客単価(ARPU)

Japan.internet.com Webマーケティング – 客単価アップの仕掛けは十分か
カタログ通販業界のeコマースが絶好調だ。トップ企業は年商100億目前。前年度30億弱、今年度90億弱と3倍の伸びを示した企業もある。もっとも大手でも20億に届かず苦戦しているところもあるが、これはトップの理解度と体制に原因があるようだ。
『客単価を上げる』 そう一言で言っても、なかなかに難しい。 上記ピックアップした記事は、Japan.internet.comの3年も前の記事だけど、 それから、客単価はもう注目されないとか、 客単価を上げるにはこれが鉄則、とか、聞いたことがない。 聞こえてくるのは、客単価を上げることに四苦八苦している声か、 成功している例を挙げる声ばかりだ。 まぁ、ここまで書いて、勘のいい人はわかると思うんだけど、 『どうやって客単価を上げればいいのか?』 という問題について、 未だヒントを探している状況で、 むしろその構造すらつかめていない僕なわけで。 ただ、そこを目的に、さまざまな話題がリンクしているというのも事実ではあるし、 そのことくらいは把握できる。 難しいのは…、同じ小売りであっても、 取り扱う商品の種類や、規模によって、取り組み方が全く異なってくるし、 恐らくこの記事を書かれた頃と比べても、 手法はだいぶ変化してしまっている。 このころは、まだメールマガジンも元気があったと思うのだけれど、 今はメールマガジンは…SPAMの影響もあってか、下火になりつつあるような。 基本的に手法ってのは、成功した後に明かされるわけで、 そしてもちろんその時には既に出遅れているわけで、 結局は自分で工夫しなくてはいけないんだけれども、 客単価が、売り上げを考えるときの物差しとして、 最も単純な物の一つで、かつ重要であることはずっと変わっていないし、 普通の小売りであっても、ここに目を付けざるを得ないなぁ、と、 最近、思い始めている。 うーむ、何か新しいアイディアを…

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Cutting Edge

cutting edge
【名-1】 刃の先端、刃先 【名-2】 (流行・ファッションなどの)最先端 ・ Company A claims to be at the cutting edge of Internet technology. A 社は自社がインターネット技術の最先端にいると主張している。 【形】
中田英寿が英プレミアリーグ初先発で、なかなか良い動きを見せたらしい。 実際の試合を見てないので何とも言えないが、 編集されたニュース映像を見た限りでは、攻守に良い動きを見せていた。 監督もその働きに満足していたようで、 彼の動きを評して、 『He has shown us cutting edge with his play.』 (彼はそのプレーでカッティングエッジを見せた) と語っていたそうだ。 (nikkansports.comより引用) cutting edgeとは、辞書で引くと上に書いたとおりの意味だが、 サッカー用語として使うと、 『決定的なチャンスをつくる創造的なプレー』 という意味だそうだ。 洒落た表現だな、と思う。 環境さえ整えば、中田がやれることは誰でも知ってるんだけど、 でも、『やる能力がある』ことと『やる』ことの間には大きな溝があって、 中田の近年の評価は、その溝にはまっていた感じだったから、 こういうニュースを聞くと、素直に嬉しい。 とはいえ、現地の新聞の評価の中には、 5点を付けて、 『まだプレミアのスピードについて行けていない』 とした辛口の評価もあることだし、 まだまだ楽観は出来ない。ライバルもいるしね。 (今はたまたま怪我してるだけ) 中村、小野、高原らと合わせて、 よりよいニュースが届くのを楽しみにしていたいと思う。 参考: 「中田はカッティングエッジ」監督が絶賛 – nikkansports.com > サッカーニュース 地球人ネットワークを創るアルク:スペースアルク

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いくみち。

母親が、北海道の祖父母の様子を見に実家に帰っている。 ちょうど母親の誕生日でもあったので、 おめでとう、と、祖父母の様子はどう?というメールを送信した。 しばらくして返信があり、

ありがとう北海道の夜は早くいまはねています。老人たちのふけようはたまりません。まあ私のいくみちだからね。すこし涼しいです
僕は、これを読み…、 何とも言えない感じを受けた。 そうなんだよね、いくみちなんだよね、 いずれ自分も衰えていくんだ、 だから、目をそらすわけには行かない、 でも、自分もああなっていくんだ…と思うと、 感じてしまうことがある、 メールがあまり得意でない母親の、 簡潔な文章の中に、 様々な感情を感じた…。

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首都

とある流れで調べていったら、 『東京を日本の首都とする法的根拠はない』とする話にぶつかって驚いた。 ことの真偽は定かではないが、 Wikipediaには以下のような記述がある。

