昔懐かしみんなやってたミクシィ(SNSでお手軽廃墟巡り)

mixi.gif ミクシィさんからお知らせが来ていったいなんだ?と思ったら、しばらく連絡取ってなかった友達からのメッセージでした。恐らくメールアドレスもわかるだろうに、どうしてミクシィなんだ(笑)と思いつつ、ログイン自体1年以上ぶりというミクシィがなんだか懐かしかったので、少しやりとり。 受信箱に入ってる他のメッセージが2013年の忘年会の打ち合わせだったり、2011年の誕生日に友達から送られてきたお祝いメールだったりしてかなり遠い目になりつつ、

  • マイミク100人のうち10人くらいは最近もログインしてる
  • マイミクのうち何人かが退会してる(誰かわからん)
  • 自分の自己紹介が古い。もちろんマイミクのも古い。
  • コミュニティは時間が止まったようになってる
などなど、遺跡ないしは廃墟探索のような時間を過ごしました。すごいなこれ。 最近iPhoneでスマホゲーム「モンスターストライク」(株式会社ミクシィ内のスタジオ「エックスフラッグ」が開発)をやってるのでミクシィに間接的に触れてはいるんだけど、モンストはSNSとしての「ミクシィ」とは全然連携してないので「ミクシィ」本体の現況は全然知らなかったです。放棄されたSNSってこんなんなるんですね。 ゲームのヒットで「株式会社ミクシィ」は今後もしばらくは安泰でしょうけれど、SNSとしての「ミクシィ」が復活することはもうないだろうなあ。昔はみんなあんなに使ってたのに。時代の流れというのは残酷ですね。一瞬流行った、セカンドライフの跡地を巡るとかに共通するわびしさがありますね。なかなかに味わい深かったです。 皆さんもぜひ、何年かに1回くらいは、廃墟探索に出掛けて見てはいかがでしょうか。

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mixiを使わなくなってもユーザーはmixiを気にしている

「ユーザーファースト」掲げるmixi 開発・改善スピードアップへ – ITmedia ニュース

「ユーザーのみなさまのご要望、声にしっかり耳を傾けていく」――ミクシィの笠原健治社長は8月3日、SNS「mixi」で“ユーザーファースト”を実現していくと話した。ユーザーの声をサービスにスピーディに反映する体制を整備。アクティブユーザー減少に歯止めをかけ、ビジネスを加速したい考えだ。  mixiはスマートフォン対応の遅れなどが響き、月間ログインユーザーは減少傾向が続いている。今年6月は1453万人とピーク時(2011年5月)の1547万人より100万人近く減少。スマートフォンからの利用者は拡大が続きいて788万人となったが、全体の減少を補い切れていない。  反転攻勢に出るべく同社は、スマートフォン向け「mixi」を軸に、ユーザーファーストを掲げてサービスを改善していく。ユーザーからの機能要望や、ユーザーインタビュー、ログ解析などの仕組みを整備し、ユーザーの声が届きやすくするほか、開発体制も刷新。「つぶやき」「日記」「コミュニティ」など機能ごとに少人数のユニットを組み、要望をスピーディに各機能に反映していく。各ユニットは「仮想カンパニー」として収益も追っていく。

まぁ今さらかーというのが率直な感想ですよねぇ。

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mixi関連ニュースで感じてた違和感ってこういうことか

日本最大級のソーシャルイベント:mixi XmasのベルはWindows Azureの上で鳴り響く、大規模ソーシャルアプリの舞台裏 – ITmedia ニュース

SNS大手のミクシィは、11月30日から12月25日まで恒例となったクリスマスソーシャルキャンペーン「mixi Xmas 2011」を開催。同キャンペーンのサービス基盤として、Microsoftのパブリッククラウドサービス「Windows Azure Platform」が採用されている。国内最大規模のオンラインイベントを支える取り組みを、キャンペーンを運営するバスキュール号 取締役 プロデューサーの田中謙一郎氏と日本マイクロソフト デベロッパー&プラットフォーム統括本部 パートナー&クラウド推進本部 エバンジェリストの砂金信一郎氏に聞いた。

ここ何年かmixiに関連したニュースを読んでどうも違和感を感じていて、その理由が良く分からなかったのですが、上の記事を読んで朧気ながらその正体が分かった気がしました。

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mixiのユーザー層について思うこと(適当)

ミクシィ笠原健治氏ソーシャルメディアの立ち位置の違いを語る―IVS会場で

ミクシィ代表取締役社長の笠原健治氏はmixiの現状を踏まえながら、自分たちのソーシャルメディアとしての位置づけを声高に語った。「Facebookは世界中同じ(ソーシャル)グラフでいいのではないかと言っている」としているが、いまはソーシャルメディアの使い分けができて、それらのうちで差ができてきていると語る。 「(ソーシャルメディアは運営もとの)思想の違いが明らかになっている。一番特徴的なのは、Facebookは完全実名制で人の見つけやすさを提供していて、発言の重さもそれにともなったものになっている。mixiの立場は実名制だけど、それを共有することはなくて、ニックネーム性をもって、使い方はユーザーにまかせている」 ミクシィでは自社のユーザーのアンケート結果では、実名を友だちなどには出している人は85パーセント程度いるのだという。つまり、自分がつながりたい人には実名を出しつつ、そうではない人には実名を出さない。実名がみんなに見えるわけではないので、繋がりやすさは少なくなるが、親しい人たち同士で居心地のいい文化を作っているという。これは「より密な空間で心地のいい広がりを提供していて、Facebookとしては違う方向性を出している」と語った。

