【今日のニュースから】米研究者「卵を週に3個以上食べるとコレステロール過多になります」
コレステロールが上がるとか関係ないとかやっぱり病気になるとか一体どっちなんだよと思うわけですが、最新版のコレステロール論では「やっぱ心疾患のリスク高くなるわ」だそうで、もうなんか好きにしてって感じ。コレステロールの上下に様々な要因があって、食品との関連性がなかなかわかりづらい(他要因と分離しづらい)ってことなんだろうなと思うんですけど、卵の黄身に多くのコレステロールが含まれているなら、血中コレステロール値が上がることがあっても不思議ではないし、コレステロールの作用について良く言われていることが正しいならそれが病気の原因になってもおかしくないわなとも思うわけですけど、でもいつも思うんですが、病気になりやすいかどうかは血中コレステロール値で判断したらええんちゃうのと思うわけですよ。摂取食材それぞれじゃなくて。 よく知られていることだと思いますけど、コレステロール値の高い低いにも体質があって、同じ食事をしている似たような習慣の2人であってもコレステロール値が全然違うというようなことはままあります。我が家であれば、粗食で薄味でお酒があまり飲めなくて痩せている彼女の人の方が、毎朝卵かけご飯を食べ彼女よりは濃い味好き(一般的には薄味だけど)でお酒好きで中肉中背の僕よりもコレステロール値が低いように感じられますが、実際には僕の方がコレステロール値は低いです(というか下限ギリギリです)。 なので、コレステロールを上げ下げする要因についてあれこれ議論したところで、それが誰にでも当てはまるものかどうかって微妙だと思うんですよね。 この話は多分2段階になっているはずで、CNN.co.jp : 週に3個以上の卵を摂取、心疾患のリスク増大か 米研究 – (1/2)
(CNN) 1週間に卵を3~4個食べる人や、食事から1日当たり300ミリグラムのコレステロールを摂取する人は、そうでない人に比べて心疾患や早死にのリスクが高い――。そんな調査結果がこのほど医学誌JAMAに発表された。 論文を執筆した米ノースウエスタン大学のビクター・ゾン氏によると、卵の黄身は特にコレステロール値が高く、卵1個には大きなもので約186ミリグラムのコレステロールが含まれる。 研究チームは、2万9000人あまりについて平均で17年半にわたって追跡調査した米国内の6研究グループのデータを詳しく調べた。 その結果、心血管系の疾患を発症していたのは計5400人で、うち1302人は脳卒中(死者を含む)、1897人は心不全(同)を発症し、113人はそのほかの心疾患のため死亡していた。それ以外の原因で死亡した患者は6132人だった。 今回の調査では、食事からのコレステロール摂取が1日当たり300ミリグラム増えると、心疾患に関連したリスクは3.2%高まり、早死にする可能性は4.4%増えるという結果が出た。 卵は1日当たりの消費量が半個増えるごとに、心血管系疾患のリスクは1.1%上昇し、早死にリスクは1.9%上昇するとしている。
- コレステロール値が上昇しやすい食品とは何か
- コレステロール値が高いと病気になりやすいのかどうか
- 卵の摂取が病気のクリティカルな要因となっている
- さらに卵を食べることがどんなリスクを引き起こすか