例えば「演繹的な表現」がわからない人たち(その1)
色んな人と話していて思うことは、論理的思考能力や読解力というのは人によってものすごく差があるということです。自分と同程度の論理的思考能力を持つ人と話しているとき、人はとても話しやすく感じるし、ストレス無く意思疎通が出来ます。逆に相手の論理的思考能力が自分よりも劣るとき、または自分の論理的思考能力が相手よりも劣るときには、お互いにストレスがあります。論理的思考能力が高い人の方は「なんでこれがわからないんだ」と感じるし、低い人の方は「説明がわかりにくい」と感じる。自分と全く同じ能力の人はいないわけだし、相手に合わせて(もしくは低い人の方の能力に合わせて)表現方法を変えることが、コミュニケーションを上手く取るためのコツです。