しんどい。や、いろいろ。

昨日は、仕事休みまして。まぁ当日報告、通院無しなので、給料から差し引かれます。イタイ。でもしょうがない。動けなかったんだから。夜になってだいぶマシになって、ちょろっと散歩して、帰ってきて、部屋を掃除して、寝る。寝れない。しょうがないので、村上春樹『東京奇譚集』を読み終わり、中沢新一『アースダイバー』を読み始め、途中でハロルド作石『ストッパー毒島』に浮気をし、いつの間にやら午前5時。ふう。 今朝は、ぼちぼち起きてぼちぼち出勤。会社に着いてから、今日は休日なんだし(自転車撤去される確率はかなり低いから)自転車で来れば良かった!ということと、F1日本GPの録画予約してくるのすっかり忘れてた!という二つのことを思い出すにいたり、やっぱりなんだかぼーっとしてるなぁ、と思いつつ。コレと言って緊急の仕事もないので(指示はないが必要と思われることはしておいた)、継続的な仕事に手を付けつつ、ふう。 ため息ばかりだなぁ、ふう。

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Upgrade -> MovableType 3.2

9/30にリリースされた、MovableTypeの新版、『MovableType 3.2』。 コレと言って大きな問題も起きていないようだし、 システム的に結構大きな改変があったようなので、 思い切って導入してみました。 Six Apart – MovableType News: Movable Type 3.2 日本語版の提供を開始 とはいえ、いきなり投入してアップグレード…は恐いので、 まずは、バックアップから。 このサイトはエントリ数が結構あるので、コレには時間が掛かる。 (Mutterのバックアップファイルは、3.49MB) しかもサーバが不安定だと、バックアップが正常に終わっていないのに、 ダウンロードがうち切られることもあり…チェックが必要。 本当は、MySQLからDBレベルでバックアップを取る方がいいんだろうけど、 なんかもう面倒だったので、コレで良しとする。 その後、mt-config.cgiの変更。 今までは、mt.cfgというファイルだったが、名前が変更になった。 DBの設定や、エンコードの設定を慎重に行う。 既存のバージョンへの上書きアップグレードではなく、 別のディレクトリにアップした後、名前変更というパターンを取るため、 それに合わせて、mt-config.cgiも記述。 (コレは実はあんまり意味がなかったことがあとで発覚) 全ファイルのアップロードが完了したら、 mt-check.cgiを動かし、チェック。 問題なければ、index.htmlにアクセスし、ログイン→アップグレード。 ちなみに、最初これを行ったとき、全くアップグレードが始まらなくて困った。 原因は、僕が、mt-config.cgi上の、mt-staticのパスを間違えていたため。 アップグレードはJavaScriptを利用して行われるので、 mt-staticが間違ってると、動作できないわけで。 その後個々を修正したところ、1分ほどで終了した。 なお、このアップグレードでは、データベース形式も変更するようなので、 ダウングレードするには再インストールってことになるだろうし… 別ディレクトリでアップしても、意味がなかったわけだ。 その後の設定は問題なく終了したので、 ここで書いた再Hack手順に従って、ボタンなどを追加。 (ただし、blockquoteなどに関してはCSSで対応予定) また、フォント表示が気にくわなかったので、textareaなどでも、MS P ゴシックを使うように設定。 Macからは多分使わないからね。 そんなわけで、無事完了。 全体としては、データベースもいじるし、UIも変更されてるし、 大きな変更…なんだけど、それらは全部プログラムがやってくれるし、 ユーザは、マニュアルに従って作業すれば、何の問題もなく進めるかな。 実際の使い勝手は… まだあんまり試してないけど、検索が出来るようになってることや、 トラックバック数なんかもチェックできるようになってるのは便利。 その他、表現がわかりやすくなってたり、タブ式になってたり。 なかなか面白いかも。 まぁその辺はまた改めて。

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さまざまなかたち。

さまざまなかたち。 ふと訪れたバーのふと座ったカウンターで隣にいた女性、 お腹を空かせて通りを渡るときにすれ違った女性、 ふとした成り行きで知人に紹介された女性、 僕の次にお酒をオーダーした女性、 クラブの照明の下で照らし出される綺麗な形をした胸を持つ女性、 街角でタバコを吸う僕の吐き出す煙に顔を背ける女性 いつの間にか連絡を取り合うようになった女性、 僕の買ったセブンスター・メンソール・ライトをレジに通す女性、 月に何度かイベントで会い、たまに飲みに行く女性。 出会いの形には、さまざまなかたちがある。 何も知らなければ、 何も危惧したりしないし、 そのとき、軽い挨拶と、会話を交わして、 あとは振り返りもしない。 連絡が取れなくなっても、 いつかまた会うと思いながら二度と会わなくても 出会いは、 出会ったときに既にそのとき、完結していて、 それ以上でも、それ以下でもない。 そこには、そのとき以外に 何もないし、 いずれまた、他の、そのときがやってくる。 そのうちの誰かとは、 笑いあうかもしれないし、 罵りあうかもしれないし、 涙を誘うかもしれない、 音楽に満たされた空間に幸せを感じるかもしれない、 同じベッドで、 滑らかな肌を、細い指で撫でているかもしれない、 ふと目覚めて、隣に感じる自分のモノでない重みに、 そっと微笑んでいるかもしれない。 ものごとには、さまざまなかたちがある、 ひとつではないし、 ずっと変わらないものでもない、 僕らはそれに触れ、 それから離れ、 そして、また触れる。 あなたの柔らかな目の輝きが 明日もそこにあるように、 祈りながら。

