【ドル円】 円安ドル高が突き抜けて85円前半にまでなってる(執筆時点で85円25銭)
TLで見掛けて「マジですか」と思ったらマジでした。
(クリスマス休暇なのかいつものstooqが更新されてないので画像はYahoo!ファイナンスから)
ついこの間まで70円台後半がどうのこうのと言ってたのになあ…先日のエントリで掲載したこちらの見解も見事に外れる格好になりましたし、外国為替の予想ってのは難しいんだなあと思いましたです。ほんとに。
ドル急伸、84円台前半=自公大勝で円売り加速〔東京外為〕(17日午前9時)(時事通信) – ニュース・コラム – Yahoo!ファイナンス
ただ、ドル円は前週末の米国市場で83円台半ばに下がっており、そこから84円台前半に値を上げたのは「やや過剰な動きではないか」(別の大手邦銀)とされ、目先は利益確定の売りなども予想され、84円台前半で「いったん水準調整になる」(外資系金融機関)との見方が多い。

衆議院選挙の体制が明らかになったことを受けて円安に。84円台。
あれ、最近ってそんな相場だったんだっけ。
前回記事を書いた11月末には81円84銭だったし、1週間前でも82円30銭くらいだったのに、
選挙を挟んで一気に円安が進んでます。
なんでなんだろう…
ユーロ円が11年半ぶりの円高水準でどうやら記録を更新しそうだという記事を書いたのは6/1のことでした(
ヨーロッパの不安定な情勢を反映してか安値の情勢が続いていたユーロですが、徐々に進んでいたユーロ円での円高ユーロ安がついに「11年半ぶり」という水準に達したようです。ユーロが市場に広く出回ってからのことを考えれば「史上最高」といっても良いかもしれませんし、上がって下がって5ヶ月前の記録を更新したとも言えるかも知れませんけれど、まぁともかくなんだか全然先行きの透明度が上がらなくて話題になるのは「ユーロの売りをどこが引き受けるのか」みたいな話で、いやあ。
このところ、株価の下落と同期するようにしてじりじりと円高に振れていた外国為替相場(どっちが原因なのかそもそも関連はないのか解りませんが)ですが、ギリシャのユーロ離脱がユーロの信用不安を招くということで3ヶ月ぶりに100円を割り込んでいます。執筆時点で1ユーロ99円85銭。ずっと円高傾向であることもあって対円は「3ヶ月ぶり」というレベルですが、対ドルでは2年ぶりの水準とか。
円相場はしばらくの間1ドル81円前後で推移してたんですけど、朝起きたら79円台になってました。
いつの間にそんなことになってたんだ…
というわけで旅行に行っている間に円高に逆戻りしてました。
いや正確には旅行に出掛ける3日前に84円台になりそこから一気に82円台に突入、旅行中派少し戻して落ち着いたものの、週終わりにかけて81円台へ、週末はちょっと戻して82円86銭で迎える…という感じですか。まぁたかだか2円くらいの幅の話なので、円高だの円安だとやいやい言うような値動きではないんですけど、なんでしょう、どうしてもちょっと動くと「このまま一気にどちらかに言ってしまうんじゃないか」とか思ってしまうんですよね。流れはどうなっているんだろう的な。
10日スパンのグラフだとイマイチよく分かりませんが、1年スパンのグラフだとちょうど流れが途切れて一服した感があります。
このグラフが今後さらに円安方向に進むのか、円高へ揺り戻しがあるのか、はたまた安定するのか。正直言って僕には全く解りませんけれども、日本とアメリカの景気の状況に左右されながら、利益確定や期末の両替などをつぶしつつじりじり進むんだろうなぁと言う気がします。
さてはて。