進捗どうですか(3)

スーパーフラット なんとかかんとか、デザイナーからページデータが納品されまして、そのクオリティを前提に工程表を再構成してリリース日は8/2と決めて作業を開始した矢先、今度は創業時に関わっていたというコンサルタント(元々はグラフィックデザイナー)の方が登場。肩書きとしてコンサルタントを名乗っているだけあって現在契約してるデザイナーの人よりずっとWebビジネスのことがわかっているように思えますが、この一連のシリーズで最も影響のある決定は下記。 コンサルタント「自社サイトについてはもう一度ゼロから検討し直しましょう」 えっ。なにそれこわい。 「ゼロから」というのはあくまで景気づけの言葉遣いであって、実際には特定のページの構成と細かい部分のUI、サイト全体の意匠(主にグラフィック的な意味で)を、デザイナー丸投げじゃなくてちゃんとコンセプトを詰める工程を経た上で決定しようという感じですが、デザイナーのデザイン案ベースでコーディングしていた僕にとっては「マジかよ」という話でもありまして、工程表は変更を諦め掛けるほどの変更が加えられる羽目になったのでした。でしたっていうかまだやってないけど。 まあ、エンジニア/デザイナ的な視点で言うのであれば、きちんとコンセプトを固め直し、それに沿ったデザインを行うのは合理的な決断だと思うので、特別反対はしていませんが、それでも当初予定のリリース日(8/2)はクリアしますってのはほんとかいなというのもあり。それでも出来るだけの準備はしておいて、新デザイン案が上がってきたときに超高速でコーディングして落とし込まなくてはいけないので、まあね。やることはあるのですけど。 なんかもう、進捗とかいう話じゃなくなってきたわーどうするんだよこれ。 あと、結局役に立たなかったデザイナーに費やしたこのプロジェクトの1年10ヶ月、なんだったんだろうな。

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進捗どうですか(2)

燃えてます 仕事を精査してみたらば手付けてないところが出てくるわ出てくるわ。完成した工程表によると、パートタイムな僕の作業時間が限られている(週16時間程度)こともあって、リリースにはたっぷり3ヶ月掛かることがわかりました。「出来ました」って言ってたショッピングカートの設定も、契約して初期設定してヘッダーとフッターにテンプレートをコピペしただけで、メールテンプレートの整備とか「実際に使うための設定」は全く手つかず。 どうなんでしょう、こういう仕事ってあるんでしょうか?実力が届かなくて成熟したソースコードとは言えないけどやりたいことはわかる……みたいでもなし完全に諦めちゃってる感。周りにこういう仕事をする人がいないので、不思議でしょうがないんですよね。頑張った形跡すら見えないってどうなんだろうと。こいつ、ほんとに何なんだろう。 仕様に関しては、2ヶ月くらい前に見せられたデザイン案(Fireworks作業ファイル)がぺらりと送られてきました。これでヘッダーとフッターとサイドバー作ってくれということみたい。まあ作りますけど、別に難しい仕事でもないし、ただお前それじゃ何やってたんだよというのはどうしても。 しかもこのデザイン案はまだ作りかけで、バナーの半分はデザインすら用意出来てないので、工程表に則って締切切って追加で納品するよう要請。返信は「了解しました!ありがとうございます!」だったんだけど、それ以来音沙汰無しで送ってきやしねえ。毎日督促で仕事が始まり、督促で仕事が終わります。本当にありがとうございます。 ちなみに……作業自体は存外に順調に進んでいます。WordPressのカスタムテーマをイチから作る羽目になってますけど、デザインはもう出来てるわけだし悩むところは特になし。たんたんと設定して作っての繰り返し。WordPressを本格的に触るの初めてですけど、ドキュメントは充実してるし、ブログ記事もいっぱい引っかかるし、困ったらソース見りゃ良いし、難しいことは別にないです。 やっぱり問題というかリスクは、「デザイン待ち」になる部分がまだかなり残されてることなんだよなあ。どうしよう。そろそろ他の未デザイン部分の納品も督促しないといけないんだけど、進捗どうなってます?

