【小ネタ】 車輪を再発明してはいけません。
アルファルファモザイクより。
車輪の発明に特許を認めてしまった国:アルファルファモザイク733 水先案名無い人 :2008/09/25(木) 19:30:35 ID:sMGSwqHt0 155 :(´・ω・`)(`ハ´ )さん :2008/09/25(木) 14:52:01 ID:8byffo5k 車輪の発明に特許を認めてしまった国 その国はオーストラリア。 2001年、オーストラリアは新たな特許申請システム「イノベーション特許」を認めた。 しかし「イノベーション特許」のシステムには致命的欠陥があった。 特許申請の際にほとんど審査をしないのである。 弁護士のジョン・ケオは、この致命的欠陥を批判する為、誰もがとっくに知っている発明品に対して、 イノベーション特許を申請したのである。 その発明品とは「車輪」。 車輪に対しケオは「環状の運搬補助装置」というそれっぽい名前をつけ、 イノベーション特許のシステムが施行された数日後に特許を申請。 彼の書いた特許明細によれば、車輪はそれまでの運搬方法、 例えば「物品を徒歩で運ぶ」方法や「氷や雪の表面など摩擦係数の低い物体の上を スキーやそり」等で運ぶ方法に変わる画期的な運搬方法で、 摩擦係数の高い地面の上でも使えるという利点があった。 こうしてケオが特許明細を提出すると、オーストラリア特許庁は 中身をろくろく確かめもせずに、この人類最初の発明と言われる 発明品に対して特許を認めてしまったのである。 ケオとオーストラリア特許庁はこの業績を称えられて、 2001年にイグ・ノーベル・テクノロジー賞を受賞。 それからというもの、オーストラリア特許庁のホームページには、 「車輪の特許を申請しない事」という注意書きが載せられている。