島国根性?[2]
島国根性エントリに関して、松永氏から直接コメントを頂きました。 心理状態はさておき、私が松永氏のコラムからインスパイアされてエントリを書いただけであって 氏のコラムの正誤を問題にしていない、と言うことを理解いただけなかったようですので、 この際、氏のコラム内容から離れつつ、改めて書きたいと思います。 私が指摘したかったことは、 島国根性というのは、日本に意識ベースを置くこととは違うと言うことです。 そこには、その国に対する侮蔑の感情、 もし何らかのナショナリティを感じるので有れば、そこに恥という概念を持つことです。 さらに突っ込んで言えば、『島国根性』という単語が成立するのは、 そのような概念が成立すると共感するコミュニティにおいてのみです。 当たり前のことですが、自らにその単語がなければ、その意味は伝わらない。 そういう意味で、このような単語を軽々しく使う氏は、 他言語に関して指摘していながら、実際の意識は極めて内側を向いている、 ということを指摘したかったわけです。 コメントおよび後述ではっきりすると思いますが鎖国とは過去の政治形態を差す言葉であり、 現在使用する場合には様々な意味合いが生じます。 少し考えれば明らかであるその事実を、自らの煽りのために安易に使用する氏の常識に 疑問を呈したと思っていただきたい。 日本語にしか対応しない開発者が、果たして島国根性に当たるのかどうか?