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続々 のまネコ問題。(コレで最後にしとこう)

流れを実況しててもキリなさそうだし、 正直、マスコミの扱いの進歩の無さにはうんざりだし (オヤジPとかにはわかんねぇんじゃねぇの?) この辺で最後に。 日刊スポーツ他で以下の記事が掲載された。 (スポーツ報知が一番詳しそうなので、そこから転載させていただく)

エイベックス松浦社長が謝罪
キャラクター「のまネコ」の使用をめぐって、インターネット掲示板「2ちゃんねる」で、エイベックス・グループ・ホールディングスに対する抗議の書き込みが相次いでいる問題で、同社の松浦勝人社長(41)が6日、自身のホームページで「我々の考えが甘かった。そこは素直に謝罪します」などと謝罪コメントを寄せた。また騒動が同社長や家族、社員に対する殺人予告について「2ちゃんからもすばらしい文化が創造されます」としながら「脅迫事件が起きないように」と訴えている。>> 記事を読む
感想としては…さすがにしたたかだな、という感じか。 各所に、2ちゃんねるへの皮肉をにじませつつも、 最終的には2ちゃんを持ち上げて、こちらにも非はあったとしている。 (ただし、自らを否定しているのではない。そこは謝り方の基本。 むしろ、全面的に謝罪しようとする日本の企業のトップの方がどうかしてる) ていうかよ、 匿名なんて今さら持ち出してる時点で、時代遅れだよな。 マスコミも、松浦社長も。 (コメンテーターは、わかってるけど飯の種だから多分いわねぇ) とっくに問題になってんじゃん。 人も殺されてんじゃん。 ひろゆきも警察に届け出るようになってるし、 自己浄化能力だってそなわってんじゃん。 つうか匿名でもないのに、目の前の人間に、 『殺すぞ』とか平気で言うヤツ溢れかえってんじゃん。 マスコミの人って頭悪いんですか? まぁいいや、そんなのはどうでも。 僕がいまさら書かなくたって、 エイベックス・のまネコ問題に見る、既存メディアのインターネットへの偏見(JANJAN) にまとめられてます。 金儲けの時だけ、祭りあげんのな。 まぁ、いろんな人が関わって作ってるから一言では言えないけど、 (ドラマとニュースでは作ってる人も違うわけだしさ) なんだかね、女と喋る話題を探す男みたいな展開だよね。 マスコミの扱い方って。 本当にね、恥ずかしくなるんだよ。怒りよりも。 ちゃんと働け。

