[Number717] ナンバーノンフィクション – 嫌われた審判。

ずるい、と思った。 主審を務めると試合が荒れるとして、悪名高かった日本のSR、家元政明氏。 サポーターから審判へ文句が出るのは常とはいえ、大きな試合毎に、 「また家本か!」という話題でWEBが満ちるってのはさすがに無い状況。 特に今年春のスーパーカップ?Jリーグの試合割り当て見送りあたりでは、 彼に対する相当なバッシングが続いていた。 かくいう僕も、特定の審判で試合が荒れることにうんざりしているのだけど。

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【読書】 鈴木 清子 / 父・鈴木信雄―島田事件の弁護士の素顔

4835561880父・鈴木信雄―島田事件の弁護士の素顔
鈴木 清子
文芸社 2003-08
by G-Tools
『島田事件』…という冤罪事件について、今の人がどれくらい知ってるか知らないけれども。 島田事件 – Wikipedia 鈴木信雄は、その事件において弁護団を率いた弁護士であり、 著者の鈴木清子はその娘。 弁護士が日常生活何をしているか、というのは外側からは見えにくく、 何となく裁判所や記者会見でのやりとりがその弁護士の評価になってしまいがち。 そういう意味で、著者自身の人生を通してみた鈴木信雄弁護士の半生と、 また、恐らく十分な資料もないと思われる中で緻密な調査を元に照らし出された、 その前半生は凄く興味深い。 法律が違ったにせよ、市議会議員と県議会議員、そして弁護士を、 どれも手を抜くことなくフルパワーでやり通した人間は…僕は他には知らない。 時代の要求もあったかもしれ無けれども…素直に凄い人だったのだなと思う。

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