まぁ合ってると思います。 ユーザに対するこの把握も、全くその通りなんだと思います。
  • 実名or匿名:実名性(ニックネーム併用)
  • つながりの特色:親しい友人との交流(プライベートグラフ)
  • メインユーザー:20~30代の女性
ただまぁ、どうしてこういうユーザー構成になったか(特にメインユーザー)に関しての説明がないんですよね。クックパッドみたいに「狙ってそうした」なら別に良いんですけど僕はそうは思わなくて単純な話として、
  • 今どきの10~20代はmixiなんかやらない(新規ユーザー獲得の失敗)
  • つながりに興味がある男性はmixi以外のSNSを選択する(男性ユーザーの離脱)
  • 緊密なつながりを求める人だけがmixiに残った(SNS疲れによる離脱)
ということの結果として今のユーザーが残ったということなんじゃないですかね。mixiはクローズドSNSなので僕の知らないmixi界隈があるのかも知れませんけど、僕の周りはそんな感じ。初期から使っている女性ユーザーが「残った」。そういうユーザーを獲得したんじゃなくてね。 その上でその残ってくれた熱心なユーザーに対してmixiが何をやっているかというと、新アプリケーションの拡充とオープン戦略。 うーん。 まぁオープン戦略って書いたけど「オープンにする」んじゃなくて「オープンもやる」だから本線外れててるわけではないんですけど、それにしたって基本サービス放置しすぎじゃね。Twitterと連携するくらいなら、クソ使いづらいフォトアルバムとかリニューアルする方が先じゃね。日記につぶやきで返信できたり、つぶやきに日記で返信できたりする方がよくね。友達の日記もmixiチェックできるようした方が良くね?友人の日記の更新情報をメールとかRSSとかで配信した方が良くね。 社長がこんな発表しておいての今のサービス展開とかありえなくね? 何がしたいんだかさっぱり解らんよねー

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mixiページ作ってみましたよと

ミクシィ、「mixiページ」発表 – ITmedia ニュース

ミクシィは8月31日、ソーシャルページ「mixiページ」を発表した。同日から作成が可能になっている。  Facebookページのように、企業や個人などがmixi内に開設できるページ。日記や写真の公開、Twitter連携、ホワイトボード、Q&A機能を備え、サードパーティによるアプリのアドオンによりクーポンの配布やEC機能などを加えることも可能という。  ページはmixiとしては初めてネット上にオープンな形で公開される。mixiにログインしなくても利用でき、検索エンジンなどから誘導することも可能になる。  コメントなど、ページ上でのユーザーの行動はユーザーの友人などにフィードされ、情報がユーザーのソーシャルグラフ内に伝播していくという。「APIなどを使わずに、企業や個人が簡単にmixiユーザーのソーシャルグラフを利用できるようになる」(原田明典副社長)という。

というわけで、mixiページ作ってみました。 [mixi] isの最新情報 「最新情報」というのもよくわからないが、その辺ブラッシュアップされていくんでしょう。 機能もたくさん追加される予定みたいだし。

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mixiは2005年が一番良かったよね

2005年のmixiにはなかった主な機能

機能以外の主なmixiの変更

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pixivの変化をalexaで見てみる

徐々に話題に上らなくなりつつある「pixiv問題」ですが、ユーザーの間では「若者のpixiv離れ」も着々と進行しているらしく、

  • 目に見えてユーザー数が減ってるのがわかる
  • みんな次どこを本拠地にするの?
なんていうのもちらほら見かけます。 ただまぁpixivというのはいわゆるSNSであって、アクティブかそうでないかという感想は自分の観測範囲を眺めた感想でしかないので、一応は客観的なデータもあった方が良いかなぁということで何かデータを。あんまし信頼できるとは言い難いけど、それ以上のツールもあんまり無いのでalexaで諸々のデータを見てみます。