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本日のITニュース。 – 2005/10/07

ITmediaニュース:オタクは遍在する――NRIが示す「5人のオタクたち」
野村総合研究所(NRI)オタク市場予測チームは、オタクの特性を分析して再定義し、10月6日に発表した。オタクはいわゆる「アキバ系」だけではないとし、行動や消費の特性を抽出。アニメやコミックに加えて旅行、自動車マニアなどもオタクに含め、主要12分野のオタク人口を172万人、市場規模を4110億円と推計した。
電車男のおかげなのか? 『オタク』というほぼ死語になりつつあった言葉、『人種』に きちんと光を当ててみようと言う動きが見られるような気がする。 それも、今までのような、冗談半分の、からかい目的なんかじゃなくて、 きちんとした、社会学的、文化的、経済的な側面から分析を試みる… そんなことを、多くの企業、コラムニスト、学者、お笑い芸人、が 形は違えで取り組んでいるような気がする。 (もちろん…金になるというベースがあってこそではあるが) その動きの中で、この野村研究所の発表は、 文化人類学的側面と、経済学的側面を併せ持つという点でユニークだ。 電車男のイメージもあってかオタクというと、 アニメ系、萌え系、ばかりがクローズアップされ、 ややもすると、オタク=アキバ、みたいなイメージが先行しがちだが、 ドラマでも描かれているとおり、オタクが全員アキバ系なわけではないわけで。 さまざまな分野に、オタクは存在する。 オタク、という言葉の使われ方も違ってきていて、 以前は、マニアの中の蔑視されている一部の人間に対して使われていた (同系統の人としかコミュニケーションを取れない人間のことを指した) のだけど、 今はもう少し広く、マニア全体をさして言うようになっている。 (よく見たら、上のコラム内にも書いてあった) そう使うんであれば…ねぇ? それこそ、日本人の殆どがなんらかのオタクだと言って良い。 だって、熱狂しやすい、はまりやすい人種だもの。 野村研究所の発表手法は(一生懸命レジュメ作った人には悪いけど)、 結果の見えていることに対して、 なんとか例えやデータを列挙して意味づけようとしている姿勢がありありで、 後半に行くほどつまらんのだけど、 (だから何?感がつのる) 市場規模、172万人、4110億円。 文化で経済は回る。 そんな感じだな。
ITmedia +D モバイル:「ドコモは本当にマーケティングが下手」
過去にデザインケータイとしてもてはやされた端末も、今になって冷静な目で見ればそれほど格好よくはないはずだと強調。これはデザインに止まらず、料金面でも同じだという。「いまだにドコモは料金が高いと思っているユーザーが8?9割いる。しかしドコモもかなり料金を改定している(7月29日の記事参照)」。比較が難しいため軽々にはこちらが安いと言えないが、実態以上にドコモの料金は高いというイメージが先行しているのではないかという。
よくぞ言った、と思った。 『ドコモの料金が実は高くない』という発見は、 以前、乗り換えを検討したときに僕もしたのだけど、 でも、サイト上で料金が一番わかりにくかったのもドコモだった。 元々わかりにくいからマーケティングもしにくい… というか、マーケティングに基づいた企業戦略がないのかもなーと。 で、専門家(NTTドコモ執行役員:夏野剛氏)が言ってるのを聞いて納得。 確かに、auは上手いよね…ドコモを上手く使って(まるで合気道のようだ)、 ほいっとかわす。 そして、後の先を取る。 文中で、90xiシリーズでドラクエが出来る、 それはマーケティング戦略に基づいた仕様決定で、FOMAに取って重要だった、と 語ってはるのだけど、うん、それはそうだね。 実際に僕もやりたいし、 ストIIやるために機種変更した友達もいるし。 でも、まだまだ、マーケティング足りないんじゃない? それだけの重要決定なら、もっとCMとかで押してってもいいと思うけどなぁ。 ゲーム会社と連携して。 (ゲーム会社はなるべくプラットフォームを絞らないように行きたがるだろうけどさ) 別に応援してないけど。 (ばりばりトップを応援してどうすんのよ)
ITエンジニアにも重要な心の健康(19):@IT自分戦略研究所 第19回 ミスした自分を許す方法
Dさん(30代・男性)は上司のAさんから、プロジェクトの進ちょく状況について報告するようにと指示を受けました。Dさんは予定どおり進んでいるところと、進んでいないところの両方を報告しなければなりません。  Aさんは細かい数字にも厳しくチェックを入れる人なので、Dさんは数字上のミスがないように念を入れて報告書を作成しました。ところがDさんは、進んでいない部分を1つ記入せずに提出してしまったため、Aさんから厳しく指摘されることになりました。  Dさんはもう1つミスをしました。Aさんに報告書を電子メールで送信する際、誤ってBさんに送信してしまったのです。しかもBさんから連絡を受けるまで送信ミスに気付かず、Aさんへの提出が遅れてしまいました。  Dさんの心の中に「できていない部分は少なめに報告したい」という潜在的な思いがあって、それが記入ミスを招いたのではないでしょうか。厳しいAさんに報告すること自体に抵抗があって、送信ミスをしてしまったのではないでしょうか。
別にいつも読んでいるコラムではないし(今日初めて目が留まった)、 幸い僕は、こういう悩み方をすることはほとんど無いけれど、 こういうコラムが必要な人もたくさんいるような気がした。 パニックになる理由は、問題が解決できなくなること、 問題を解決できなくなるのは、問題を切り分けられなくなること。 このコラムにあるように、問題を切り分けて、 (ここでは、ミスを、ミステイクとスリップに分けている) それぞれに対策を練るというのが、問題を理解しやすくする常套手段ではある。 でもなかなか自分では出来ないんだよね。 このコラム、最後の部分は重要だと思います。 仕事のミスじゃなくてもね。
ITmedia +D モバイル:高速“非接点”充電器でデファクト目指す──Splashpower
“飛び散る電力”──Splashpowerという名前の企業が日本に上陸した。同社は、ポータブル機器向けの“非接点”充電器の分野で、デファクトスタンダードを目指している。 非接点充電器というのは、コネクタをはめることなく近づけるだけで電力を供給し、バッテリーを充電できる機器のことだ。ひげ剃り器などに使われているほか、国内でもPHSが採用している。
最後は技術のお話。 置くだけで充電できるってすごくない? 大体さぁ…最後は、充電端子が死んでダメになったりすんのよ。携帯とか。 でも接点がなかったら(もしくは広かったら)関係ないもんね。 実際の使用風景についてる説明書き、 『iPod miniにアダプタを取り付け、充電器の上に置くだけで充電が始まる。ホテルチェーンに納入し、ホテルのテーブル自体を充電器として使う──という構想も持っている』 コレも凄くない? 凄く単純な思いつきだけど、凄く目鱗。 電力が無駄にならんのかとか、 机で感電したりしないのかとか気になるけど、 どこからでも電気を取り出せるって言う発想は凄いなぁ…

