今、手元にある、『SevenStars MENTHOL LIGHTS』にはこう書いてある。
喫煙は、あなたにとって肺気腫を悪化させる危険性を高めます。
その他、商品によって、
脳梗塞との関係や、肺ガンとの関係を示すものもある。
これらは、2005年2月27日に発効した、
『たばこの規制に関する世界保健機関枠組条約』に基づくもので、
(→
外務省プレスリリース)
警告文に関しては、その条約の中で、
たばこの包装及びラベルについて、消費者に誤解を与えるおそれのある形容的表示等を用いることによってたばこ製品の販売を促進しないことを確保し、主要な表示面の30%以上を健康警告表示に充てる。
と定められている。
まぁ正直に言うと、この警告文のおかげでデザインが台無しなんだが、
(出来ることなら、片面全部を警告文にし、もう片面は警告文無し、とかにしてもらいたい)
まぁ多分、それも狙いの内なのでしかたあるまい。
こうした警告文の影響かどうかは分からないが、
周りでも、タバコを止める人間がちらほら出てきた。
僕自身は、吸うも止めるも個人の問題だと思うから、どちらでもかまわないのだけど、
タバコを止める人間というのは、どうしてあんなにうっとおしいのか、
たまに疑問に思うことがある。
個人の意志で吸い、個人の意志で止めるわけだから、黙っていればいいと思うのだが、
多くの場合、とってつけたように、健康へのリスクや、財政的な負担を主張し始める。
要するに…止めた自分を自慢したいのと、
本当に止められるか不安なので、主張したいのと、
その両方なのだと思うのだけれど…うっとおしい。
褒められるために止めるんであれば、吸うこととあんまりかわらんのに。
僕自身は、そのうち止めるつもりでいる。
喫煙が体に良くないのは明らかだし、
内蔵や、アレルギーやその他の健康的に見ても僕には多分、良くない。
ただ、今すぐに止めればいいじゃないか、という気分にもならない。
それまでスパスパ、人前でも吸っていたのに、
ある日突然、大した理由(商品に臭いがつくとか(笑))もないのに、
禁煙の正当性を主張する人間にはなりたくない。
そういう、アレルギー反応的な反射活動は、
非常に薄っぺらいだけでなく、かっこわるい、と思う。
かっこいいと思ってタバコを吸っている行為自体が、
かっこわるいのは間違いないが、
だからといって、いきなり翻すのも別にかっこいいとも思えないし。
なるべく、自然な形で生きていきたいと思う。
おそらくそのうち、自然な形で、止めようかなと思えるかも知れないし、
もしそう思わなければ、僕はそれはそれで良い。
自分の、決めたことだから。
続きを読む