搭載のものがあるのは知っていたけど、しかし凄いな。
日本では、今はそんなに多機能志向ではないけれども、
とにかく色んな機能を盛り込んじゃおう、っていう姿勢が明らか。
蚊よけアプリ一つとっても、
確か、東南アジアや、東アジアなど、
様々な地域の様々な種類の蚊に対応した周波数のプログラムを、
追加でダウンロードできるんじゃなかったっけか?

機能にしても、日本みたいにデジタルで出来ることをさせるんではなくて、
無理矢理でも何でも、アナログとデジタルを携帯で繋いでしまう、
というようなところがスゴイ。
記事中紹介されている、
『胃腸に効く体のツボを、「消化不良」「急な食あたり」「胃腸障害」の
症状別に教えてくれるソフト』
だって、いやそれってただのツボ辞典だと思うんですけど、
そんな声などものともせず、
『消化不良アシスタント』としてサービスにしてしまう辺り、
強引なのか、柔軟なのか。

もちろん、デジタル的な機能もあって、
テレビやエアコンを動かせるリモコン搭載、
様々なファイル形式を読み込めて、海外SMSとのやりとりも可能…
なんていう機種も登場している。

さすが。
やはりこの辺りは大陸的思考があるような気がする。
昔、子供の頃、誰かの香港土産でもらった、
『100in1』とか言う、1本のソフトに100本のゲームを詰め込んだソフトがあったんだが、
(実際には、ゲームの種類は4分の1くらいで、様々な“リミックス”バージョンが入っている)
その辺の発想と、ある程度似ているような気も。
日本人みたいに、こだわるのも大事だけど、
えいやっと出してしまうのも大事かもね。


ITmediaニュース:48時間で消えるDVD、600円で発売
開封すると48時間で中身が“消える”DVDを、日販が首都圏のコンビニで販売する。

 出版取り次ぎ大手の日本出版販売は、開封後48時間程度で再生できなくなるDVD「48(よんぱち)DVD」を、9月17日に首都圏のコンビニで発売する。税込み600円と安価だが、レンタルと違って返却不要なのが売りだ。

 米FlexPlay Technologiesの技術を活用した。ハムの真空パックのように、DVDを真空パックして販売。開封するとディスク表面で化学反応が始まり、48時間あまりで再生不能になる。

これに関して思うことは…

なんだか、デジタルなんだか、アナログなんだかわかんねーなーってこと。
高い科学技術なんだけど、でもこれってデジタル技術じゃないよね…
CDのデータを読み込めないようにするには…
専用シュレッダーを使って傷を付けましょう、
または、はさみで切りましょう、
なんていうことを言われているけれども、
それと同じで、デジタルが発展しても最後のところはアナログというか、
でもそのアナログ手法も、科学的に高度になっていって
また、なんだかもう、高度なのかどうなのかよくわかんねーよ、と。

さっきの例で言えば、たとえば、
『1分間に500枚のCDを裁断できます!』
っていうシュレッダーがあったとして(あるかどうか知らんが)
それは高度なのか、そうでもないのか、微妙だなーみたいな。

そもそも、大きなサイズのデータを長期間保存するために生み出されたメディアを、
なるべく短期間(それも一定の)で、使用不能にするという、
一見矛盾した技術の進歩。

いや、
まことに、人間らしくて良い。