首都についての議論 しかし東京を首都とする法的根拠はない。そのため学問的には、桓武天皇の平安遷都の法的根拠の有効性から、今なお京都を首都とする説、また東京(東都)と京都の二つが首都であるとする説などが存在する。(後略)
現状の問題 日本には首都を直接定める法律はなく、かつては首都建設法(昭和25年法律第219号)に「東京都を新しく我が平和国家の首都として」という記述があったが、首都圏整備法の施行により首都建設法は廃止され、現在では首都圏整備法によって東京が首都であるということが間接的に示されているのみである(規定されているのは「首都圏」の範囲であって、「首都」そのものの定義は存在しない)。(後略)
(共に『首都 – Wikipedia』より抜粋) もちろん、厳密に検討すれば、という意味であって、 実質的に首都と言えば、東京のことであり、それに反対する人は多くないだろう。 いくら首都は京都だと主張したところで、 その首都という呼称にはなんの意味もない。 ただ、桓武天皇の平安遷都に法的根拠がある、と明記されているのも驚くし、 むしろ今さら東京を首都と規定する法案を作成(または改訂)する必要も… 他の重要案件の審議時間を削ることを考えると、無駄っぽい。 しかしまぁ、事実として、そういう説もある、っていうのは、 妙に意表をつかれて面白かった。 参考:

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silence【chenmo】

僕自身の、最近の自分に対する感覚は、 『黙っている。』 サイトは頻繁に更新しているし、 友達にあったり、メールしたり、イベントに行ったり、 行動はいろいろしているけれども、それでもやっぱり僕の印象では、 今、僕は少し黙っている、と思う。 与えられた主題に対して意見を述べるのと、 自分の思うことを率直に述べることとは、 まったく別の精神活動である。 誰かと会い、世間話をして、悩み相談を受け、自分も少し愚痴を言う、 そんなことは、少し誤解を招きそうな言葉で表現すれば、 考えなくたって出来る。 大事なことは自分との間に成立する会話で。 それこそが、自分のベースを形作っているものだし、 それがない会話、 思考回路より反射神経で行うような会話は、 ただ単に、自分をすり減らしているだけだ。 悩みを抱えている人は、その悩みは自分だけのものだ、とよく言う、 僕も言う。 だが、以前から少しずつ言っていることだけれど、 悩むこと自体は、大して問題じゃない。 それ以上に問題なのは、悩むことがないこと、何を悩んで良いのかよく分からないこと。 野生の動物は悩んだりしない。 そんな必要はないし、悩んでいたら命を落としてしまう。 彼らは全てを備えてこの世に生まれてきて、 自分の生命を全うしようとする。 それが彼らの本分だ。 だが、人間は違う、 僕らは、泣くこと以外なにひとつ持たずにこの世に生まれてくる。 そして、生まれてから死ぬまでの間に、全てを獲得しようとする。 僕らの本分は生命を全うしようとすることではない、 なぜなら、自分の役割とはなんなのか、 という悩みを自覚している生物は恐らく他にはいない、 僕らの本分は悩むことにこそ在る。 逆説的に言えば、悩まない人間など、人間ではない。 悩みの内容から逃げることは出来ても、悩むということから逃げることはできない。 僕らは、結果的に、悩むためにこの世に生まれてきている。 そして、悩むことによってのみ、自らを獲得することが出来る。 あなたの悩みは恐らくアナタにしか分からないだろうが、 (安易に、わかると言ってのける他人は大抵ペテン師だ) 悩んでいるのはアナタだけではない。 悩むことに悩む必要はない。 黙っている、とはどういう状態なのか。 今の僕には、自分との間に成立する話題がほとんど、ない。 もちろん悩みはある、どうにかしなくてはいけない、外部的状況もある、 でもそんなことは、自分と自分の間では、極些末なことだ。 自分との間に会話が成立し、 そのことをベースに出来て始めて、 外部との接点を用意することが出来る。 僕は長い間、自分のサイト上でその一部を公開し、 そして恐らく僕自身が一番それを読み返し、咀嚼することで、 他人と会話するときの思いを作り上げてきた。 もし、その過程が無くなったとしたら、 僕は、僕という名前のプログラムになってしまう。 MUTTERは、書いた時期、場所、状況によって、様々な矛盾を来している、 皮肉が趣味の人間なら、論理の矛盾を指摘するのは容易いことだろう、 でも、僕にとってはそれらは全て、悩みの過程であって、結論ではなく、 過去と現在の間に生まれる矛盾は、論理の矛盾ではなく、論理の変移でしかない。 僕には(そして、形は違えど、誰にとっても)、 そういうことは重要だし、 僕はそういうことを理解できない人間にはなりたくはない。 (あらゆる価値観を、硬直させたくない) 僕は、しばらくの間、 意識的に、悩むことを放棄していた。 全てのことは仕方のないことだととらえ、 考えなくてはいけない問題に対しても、経験上、で対処した。 結局の所、それが一番楽だったし、 いつでも楽天的に構えることが出来ていた、が、 得るものは何もなかった。 友達が、サイトを通して悩みを打ち明けていたり、凹んでSOSを出していたり、 サイトの更新を止めてしまったり、閉鎖してしまったり、 逆に突然再開してみたりしても、 今の僕には、言葉がない。 コメントすることはいくらでも出来るし、 僕らしいことを言うことだって、いくらでも出来るけれど、 それはあくまで僕じゃなく、誰が書いたって良いようなことだ。 読む人はそのコメントを、僕らしいと感じ、 僕はその過程を、全く僕ではないと感じる。 そこに、矛盾がある。 何度も書くけれども、問題は、何か悩みを抱えてこういう状況にいる、 というわけではないことなのだ。 悩みがあって、考え込む、 悩みがあって、落ち込んでいる、 それらは、生きている人間として、極めて正常なことだ。 例え、毎日の結論が違っていて、 一見、自分の思考が揺れているようであったとしても、 一つの問題に対して、自分なりに結論を出そうとしている、そのこと自体には、 なんの、揺れもない。 それで、いいんだ。 僕は今、至極黙っている、と思う。 元気づけて貰うこと、飲みに行って笑って話をすること、 格好いいDJをすること、 イベントに行って、音楽を楽しむこと、 そういうことは、非常に、簡単に、実現できてしまう。 明日朝起きて、電話を一本入れれば、 夜になって、そうしようかな、と思いさえすれば、それで実現できる。 でも、今の僕にとって、そんなことは意味のないことだ。 恐らく、何も、感じることが出来ないだろう。 夏は、僕にとって全てであり、非常に好きな季節だ。 にもかかわらず、ここ数年は、いつも、夏前は、こんな有様だ。 僕は… 少し、独りでいた方が良いのかもしれない。 もし可能であるなら、明日から1週間の休みを取り、 自転車で、遠出をしたい。 この年になっても、野宿なんか一向に気にしない。 駅前で、寝袋で寝る、なんて苦にしようもない。 僕は、他の誰かを意識する前に、自分と向き合う必要がある。 他人に対しては、どれだけ寡黙で、冷徹であっても良いだろう、 でも、自分に対しては、常に開いていたいのだ。 だって、 僕らが、常に一緒にいると、言い切れるのは、自分だけなんだぜ? すこし、そのことを、悩もうかと思う。 夏が来る、前に。

