僕がニセ科学(トンデモ)に反応している理由α版

何度か書こうかなぁと思って、私的な理由で止めたりしてたんだけど、 この辺りに刺激を受けて書いてみる。 (id:dlitに対する返答でも反応でもなんでもなくて、あくまで刺激というかきっかけ)

僕がニセ科学問題に(ちょこちょこ)コミットしているわけβ版 – 思索の海
確か正月辺りに書く書く言っておきながら全然書いてなかったので。poohさんのこの記事にかこつけて書いておこうかな、と。 ※書き終わって痛感しましたが、やはり難しかったです。長いわりにまとまってないのでご注意ください。長いのだるい、という方は太字の部分とその周辺だけでも読んでもらえると嬉しいです。
僕の場合、まぁ率直に書いてしまうと、以前付き合っていた女の子とのあれこれ由来。 非難とか思い出とかじゃないところが、書き出しにくい微妙な線なのだけど、 プライバシーに触れない範囲で書く。

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あれ惑星、かな…(iStarsを使って星空を見てみる)

部屋のベランダは東向きに付いていて、その北端でいつもタバコを吸ってます。 夜はそこから星など見てるんですが(昨日の深夜はオリオン座が綺麗で季節を実感した)、 最近、北東の位置で非常に明るく輝いていて、 かつあんまり動かないそれどころか北から南へ平行に移動する星があって、 なんだあれは…未確認飛行物体か!とか思ってたんですが、 まぁ、んなわきゃーないだろ、惑星じゃないのか、と。

基礎知識 – 5.惑星
通常は背景の星座に対して西から東に向かって移動していきます。これを「順行」といいます。 ところが、内側の軌道を回る地球が外惑星を追い抜いていく際に、徐々にその動きが鈍くなり、天球上に静止してしまいます。これを「留」といいます。 留が過ぎると今度は東から西に向かって移動を始めます。これを順行に対して「逆行」と呼びます。逆行中に衝を迎え、ふたたび留を経て順行に移るわけです。(外惑星)

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ニセ科学を見抜く練習問題

id:NATROMさんの日記より。

ニセ科学を見抜く練習問題(「バイオラバー」応援サイトから) – NATROMの日記
突然ですがここでクイズです。バイオラバーは山本化学工業株式会社が開発した特殊なラバーで、「人体が持つ波長にもっとも近いバイオウェーブを出し、その共振効果によって、健康づくりや医療分野などで活躍」しているそうです。以下に引用する臨床実験で、「バイオラバーが糖尿病に効果があると実証された」と主張されています。Q:この実験でバイオラバーの効果が実証されたと言えますか?理由をつけて答えてください。

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Mosquitoneてご存じですか。

風邪引いたみたいで、早退→一日寝てましたが、 体調もだいぶ良くなったイッペイです。 ところで、”Mosquitone”てのご存じですか。 結構前から話題になってたんですが、要は、 年齢によって、聞こえる音の高さには違いがある、っていうやつです。 30歳を超えると、聞こえなくなる高さってのがあるらしい。 で、それを利用すると、たとえば高校の授業中なんかに、 先生にばれずに携帯でやりとりできたりするわけですよ。 メール着信音が聞こえないからね。 そういうわけで、ヨーロッパでこれが実際にはやり始めて、 日本でも話題になり始めてるらしいんですが、 これ、耳の年齢テストに使えませんか? タモリさん、よろしくお願いします。 というわけで、実際にやってみた。

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梅雨前線消滅?

やっと本格的な夏が来た。気象庁は30日、中国、近畿、東海、北陸、関東甲信の各地方が梅雨明けしたとみられる、と発表した。平年より8?11日遅かった。関東などでは当初8月になるとみられていたが、同庁によると、各地に大災害をもたらした日本周辺の梅雨前線が30日になって突如消滅。通常の梅雨明けパターンと異なり、同庁にとっても「想定外」の電撃発表となったようだ。
そういうこともあるんですねぇ… 梅雨明けのメカニズム(…というか、そのときの前線の動き)はよく知らなかったのだけど、 Yahoo!ニュース内からリンクされていた、西日本放送のページによると、 梅雨入り梅雨明けってどういうこと? 一般的には、 夏の高気圧(太平洋高気圧、でしょうね)が頑張って、梅雨前線が北上、消滅、らしい。 で、もう一つのパターンが、春の高気圧(オホーツク海高気圧かな)と、 夏の高気圧に挟まれて、梅雨前線が消滅するというパターン。 今回は2番目、ということなのかなぁ。 よくわかんないけど。 前述の、西日本放送のページ風に言えば、 『春夏高気圧、電撃和解!』 ってとこか。 なにはともあれ、夏到来ですなー そうはいっても、今日の近畿地方は曇ってますけどね(笑)

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本日のブックマーク – 2006/03/14

トップニュース。

「PSEマーク」なしの家電などが4月から販売できなくなる問題で、経済産業省は3月14日、“ビンテージ物”のアンプなど希少価値の高い電子楽器を同法の「例外」とし、PSEマークなしでも簡単な手続きで売買可能にすると発表した。
ふむ。 この件に関しては、いろんなモノを読めば読むほど分からなくて、 人々の間に起こってる世論や、運動は、 それそのものの大事さを除けば、ちょっと方向性が怪しいぞ、という感じで、 つまりは、法律の意図から外れた誤解から生まれていて、 かといってその誤解を解消する策は法律の中にはないわけで… そういうわけで、経済産業省が発表した指針を否定する形で、 新たな法解釈(例外の適用)で柔軟に運用することで、 問題は解決する方向で落ち着いたようだ… でもさぁ、コレってかなり多くの金が動くし、もちろんモノも動くし、 文化そのものの動きにも影響を与えると思うんだけど、 それが、国会を通さずに、つまり法の解釈1つで決まっちゃって良いのかな。 例外規定をきちんと、法律で作っておかなくて大丈夫かな。 法律って結構いい加減だよな。

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