かわいい女の子と

街を歩いているとかわいい女の子にばかり出くわしますが、それで何かするかというと当然何もしません。 声は掛けないしじっと見ることもないし、ましてや突然女の子が悪漢に襲われてそこへ僕が颯爽と登場とか、目の前で定期を落としてそれを拾って慌てて追いかけるとか、パンをくわえた女の子と曲がり角で激突とか、そんなことももちろんありません。「女の子はかわいいなあ」と思いながら通り過ぎるだけです。 しかし興味がないかって言うとそんなことはなくって、お近づきになれるならなりたい。美人局はかんべんな!だけどまぁ普通に仲良くなれるならそれに越したことはないよね。ただ仲良くなって何をしたいのよ?といわれると何かすっと出てこなくて困ります。10年前なら「何がしたい?」って聞かれたらセックス一択だろJKで試合終了だったと思うのだけど、今、さっき通りすがった女の子とセックスしたいかって聞かれても、考えることが多すぎてなんか即答できない。「おくさあああん!」的な意味でも。そんなんでしても多分楽しめないと思うし。 そうか、じゃあ、ご飯食べに行くとか飲みに行くとかどうよ?といわれると、それはまぁ楽しそうだし良いのだけど、なんかさー段取り付けるの面倒くさくない?たまたま喋ってて「あ、その店気になってたんですよ、一緒に行きませんか?」的な流れで行くのは良いんだけど、わざわざアポイント取って店予約してってなんか面倒くさい。ちょっと暇な午後3時半とかに電話掛かってきてカフェにくらいだったら良いんだけども。 最終的にじゃあ何をしたら盛り上がるのか、楽しいのか、ということを考えたらば、「かわいい女の子と一緒に仕事したい」という結論に至りました。「一緒に仕事」といっても「僕営業、君受付」とかそう言うんじゃなくて、何かプロジェクトがあってその参加メンバーにかわいい女の子がいるって感じ。何か頑張ってしまいそうだし、成果を共有できるのは楽しい気がします。あ、単純にバイト仲間とかでも良いかな?コンビニで一緒のシフトに入ってる女の子とか。僕のコンビニバイトは深夜だったので相方は野郎ばかりでしたが。 現実を見て話すと、社内に女の子はほとんどいないし、仕事で「何かやりましょう」と言うことになって集うのは、自分と同じくらいかそれ以上の男性ばかりという環境なので、ええ、ないんですけどね。 ともかく、かわいい女の子に対する思いってそんな感じ。

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来年の今頃には後輩が僕の役割を担うようになっているだろう

最近、新入社員の入社が多いうちの会社です。 別に景気が良くて社員が増えているというのではなくて、古参社員やバイトが抜けるのに合わせて「第二新卒」的な人間を積極的に採用していると言うことなのですが、なにぶん彼らは優秀でも実務経験がほとんど無いのでそれなりの教育が必要になります。会社としてはまっさらな状態である程度の職責を与えて自覚を促し、本人のレベルアップを望むというスタイルのようなのですけど、なにぶん実務経験がない人間の「まっさらな視点」なので余り当てになりません。「客観的」と「知識がない」とを混同すると火傷します。日本の政権交代じゃありませんけども。 しかしそうはいってもそこは20代前半でやる気があり、論理的思考や言語能力、コミュニケーション能力などで水準以上の能力がある若者たちなので、日々成長しています。正直会社の期待が過大じゃないかと思う場面もありますが、周りが適切にサポートしていけば1年後にはそれぞれ会社の屋台骨を支える人材になってくれるでしょう。僕ら中堅社員にとってはその「適切にサポート」という部分が難しいのですけれど、そのことも含めてとても楽しみにしています。 そんなこと思って後輩の仕事ぶりを眺めている昨今なのですが、最近よく感じるのはなんというか「枠」を感じるということ。社長と1対1で企画に取り組むことが多いためにそうなりがちなのでしょうけれど、思考がこの図の具現化から外に出ていないのですね。 15_01.jpg 図には企画の「start地点」と「end地点」が示されています。企画を組み立てる仕事というのは、この2つの地点を「どんな方法で」「どんな手順で」結びつけるか?ということに尽きると思うのですが、僕らのような人材に乏しい零細企業ではそれでは足りません。これに加えて、