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新語探検?ナノソイ・コロイド

ナノソイ・コロイド (2005年5月9日) -——————————————————————————- 韓国とカナダでとれる、脂肪分の多い大豆を原料とした自然成分100%の多用途洗剤・化粧品原料。環境製品などの企画・開発ベンチャーのウイット(本社・大阪府枚方市)が企画、韓国の関連会社が開発した。大豆を100万分の1(ナノサイズ)に砕いたものに、同じくナノレベルに砕いたココナッツ成分を少量配合している。既存の合成洗剤のように界面活性剤を使っていないので、アトピー性の肌にも安全で、かつ十分な洗浄力と抗菌力、抗カビ力をもっている。手荒れの心配がなく、逆に皮膚に栄養と保湿効果を与える、泡があまり出ず自然環境で100%生分解される、水溶性コロイドなので汚れの分解が速い、などの特徴がある。家庭では洗剤やシャンプー、化粧落とし、入浴剤として使われ、産業用としては殺菌・防錆効果などがあることから、車のワックスや食品工場での利用などが考えられている。環境にやさしいことから、洗剤原料として世界で初めて国際標準化機構の環境認証「ISO14001」を受け、アメリカでは「ソイマジック」の商品名で発売された。韓国では自動車メーカーなどが採用している。日本でも2005年3月から販売が始まった。
まぁ、実は、『ナノソイ・コロイド』じゃなくてもいいんだけどさ。 Yahoo!辞書?新語探検って知らなかった。 面白い。 Yahoo!辞書?新語探検?
– 新語探検とは? – 元『現代用語の基礎知識』編集長にして、最新流行語・時事用語ウオッチャーである亀井肇氏が、新世紀ニッポンを「言葉」から探検する、JapanKnowledge配信の異色コラムです。世の中に氾濫するIT関連用語、難しい経済・金融・経営専門用語から意味不明のシブヤ系若者言葉まで、新語アナリストが厳選、日替わり配信する「新語」から、ニッポンの「今」が視えてきます。家庭で、学校で、職場で、朝の会話はここから始めてください。(新語探検から引用)

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