独り言、という癖。

このサイトの名前は「Nobody:Place」と言いまして、その中にあるこのブログには「Mutter」という名前が付いています。実質的にはNobody:Place≒Mutterなので、どちらで呼ばれても別に構わないんですが、まぁ一応話としてはそういうことになっています。 「Mutter」というのはざっくり言うと「ぶつぶつ言う」と言う意味です。

mutter 【名】
  1. ボソボソ[ブツブツ・ブーブー]言う声[こと]、つぶやき、不平
  2. 低くゴロゴロ鳴る音◆雷など
【自動】
  1. 〔不平などを〕ボソボソ[ブツブツ・ブーブー・不明瞭な声で]言う
  2. 〔雷などが〕低くゴロゴロ鳴る
【他動】 ~をつぶやく、~と不平を言う
 
ニュアンスとしてはあんまりポジティブではないかも知れませんが、要するに誰かに向かって明確に意見を述べるとか、自分の考えをここに明らかにするとかそんな立派なことではなくて、なんとなく思うことを意味不明にぶつぶつ言ってるんでもしお暇でしたら聞いてやってくださいな的な。そういう言い訳的なアレです。

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気付いた、

気付いた、 鼻をかすめる落ち葉の匂いが 僕は嫌いではない 夏の草いきれが、 枯れてくすんだようそのな匂いは そうか、 夏の残り香なんだ からからと音を立てて舞いながら 次の香りを蓄えるんだ

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Ken’s blogは誰かに宛ててるように読める…

志村けん(敢えて敬称略)がブログを始めたってことで、 まぁその辺でちらほら話題になってたんですが。 ken’s blog: 志村けん公式ブログ これが意外なほど、落ち着くんだなぁ。 みんなうすうす気付いてはいただろうけど、 TVではしゃいでるのは、志村けんの中の『志村けん』って言う人なんだろうと。 自分ではないわけではないけど、 完全に自分と同一でもない。 ブログを毎日読んでて、 TVとは全く違う、そんな一面を見ている気分になることもあるし、 TVやその他メディアに載る姿の延長を感じるときもある。 ブログ…というか、 多分ネットそのものに不慣れなんだろうけど、 読んでる僕ら(それと、話題に出てくる人達)にも凄く気を遣って、 丁寧に書いているなぁ、という印象がある。 きっと、性格なんだろうね。 優しい。

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酔想

もし君がそばに居た 眠れない日々がまた来るのなら? 僕は今、そんな日々にいる。 そのことに感謝を。 きっと、たぶん、僕は、 生きている、 うん、きっと。

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月を見て、想う。

今日も今日とて、 今まで同じラインで、ちょっと凹む話題があって、 なんかもう、よくもこんなに上手くヒトのモチベーション削れるな、と、 半ば呆れ気味に、軽く怒りを覚えたわけですが、 まぁそんなことをここで書いても仕方がないので。 そういうことは、今度誰かと愚痴るとして、だ。 しばらく、休もうと思って、 実質5日間、更新を止めたわけだけど、なんかあれだね、 想いが蓄積されているのが分かる。 色んなコトに対して、感情や、意見や、発見や、その他多くのこと。 書かないことは出来るけど、 感じないことは出来ないから。 祭りの帰り、坂の上から、道を見下ろすと、 ちょうど自分の目線当たりに満月が昇ってきたところだった。 まだ夕方だったし、 少し赤みがかった青空の中に、 薄い雲をまとった満月がすごく大きく見えて、 その日一日のことを思いつつ、すごく感慨深かった。 月は遙か遠く、手は届かないけれど、 少しずつ、少しずつ、 歩いていこう。

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さまざまなかたち。

さまざまなかたち。 ふと訪れたバーのふと座ったカウンターで隣にいた女性、 お腹を空かせて通りを渡るときにすれ違った女性、 ふとした成り行きで知人に紹介された女性、 僕の次にお酒をオーダーした女性、 クラブの照明の下で照らし出される綺麗な形をした胸を持つ女性、 街角でタバコを吸う僕の吐き出す煙に顔を背ける女性 いつの間にか連絡を取り合うようになった女性、 僕の買ったセブンスター・メンソール・ライトをレジに通す女性、 月に何度かイベントで会い、たまに飲みに行く女性。 出会いの形には、さまざまなかたちがある。 何も知らなければ、 何も危惧したりしないし、 そのとき、軽い挨拶と、会話を交わして、 あとは振り返りもしない。 連絡が取れなくなっても、 いつかまた会うと思いながら二度と会わなくても 出会いは、 出会ったときに既にそのとき、完結していて、 それ以上でも、それ以下でもない。 そこには、そのとき以外に 何もないし、 いずれまた、他の、そのときがやってくる。 そのうちの誰かとは、 笑いあうかもしれないし、 罵りあうかもしれないし、 涙を誘うかもしれない、 音楽に満たされた空間に幸せを感じるかもしれない、 同じベッドで、 滑らかな肌を、細い指で撫でているかもしれない、 ふと目覚めて、隣に感じる自分のモノでない重みに、 そっと微笑んでいるかもしれない。 ものごとには、さまざまなかたちがある、 ひとつではないし、 ずっと変わらないものでもない、 僕らはそれに触れ、 それから離れ、 そして、また触れる。 あなたの柔らかな目の輝きが 明日もそこにあるように、 祈りながら。

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苛々の形状

まだ、生乾きの時には 触れるたびに苛々が伝わってきたり 形を変えたり 広がったりする。 暫く放置すると 徐々に乾いてはくるが、消滅することはない。 安定し、風化することなく、 そこにとどまる。 そしてある瞬間、 あるきっかけによって、エネルギーを放出する。 苛々は蒸発し、 甚大なダメージを残す。 さて、我々は彼らと、 どのように付き合っていけばいいのだろう?

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