  • 「start地点」はここで合っているのだろうか?
  • 「end地点」を変えるという選択肢はないのだろうか?
  • 手順がこの「枠」をはみ出したって別に良いじゃないか
という着想、発想がないと上手くいかないんです。 そもそも最初の設定自体が大した根拠にも基づかずにざっくり描かれたものですからね…それを鵜呑みにしているとその最初の設定のレベル以下の結果しか出ません。それじゃダメなんですよね。なんでも反対すれば良いと言うことでもなく、設計図のレベルを考えないと行けないという。いっぱいいっぱいでそこまで余裕がないと言うことなんでしょうけれど。 僕も今月で35歳ですしね。おっさんにならないと見えないことはあるかも知れません。だけども会社にいる同年代の人たちの仕事に対する姿勢を見ていると、真面目だけじゃダメなんだなとも思います。「そういうことが見える時期」というのはあって、その時期を逃してずるずる年を重ねていったあと、見えるようになろうとしてもそれはなかなか難しい。今さら「大きな視点」を求めるのは無理です。とても真面目にやっているけれども、よく見ると日々の決まった仕事を如何に効率よく行うか以外の発想はありません。 こういうのは、多分、若い頃から鍛錬して初めて身につくもんなんでしょう。サッカーに例えて言うなら「戦略眼を育成するのに適切な年代というのはある」ということでしょうか。 つうわけで、来年の今頃には僕のそういう役割は全て後輩に譲って、僕は別の仕事をしているでしょう。そうだといいなぁ。期待の新人たちです。ええ。

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給与査定の「公平感」について思うこと

自分が現在雇用されている会社の、給与に関するルールはこんな感じになっています。

  • 会社にとって大きな利益を生む人間には高い給与を払う
  • 高い給与が欲しければ自分の仕事がそれに見合うことをアピールせよ
  • 新しい視点やプロジェクトにはそれ相応の給与を持って応じる
僕は個人的にこのルールをとても「公平なルール」だと思っています。 自分の会社には「勤続年数による昇給」という概念や「賞与」という概念はなく、「残業」という概念も曖昧で、その上給料は安いし休日は少ない。労働環境としてはとても恵まれているとは言い難いですが、それは時代性の反映もありますし、会社規模の反映でもあります。常に赤字と背中合わせの零細企業ですし。ただそうした環境において、限られた資源をより優秀な人材に振り向けるというルールは、とっても公平だと思うのです。積極的に会社に貢献しようとしている人間が生み出した利益を、ただ単に長く勤めているからという理由でルーチン作業しかしない人間に持って行かれるのは納得できません。 あんまり日本的なルールではありませんけどね。

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決して「知らない」と言わない男。

まぁ本当に色んな人がいるもんだなぁと思うのですけれども、最近入社してきた後輩がそんな男です。ミーティング中にどんな提案があってもどんな指摘があってもそれを知らない、それは自分の想定外でしたとは絶対に言わない男。いやもしかすると格別優秀で全てを読み切っているのかも知れませんけど、プレゼンの内容を見る限りはそういうわけでもないので、多分突っ張り。 その突っ張りがなかなか面白くて、プレゼンをし、自分なりの提案を行った案件について、「いやそれよりこうした方が良いでしょ?」と提案したときに返ってくるセリフは「そうなんですよ。だからこうした方が良いんですよね」。いや、お前。それ今俺が言ったセリフだろ?お前がさっきプレゼンした提案はそんなんじゃないもっとざっくりしたもんだったじゃねーか。 まぁそこまでは言いませんが、全く動じません。態度は常に「もちろんそれも私の想定内です」。いや、認めて良いと思うよ。君の調査が甘かったこととか、完璧に仕上げた宿題にやり残しがあることとか。TOEICが900オーバーだとしても、ほぼ新卒で入社したての社員に社内業務を把握して改善案をプレゼンしろって言う要求がそもそも過大なんだから。というか…人の意見をさも自分の意見のように繰り返すのはどういう心境なの?自分に自信がないの? いずれ言ってやろうかなぁとは思ってますが、それでも多分動じないんでしょうねぇ。そういう人間もいるんだってことですか。僕はこう…こういう場合、言葉でざっくり突き刺してしまうことが多いので、出来ればそれまでに直接関与する人たちがやんわり言ってやって欲しいんですが…まぁ無理かなぁ。それともあれか、僕が特別対抗意識を燃やされてんのかな。あ、それはありそう。鬱陶しいなぁ。 いやでももしかしてこういう男の方が活躍していくんでしょうかね。 僕なんかそういう才能ないもんね。そうかもしれん。 まぁ彼については今後も注目していきたいですね。