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進捗どうですか

燃えてます 打ち合わせ開始から2年半、納期1ヶ月で契約してから1年9ヶ月、納品の目途すら経たずケツ叩かれて出した最終工程表(という名の「予定表」)すら1項目も守れなかったクソみたいな仕事を、無理矢理納品させるよう社長に提案して引き継いで3日、開けてびっくりレンタルショッピングカートの設定とWordPressの基本的な設定以外、コンテンツはおろかデザインも殆ど出来てなかった。「こうしたいと思います」「こうする予定です」ってのは打ち合わせで散々言ってたのに。えー。これで料金先払い、うん十万円也。すげー仕事だなおい。僕がバイトで入らなかったらこのままずっと引っ張ってただろうし、むしろこれ俺逆恨みされるんじゃねくらいのレベル。 しかも仕事取り上げられて拗ねちゃったのか、引き継ぎに当たって送った質問、仕様書とデザイン案の提出要請、デザイン途中のグラフィック部分の納期日指定などなどガン無視で連絡取れず。仕方が無いから今から仕様書作って工程表作って作業計画立てて、って納期1年8ヶ月超過してやる仕事じゃねー。でもやらないとこの有様を説明できねー。そして社長「制作は順調に進んでますか?」進んでるわけねー!まだコーディングすら殆ど出来てないっつうの。 あと要素のIDにいちいち「span_1」「span_2」とか付けるの止めろ!しばくぞ! ……まあ全部捨てて新しく作るから良いけど。それでものべ72時間くらいの作業で出来る程度の仕事。 世の中ってすげーな。金稼ぐってすげーな。 僕が「グラフィックデザイン?出来ますよ。なんなら店一軒プロデュースしましょうか?」とか安請け合いしちゃったらこんなんなるだろうな。自分に何が出来て、何が出来ないかははっきりさせておかないといけないね。プロだったら余計に。努力じゃどうにもならないレベルでの「出来る/出来ない」ってあるもんな。

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1年。

よろしくお願いします 最近、店の事情もあって少し上のポジションの勉強もさせてもらえるようになったのですけど、ポジションが上がれば上がるほどやることは複雑に難しくなってくるわけなので、まあ、バタバタしてます。お客様に届くものを直接作っているということもあって責任も大きいし。出来上がった料理をただ運ぶだけとはわけが違います。そもそも次に何をやるべきかがわからず、作業の工程も手探りで、OKかどうかの評価基準も自分の中になくて、もうね。ほんと大変。大して忙しくないのに、ものすごい疲労してるし。 でも思い返してみれば、1年前、今のお店にお世話になったときも同じように右も左もわからずにバタバタしてたんですよね。何して良いかも1回考えないとわからないし、それでOKなのか不安だし、「これやって」といって任された作業もきちんと出来てるのかどうなのか確信持てない状態で。 ただそれからちょうど1年経った今では、考える時間は限りなくゼロで反射的に様々な準備やアクションが出来るようになりました。だからこそ、今取り組んでる仕事の上手くいかなさがわかるわけで、そのことのにがっかりしつつも、でも過去の自分と比べて成長を実感するポイントにもなっているわけで、40歳が近くなってもきちんと取り組めばきちんと成長出来るんだなあと。 新しい1年もまた、頑張ります。

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今日の夢(2015/04/17)

最近、

  • クッソ忙しい時間帯に超頑張って働いてる夢
  • 5階くらいのビルを一棟借りしてパーティ(というか飲み会)をしてる夢
という2種類の夢をよく見ます。どちらも突拍子もなく見てるというよりは、現実での経験に即して、それを膨らませる形で夢になってるのかなあという気がします。働いてる方の場所は今行ってる居酒屋だし、飲み会の方は友人・知人がたくさん出てきて過去の色んな飲み会での楽しい想い出の切り貼りになってる感じ。 ちなみに今日の夢は働いてる方の夢で、大量のziplocのタッパーを食洗機に入れて洗って、洗い上がった端からお総菜のようなものを詰めていくという感じのシチュエーション。実際にはそんなシチュエーション、ないですけどね。タッパーは営業が始まったらどんどん空いていって、洗って片付けられていくものなんで。 仕事の夢を見る時ってのは大体、仕事に集中してるとき。仕事を楽しめてるかどうかは夢の内容によって変わってくるけど、最近の夢の感じだったら多分大丈夫じゃないのかな。

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年下の後輩もどう呼んだら良いか問題

ブログ記事を読み返していたらこんなの書いてました。 年下の先輩をどう呼んだら良いか問題 | mutter 37歳で新しい業界に飛び込んだ素人同然の自分にとっては、あらゆる意味で周り全員が先輩であり、年下の先輩をどう呼ぶかということについて苦慮しているという話なのですけど、それから9ヶ月経った今もだいたいこのとき書いた通りに呼んでいます。

