アヌシュ選手。
ハンマー投げで金メダルを獲得した、ハンガリーのアヌシュ選手に、 ドーピング疑惑が持ち上がっている。 マスコミは、『室伏、金メダルか!』と盛り上がってるようだけど… 正直、あんまり浮かれる気分にはなれない。 (日本人の、性質かもしれないけど) 正当な理由なくドーピング検査を拒否し、それを認めてしまえば、 それは当然、今後の検査の有効性に関わってくるから、 IOCも看過できないだろう。 でも、『同じコーチに師事していた』という理由だけで、 一方的に疑惑の目を向けられたら、それは選手としては面白くないだろうし、 選手によっては、意固地になってしまうこともあるかもしれない。 室伏が金メダルなら素直に喜びたいけれど、でもやっぱり僕は、 アスリートの無実の方を信じたい。 やましいことがないなら、素直に応じて潔白を証明し、 IOCに認めさせればいいわけで…そういう点では、限りなく黒に近いかもしれない。 でも、それを信じたくはないなぁ… 明日、現地時間午前11時、アテネで開かれるIOC規律委員会に アヌシュ選手本人が出席し、全てを明らかにする、そうだ。 それを、見守るしかないのだけど…