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京都、小雨、ワイシャツの日、ミステリー記念日。

気が付いたら…10時だった。目覚ましの音楽がそう言えばコレって…と思って時計を見たら、間違いなく10時だった。出発する時間のアラームだもの。大慌てで飛び起き、速攻で洗髪、洗顔、歯磨き、着替えて飛び出す。まぁ、自転車で行けば間に合うんですけどね、でもそれには常に『撤去』という影がちらつくので、あんまりしたくない…でも背に腹は代えられぬ。 元はと言えば昨日、朝(昼前)、それから夕方に写真を撮りに行き、その帰りに古本屋でマンガを買い込んだのが良くなかった。『ストッパー毒島』(ハロルド作石)。読むのは初めてだったが、さすがだ、何人キャラを増やしても、それぞれが立ってて、ジョージ・ルーカスか倉本聰なみにプロフィール作り込まれてるんじゃないかと。で、『ゴリラーマン』と『BECK』を繋ぐようなポジション。同じようなキャラを複数のマンガに出す手法は、恐らく手塚治虫?藤子不二雄という流れを汲むものだろうな(『スターシステム』) 、それも楽しい。 …なんて思ってたら、5時だったんだ。アホか。そりゃ眠いよ。だって寝てないもの(寝坊したから正確には5時間も寝てるけどね)全12巻だったが、古本屋に7巻までしかなくて良かった…というべきだろうな。 そういうわけで、寝坊≠遅刻、だけど寝坊=エンジン掛かるの遅れる、ということで、今日の仕事、前半は給料泥棒と言われても文句言えねえなぁ。なんか進まないもの。終いに日記書いてる始末だし。ふう。

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『電車男・もう一つの最終回SP』を見る。

まぁ、(ここまで見ちゃったんだからの)『付き合い』、 ということで見たんですけれどもね。 なんでしょうかね、最終回より面白かった(笑) 正直、最終回の、『リアルな奴らのまとめ』みたいなのは不必要だったし。 (美鈴被害者の会とかしらねーよ) ていうか、劇団ひとり(と、菅原永二)の熱演はもうね、 リアルすぎてっていうか、もうなんだか見てて悶えるほど、情けなかったし、 しょうもないやつだけど、でも男気溢れる阪神オタク(六角精児)の 熱演もなんかなー妙に熱かったし、 全体の作り的には、『電車男』のストーリーを大雑把にまとめつつ、 その裏側をみるみたいな感じで楽しめたし、 (アキバにいかにしてあれほどまでの告知を出せたのか、とか) (ベノアに毒男集結とか<本当に行ったヤツもたくさんいたらしい) ハッピーエンドだったし、 最終回の最後の無駄っぽいエンディングの代わりに、 電車のノロケとサンボマスターっていう 視聴者が望んでたであろうエンディングだったし、 (やっぱり、最後は、あの歌で締めなきゃダメよ) こういう作りは、きっと、テレビドラマじゃないとできない、 そういうとこを上手く作ってて良かったなぁ、と。 ストーリー追うだけなら映画でも、小説でも出来るけど、 映画は2時間で完結させなくちゃならないし、 (綿密な『原作』があったら無理だろ、) ストーリーを重ねるとか、見るからにキモいとかの演出は本では難しいし、 (ト書きを文章にするのは難しい…劇団ひとりがアフレコ中に目薬さすとか) 本当にドラマって見てるうちに、 色んな意味で悲しくなって馬鹿馬鹿しくて 見るのを止めるんだけど、 うーん、制作者に愛があったかはともかく、 なんとなく“参加者”の愛を表現しようとしてるのは感じた。 その辺が良かったかな、なんてな。 偉そうに言うと(苦笑) だからといって、本は買わないし、映画も演劇も見ないけど、 いや、フジテレビ、良くやった、と。 正直、期待してなかったけど、 絶対、また最終回みたいなまとめ&蛇足になると思ってたけど、 でも面白かったぞ、と。 そして、阪神タイガース優勝おめでとう! 悲しみで花が咲くものか! 世界はそれを、愛と呼ぶんだぜ。

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