今のところの妥協案としては25歳以下のスタッフについては「くん」付けで、それ以上のスタッフについては「さん」付けで呼ぶことにしています。「くん」付けでも仕事に関することは基本的に敬語。
みんなと仲良くなったと言うこともあるし、フリーターとして毎日仕事してるうちに周りのアルバイトと同じくらい仕事出来るようになってきたということもあって、「仕事に関することは基本的に敬語」ってとこは今はもうちょっと砕けているけど基本的には同じような感じ。敬語を使わなくても敬意を持って接するようにしています。そういうの大事よね。 やっぱり年齢が周りと一回りとか違うと、気にすることも多いんですよね。自分が実際に(立場的・能力的に)偉いんであれば偉そうに見えても構わないかも知れないけれど、僕の場合ただ年齢が上なだけなので、出来うる限り偉そうにしたくない。それはなー自分が20代前半のときに偉そうにしてる大人が嫌いだったというのもあるし、実際に自分が大人になってみて自分は偉そうにしても気持ち良くもなんともない人間なんだってわかったからでもあります。それよりも、出来うる限り近い目線で周りに入っていく方が色々とお互い仕事やりやすいし、ためになるし、楽しい。 で、ちょうど在籍1年を迎えて、自分の後輩に当たる人間も何人か入ってきていて仕事を教える機会も増えてるんですけど、ここでもやっぱり「なんて呼ぶか」という問題があります。周りの人はだいたい呼び捨てで呼んでます。考えてみれば僕だって大学のとき、後輩は呼び捨てで呼んでたしそれが普通なんだろうなあと思うんだけど、なんだろう、僕、職場で人を呼び捨てにするのって出来ないタチなんですよね。今思い出したけど、前の職場でも呼び捨てで人を呼んだ事って、激高してるときでさえなかったなあ。基本的に「さん」または「くん」付け。そういえばそうだった。 今も後輩に対しては男は「くん」付け、女は「さん」づけで呼んでいます。クソ忙しくて余裕がなくて超急ぎで呼び捨てで呼んでしまうときもたまーーにありますけど、すぐに「ああ」と思って呼び直し。やっぱりねえ、自分はまだまだ全然偉くないっていう気持ちがあるんで、呼び捨てしたくないんですよね。ましてや相手は大学生で、アルバイトの仕事内容で人としての上下関係があるわけでは全然ない。そんなの気にするところじゃないだろってのはわかってるんですけど、僕は気になるんですよね。 年齢が上ってだけで威張ってるやつ、すげー嫌いだったんでね。 年齢が下ってだけで媚びてくるやつも嫌いだったけど。 一回りも年齢が違うと、ちょっと強めのセリフでも「効き過ぎちゃう」んで、例えばダメ出しするときやリクエストを出すときであっても、どんな言葉を発するかは本当に気を遣っています。僕の性格なんでしょうね。言葉遣いと、舐められるかどうかは、僕の経験の範囲内では、あんまり関係ないです。そういうやつはどう接しても、舐めてきますしね。それに言葉でしか制せられないのであれば、それは人間として自分が未熟だって事です。 やっぱり、態度で敬意を持ってもらえるようにならないとね。

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連勤(その3)

自分の大変さを何度も書いたって仕方ないんですけど、褒めてもらいたいわけでも愚痴りたいわけでもないんで(でもちょっとはあるのかもしれない)、でもまあ単純な記録というか想い出として書いておくと、相変わらず働いています。複数掛け持ちしているせいなんですけど、今月もまあまあ休みが無くて、丸一日空いたというのが1ヶ月31日中で3日でした。もちろん1つ1つはフルタイム勤務じゃないので、体力的にきついというのとは違うんですけど、毎日なにがしかの仕事がスケジュールに乗ってるってのは意外にメンタルを削られるというか。 いまは「半日休み」でもすごい休んだ気になるし、逆に特に昼→夜のダブルヘッダーが続く心身ともにきついですね。三日連続が限度。アルバイト時給から計算してもらえればわかる通り、フリーターは実家住まいとかじゃ無い限りそれくらい働かないと食っていけないわけで、世の中のフリーターはみんな頑張ってるんだなあと思います。みんなすごい。

  • 時給1,000円として:1日8時間、月22日働いたとしても税引き前176,000円
4月も相変わらず休みは無くて、4月上旬の1日丸々休みの日は1日だけ。働くなあ俺。でも働くこと自体が目的ではなくて、スキルを向上させることや、知識を増やすことや、貯金することが目的なので、その辺目的を見失うことなく過ごしていきたいですね。「ですね」っていうか、ブログでそう書いておかないと忙しさに紛れて忙しいことで満足して忘れてしまいそうなので。確認大事。

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連勤(その2)