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多分、皮肉なんだろうなぁと思うアップルの残念な「神対応」の件

ご本人はとても満足そうなのでとても複雑な気分です。

iTea3.0: 【神対応】スティーブ・ジョブズ氏にメールしたらトンデモないことになった件

スティーブ・ジョブズ氏に送った1通のメールで全てが変わった。送ったメールに対する返信はなかったが、スティーブ・ジョブズ氏およびApple社の神レベルの心遣いに、「やっぱりAppleすげー」と感動しまくりだった。 この問題が解決してから、スティーブ・ジョブズ氏に御礼のメールを送信した。勿論、返信は来ない。 しかし、テキトーにスルーしてもいいはずの問題を、スルーせずに救ってくれたスティーブ・ジョブズ氏とApple社の厚意を、僕はずっと忘れないだろう。そして、ずっとこれからもApple製品を使い続けていくだろう。

長いので三行でまとめると、
  • iMacの液晶が黄ばんでいたので交換して貰ったが交換しても交換しても黄ばんだ液晶が来る
  • 確認してから交換して欲しいと言ったが部署が違うから無理と断られ、その上、交換するのもこれが最後で後は対応しないと言われる。
  • やっぱり黄ばんでたのでダメ元でジョブズにメールを送ったらすぐに正常な商品と交換してくれた → アップル神!

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私の風邪対策(もしくは職場のエアコン設定に関する愚痴)

季節の変わり目で体調を崩す人が増えているようです。皆さんいかがお過ごしですか。 僕もこういう時期に良く風邪をひくタイプで、薄着で寝てしまったり、汗かいたまま体を冷やしてしまったりして、 急に体調を崩してしまうということがよくあります。まぁ…油断しがちというだけなのかも知れませんが(苦笑) それらに加えて徹夜続きなんて事になるともう、一発でアウトです。 ただ、今年は比較的風邪をひく機会が少なくいいかんじ。 朝早起きになって生活リズムがとても正しくなったというのも理由の1つしょうし、 野菜中心の生活になってビタミンバランスがかなり改善されたというのもあるでしょうけど、 去年と大きく違うのは職場での「寒さ対策」。 寒いんですよ、職場。

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サマータイムも良し悪し

夏の節電対策で、関西に事業所を置く企業でも相次いで導入している「サマータイム」。就業時間を早めることで余暇を有効活用できるメリットが生まれている半面、社員の生活サイクルを乱し、仕事量がかえって増えるというデメリットも出てきているようだ。 (中略)  ただ、サマータイムを取引先が導入していないケースも多く、勤務時間や休日を取引先に合わせる必要もある。6月からサマータイムを導入した住友金属工業の大阪本社で自動車メーカーを担当する営業部門の男性社員(43)は、自動車業界が一斉休業している木・金曜を休み、土・日曜に出勤している。「サマータイムで早く帰れると思ったが、土・日曜に子供と過ごす時間が減った」と残念そうだ。  今月からサマータイム導入で始業時間が45分早い8時となった食品メーカーでは、大阪支社に勤める男性社員(40)が「問屋の都合に合わせ、夕方以降まで働くのは以前と変わらない。睡眠時間が減り、仕事量がかえって増えた」と嘆き、通勤時間が1時間という東京本社の営業担当の男性(35)も「3歳の息子を預ける地元の保育園が開くのは7時半なので、交代でしていた送り迎えはほとんど妻に任せっきりになった」と戸惑いを隠せない。
 
先日書いたとおり、今の勤務時間は1人サマータイムになってるんですけど、僕の場合元々が10時半始業と遅めだったので、1時間半早まったところで世間とズレた感はないかな…というか、むしろ社会にようやく適合できたような感じ。帰る時間が早くて仕事が終わってからも店がまだ営業してるし。朝起きるのは苦にならないし、かといって深夜の活動も縮小されてないし、非常に快適です。

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