95%上手くいっても
昨日の仕事は、3連休の中日ということもあってめちゃくちゃ忙しかったんですが、押し寄せるオーダー、デザートもギリギリのところでさばいて切り抜け。なんとかこなしたと思ったのも束の間、ちょっと大きめの失敗をしでかしてたことが発覚。割と深刻に食材を台無しにしてた話だったので、あああ…大ショック。で、疲れ果てて最後片付けしてるときに結構高めの皿を割る。あああ……
全体の95%は上手くいったと言えると思うけど、その2件でもうこの日は1日ダメだったなあという印象に。忙しくて少し目を離してしまったとか、そもそもその食材のサイズが小さすぎたとかエクスキューズはあるんだけど、それが目の前に運ばれてきたお客様にはそれがすべてだし、お金ももらってるわけだし…言い訳出来ないよね。
信頼して任せて失敗された店長や料理長もがっかりしただろうけど、僕もやっぱり自分にがっかり。まだまだ未熟だから仕方が無いし、次、取り返せば良いことではあるんだけど、それはそれとして、やっぱり上手くいかないと落ち込むなー。気持ちを切り替えるのはさほど難しくないんだけど、こういうのって簡単に切り替えちゃって良いものなのかしら。や、切り替えるしかないんだけど。
仕事は最後の最後まで気を抜いちゃダメですね。
善し悪しがはっきりと出るってのは、それだけやりがいもあるってことではあるけれど。がんばる。
職場で1人、ずっと苦手だった人(男性)がいました。年齢は30歳を超えていい大人なんですが、仕事を一生懸命にやる一方で気分次第で他人に対して雑に接したり、予想外のことが起きたときにパニックになったり、自分が責任を負うことを極端に嫌うなど、かなり子供っぽいところがある人です。そのせいで多くの同僚がイライラしており、あからさまに悪く言う人もいます。僕も入社してからずっとイライラさせられていて、口論したことも1度や2度ではないのですが、今から半年くらい前、入社して1年半くらい経ったところにようやく付き合い方がわかってきました。
どうするか?
答えはものすごく簡単なことで、とにかく優しく接してあげること。迷惑を掛けられても怒らない。雑に仕事されても怒らない。無茶な要求も怒らない。パニックになってたら、励ましてあげる。やるべきことを明確にして、必要以上に責任を背負わせない。にこやかに、あなたの責任ではないよと言うことを示しながら、次はこうして欲しいなあという会話をさりげなくする。
そうして優しく接してあげると、こちらへの当たりが全然変わることに気付いたんです。今までは、何かされたときに「なんやねん」となって、互いに苛つきの応酬になっていたんですけど、たぶん雑なやりとりをしたとき自分でも気付いていて、反省してるけどつい感情優先で動いてしまうあまりあとで反省する人なんでしょう、なるべく早い段階で「気にしてないですよ」と示してあげることで、次からものすごく気を遣ってくれるようになります。逆に「ちゃんとやって下さいよ!」とやると、表面上は気をつけてるように見えて、実際はひねてしまってコミュニケーションが取りづらくなってしまう。
この辺のさじ加減に気付くまで時間が掛かりましたが、そこんとこ上手くやれるようになったおかげで、その人との関係は劇的に改善しました。もちろん別にプライベートでも仲が良いとか言うわけじゃないですけど、仕事中、彼とのやりとりでストレスが生まれることは皆無になりました。もちろん立場によっては叱責する必要もあるので、皆が僕と同じように/僕が他の人にも同じように接することが出来るわけではないですが、接し方そのものよりも、「人にはコミュニケーションを取るためのツボがある」というのが発見でした。なんでも正面切って言えば良いってもんじゃないですね。
もしかすると、僕はそういうのを見つけるのが上手いのかも知れません。でも、20歳と上手く仕事して行くには、そういうのに長けてないと難しいもんなあ。それで培われつつあるのかも。「上から強く言う」以外に年下と接する方法を持っていない人を見てると、もうちょっと上手いことやったら良いのになと思うこともあります。もちろんそれぞれの立場、キャラクターがあるので、出来ることと出来ないことがあるでしょうけれど、20歳の子達にも同様に立場やキャラクターがあるので。そういうの、大事よね。
夜の仕事だけでは足りない収入を補うために昼間はパートタイムでエンジニアをやっています。入社からもう1年と4ヶ月くらい経つのかな。お世辞にも良い会社とは言えないけれど、(職種を考慮しなければ)パートタイムとしては割と高い時給と融通効くシフトとで働きやすかったために居続けたという感じで、1年半近くワンマン(というか社長と専務(社長夫人)の「ツーマン」)経営の零細企業を体験して、結局会社の体質に慣れることは出来なかったし、そろそろもういいかなと思っています。
今日の夢というか昨日の夢なんですけど。
なぜか、自分の包丁を無くしてしまって、方々探し歩くという夢でした。あれはどこなんだろう、カウンターキッチンがあるようなあまり広くないカフェ?のようなところで、包丁置き場にかなりの数の包丁があるんだけど、僕の包丁が見当たらない。確かに持ってきて、さっきまで使っていたはずなのに、似たような柄の包丁はたくさんあるのに、僕の包丁の柄で21センチの牛刀が見当たらない。
通販で買ったものだし、めちゃくちゃ高い包丁というわけではない(というか安い)けど、でもかなり気に入って使っている包丁なのでないと困る。野菜切りから三枚下ろしから何から何までその牛刀1本でやってるから、それがなかったら料理が出来ない。こまったなあ。どこ行ったんだろう。
結局見つからないまま、目が覚めた。
キッチンには、もちろん僕の包丁はいつもの場所にありました。
おっかしいなー。
まあでも、そろそろ自分の包丁が欲しいなあと思う今日この頃。例えば京都有次で21センチの牛刀買ったら、12,600円(特選)。プロ向け包丁だったら、そんなもんなんだけど、今の自分にはちょっと過ぎたるものかなあ。でもいつか欲しい。
パートタイムエンジニアの零細企業定点観測。
(シリーズ名決めました)
この続きといっても良いかな。
やっぱ、Photoshopってすごいなあ。
邪魔なオブジェクトを削除して、周りの色で塗りつぶしてさもそのオブジェクトが存在しなかったかのようにする……それが出来るって言う話は聞いてたけど実際に自分でやってみると怖いくらいすごい。
あんまり職場の人の話をあれこれ書くと怒られるかも知れませんが。
職場にいる男性の服の臭いがすごい気になります。いわゆる「生乾きの洗濯物の臭い」。制服が厚手のショップパーカーで、多分それを部屋干ししているんでしょう、部屋に入ってきただけでわかるくらい臭いがしてます。それをどう伝えたらいいかわかんないので、何も言っていないのですけど、あれ接客しているお客さんが主婦の方とかだったら完璧にばれてると思うんですよね……住環境によっては外に干せないとか、干せても日が差さない、乾燥機もないという場合もあるかも知れませんけれど、接客もするんだからもうちょっと気を遣って欲しい、というか、同じ部署で一緒に働いてる人たちは気にならないのだろうか、もし誰も言わないなら僕が言った方がいいんだろうけどどう伝えたらいいかわかんない。率直に「洗濯物臭ってますよ」といって良いものなのかどうか。出来れば、専務(社長夫人)か上司である店長に言って欲しいんだけどなあ。僕だけが気付いているのだろうか、いやそれはないよな……
という逡巡。けっこうきつい。