今日は久しぶりに快晴… #sky #イマソラ でした。 飲食店にとって暇な1月後半から2月を経て、再び忙しい日が戻りつつあります。店はそんな感じなんですけどその暇な期間は大学生にとっては「テスト期間」であり、シフトに穴が空きがちな期間であり、その穴は意欲あるフリーターが埋めると言うことで結局連勤。1月は正月以降の休みが2日、2月は4日、3月前半は今のところ1日で、2月中旬から来週の火曜日まで9連勤-1休-16連勤。

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ふわふわ

昨日はダメだったなあ……昼の仕事を引きずって疲れが残ってたというのもあるんだけど、やる気に反して集中力が伴ってこなくて、開始からずっとちょっとふわふわ感。確認出来るものはカンペを見たり指さし確認したりして、いつも以上に慎重にしてたけど、それでも明らかに注意力散漫なミスがいくつか。お皿を割るとかそう言うのじゃ無くて、いつもだったら考えられないこと……コロッケの衣付けるのに小麦粉付けるの忘れて卵付けちゃうとか、そういうのがあってなんかもうがっかり。 極端に寝不足だったわけでも無く、何が原因なのかよくわからなかったけど、仕事中に立て直せなかった。なんだろうなーこの、入りに失敗してずるずる最後まで行っちゃう感じ。二流の先発投手みたいな。手を抜いてるわけでも気を抜いてるわけでも無くいたって真面目なのに上手いこと行かない。事務仕事だとそういうのってあんまりなかったんだけどなあ。 心身ともに整えて、臨むようにするしかないかー

そういえば、膝の状況

もしかすると、冬ってのと膝壊したのとで最近全然走れてない影響もあるかも。体力面の目減りもあるだろうし、精神的な部分での影響もあると思う。もう十分に暖かくなってきたし早くジョギング再開したいんだけど、まだ膝がそれを許してくれない。徐々に良くはなってきてて、階段の上りと自転車は普通にこなせるようになってきてる(階段の下りはまだしんどい)ので、あと何週間で再開できるんじゃないかとは思ってるんだけど……うーむ。どうだろ。無理してまた傷めるのは、仕事に影響出るから避けなければ行けないし。 ジョギング再開できるようになったら、水木金の午前中と、仕事休みの日の夜は走れると思ってるんだけどなー。

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焦らず急ぐ

何か作業をしていていつも思っているのは、「手早く」やることと「焦って」やることとは違うということ。 「手早く」やる方がいつもしていることを少し「急いで」やっているだけなのに対して、「焦って」やることの方は自分の身の丈に合わないこととか、普段出来ていないようなことをやる必要に迫られて慌てている状態。前者は能動的だけど、後者は受動的。前者が自分の動きをコントロールできているのに対し、後者は自分の動きをコントロールできていない。結果、後者はミスに繋がり、焦ったおかげでいつもと同じかそれ以上に時間が掛かる。例えば焦ってものを運ぼうとして取り落とすとか。 焦らないためにはどうしたら良いのか? 場当たり的な意味では、精神的に余裕を持つとか、スムースに作業できるように手順を確認してから臨むとかあるけれど、根本的にはその場に至る前の準備であったり、日々の心がけが必要なんだよね。今、急いでやることが求められている場面で「どうすればいいですか」と問われてもどうしようもない。今出来ることを出来うるスピードでなるべく丁寧にやるしかない。 急ぐために必要なのは、基礎的な技術であったり、色んなシチュエーションに対応するための引き出しであったり、緊急対応のための裏技であったり。そういうことは、急がなくても良いときや練習する余裕のあるとき、何か他の作業をしているときに培っていくべきこと。そういう裏付けがあって初めて急げるし、急いでるんだけどミスが多くてクオリティも低いと言うときは、ただ焦っているだけ。自分では急いでるつもりでも、周りから見るとただばたついているだけで、スピードを感じない。実際、作業も早くない。 自分もまだまだ色々と未熟だけれど、普段から小さなことを大事に丁寧に、色んなことを考えながらやっていると、きちんと返ってくるものがあるなあと最近ようやく実感できている。どんな些細なことでも、それが毎日のルーチンであっても、チェックポイントが多い方が得るものも多い。逆に仕事のクオリティが全く上がらない人は、やっぱり普段の小さなことが少しずつ雑でチェックポイントが少ないな、と思う。色んなものを見て、感じて、考えて、動く、その一連のことをきっちり繰り返せる人は、成長のスピードが速い。繰り返せない人は遅い。 昔は苦労したが今は難なく出来ていること、そういうこともたくさんあるけれど、そういうことにこそ、次のステップへのヒントがあるんだろうなとも思う。勉強すべきことはまだまだたくさんあるし、慢心することなく、どんなときでも焦らずに済むように、日々努力を重ねていきたい。

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