中古PCが売れる理由 – PCはもうオーバースペックになってるよね
PCを中心とした中古情報機器の再利用を促進する一般社団法人 中古情報機器協会(RITEA)が7月27日に発表した2009年度の中古情報機器の国内販売台数実績によると、PCは前年度比10%増の192万2000台となった。 (中略) ちなみに、調査会社のMM総研が先頃発表した新品PCの2009年度国内出荷台数は、前年度比4.8%増の1390万8000台。新品に比べて中古品は倍以上の伸び率を示した格好だ。 しかも中古品の伸び率は、2007年度が前年度比30%増、2008年度も同10%増だったので、3年連続で2ケタ成長を遂げたことになる。これに対し新品の伸び率は、MM総研の調査によると2007年度で同0.1%増、08年度で同1.8%増と微増にとどまっており、中古品と新品における勢いの差は歴然としている。 (中略) では今なぜ、中古PCが売れているのか。背景にある大きな流れとしては、個人および企業ともここ数年の景気低迷の中で、低価格な製品を求める傾向が強まってきていることが挙げられる。