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ユーザビリティと統計とmixi

# あんまり真面目に書くつもりはないのだけど Webサービスのユーザビリティを見てみたとき、それが全て直感的で便利とは限りません。 例えば、Amazonで商品をカートに入れた後に出てくる画面。 買い物する人にとってこの画面て本当に重要なんでしょうか。 これ無しで、続いて検索なり買い物なりできた方が便利じゃない? せめてカート画面に移動してくれるとか。 僕はユーザーとしてそう思うんだけど、でも多分統計上はそうじゃない。 これを気にして買い物をしなくなる人よりも、 この画面が表示されることで「オススメ商品」へと進む人の方が多いんですよね。 だから、ユーザービリティの設計というのはただ単なる「デザイン能力」とは違います。 見た目美しいとか、わかりやすいとか、使いやすいとかそういう一般的な「デザイン」だけではなく、 良いユーザビリティの設計とはサービス側の目的をきちんと反映することができる設計なんだろうなと。 そうした、僕らからは「結果論的」に見えることを事前に見通せる人が素晴らしい設計者なのだろうけど、 そんなに素晴らしい設計者ばかりがいるわけでもないので(一応僕もプロですけど、そんなの全然自信ない)、 凡人しかいない場合にはデザイン毎にきっちり統計を取って納得性を持たせるということをやります。 そんなの所詮、理屈の後付けに過ぎないのですけど、凡人にとってはそれが重要だったりします。 でも、そういうことを繰り返していると、たまに、「何のために統計を取っているのか?」を忘れてしまうのですよね。 補助線だったはずの「統計」がデザインの主導権を握ってしまったりします。 明らかに見た目汚いし使いづらいけど、統計上こういうのが良いはずだからこれで、みたいな。 Apple製品の後追いデザインみたいな感じね。 そうなってくるともうなんか、明らかに間違ってるのに誰も文句付けられなくなったりして、 最終的に稼働率下がって「なんでなんだ」的な話になったりとか。 明らかに使いづらく、使いづらくなってんのにねぇ。 ここ5年くらいずっと続く、mixiのデザインの迷走ってそういうことなんじゃないかとちょっと思いました。 最近スマートフォン向けインターフェイスがリニューアルしたけど、これまた酷いよ。 そりゃ統計上、そういうデータを欲しい人が一番いるのかも知れないけど、正直うざいだけで。 iPhoneではmixi、開かなくなりましたよ。 現場のデザイナが悪いわけではなくて、 デザイン部門のマネージャーが無能なのに有能なフリしてるんじゃないかと思うなぁ。

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mixiのメールアドレス検索の件

これね。

mixiが「メールアドレスを入力して探す」機能を追加し、「メールアドレス」を検索することで「mixiID(やプロフィールページ)」に辿り着くことができるようになった。既に導入されている「アドレス帳から探す」等とは割と意味合いが違うので、
  • 既に導入されていた「メールアドレス」と「mixi上の存在」の紐付けの性質
  • 今回導入された「メールアドレスを入力して探す」機能の性質
を紹介し、「何ができるのか」「これまでとは何が違うのか」を解説する。 また、この機能は、デフォルトで設定が「許可する」になっている。以下を読んで気になる場合は、最後に書く方法で「許可しない」に変更しておくのがオススメ。
 
要するに、mixiのログインで使用しているメールアドレスで検索できるので、そのアドレスを知っている人がいたらmixiのアカウントを知られる可能性がありますよ、ということ。メールアドレスもmixiアカウントも既にオープンにしていて、検索されても別に構わないという人は何も問題はないと思いますが、クローズドに使っている友人も何人かいるので。 試しに自分のGmailのアドレス帳で検索してみたらば、リアルでの繋がりとweb上とを切って暮らしてる友人がヒットして、そこからメールアドレスで検索することでそのままアカウント→現在更新しているブログまで行けてしまったので(僕はその友人のmixiアカウントが復活してることもそのブログも知らなかったわけだけど)、ちょっと怖くなったりとか。ほとんどの人にとってはmixiアカウントを検索されたところでという話でしょうけどもね。 と言うわけで神経質になる必要はないと思うけど、気になる人は設定を変更した方が良いかなと。 設定変更はどちらかお好きな方で。
  • ログインメールアドレスを誰も知らないメールアドレスに変える
  • メールアドレスで検索されない設定にする
    • 上記エントリ参照

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なぜ僕がFacebookを熱心に使ってこなかったか

現在、一部のWeb技術者の間でFacebookが「流行中」です。僕はその動きを比較的早くから見ていたのでなんでそんなことになっているか結構把握しているのですが、それを知らない人にとっては、降ってわいたようなFacebook賞賛(Facebookと言えばMySpaceと同様に「欧米じゃ流行ってるらしいけど実際イマイチ残念なSNS」というイメージが強い)に戸惑っているようです。 ここで改めてFacebookの何が優れているかを書いたところで屋上屋な感は否めませんし、他の人たちと同様、ステルスマーケティングだ、仕込みだと言われるだけ(真面目にマーケティングに取り組んでる人は泣いてるだろうね。やっぱり「マーケティング」ってそんな評価なのかと)なので、むしろ逆にこれまで使ってこなかった理由を書こうと思います。

僕とFacebookの概要:

  • アカウント取得は2007/10/25
  • きっかけはTechCrunchかITmediaかで「流行ってるらしい」と聞いたから(MySpaceを逆転しそうだという話題だったかも)
  • 友達はリアルの友達もしくは親交のあったネットの知人。多くは外国に住んでいるか、外国にいることが多い人
  • アクセス頻度は週に1回程度
  • アカウント取得当時いろいろとカスタマイズを試みたがあまりにわかりにづらいUIに断念→以後諦める
  • 途中でTumblrとTwitterの情報だけ流すことにする→今に至る
  • 仕事でFacebookを使って海外との窓口として異常な強さに驚く。これはマジ
  • 仕事で「いいね!」ボタンを付ける

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