先日、RSSファイルにスタイルシートを適用してみました。
その際に、『概要(<![CDATA[ … ]]>)のタグが全部そのまま書き出されてる』わけで、
気になるなぁ…と言っていたのだけど。
それをなんとか解消する策を発見。
試験的に導入してみました。
とはいえ、XMLはおろか、XHTMLの知識も十分ではないので、
どっから手を付けて良いのかわからない。
どこか、いじりやすいサンプルを提供してくれているところはないか…
探してみると、発見。ありました。
HepCat Dev and Test: RSS 0.9x,1.0,2.0,Atom 0.3すべてに対応したXSLT
基本的には、自社開発されている、『HepCat』というRSSアグリゲータ(多機能なRSSリーダーというべきか。
リードするだけでなく、情報を効率よく取得、加工など様々な用途に利用できます → 用語)
の出力に対応させたもので、決してMT用というわけではないんだけど、XMLはXML。
MTの吐き出すRSSファイルがvalidである以上、利用可能です。ハズ。
実際に適用してみる。
適用方法は、普通のCSSファイルと余り変わらない。 極めて簡単に書くと、
1) XSLTファイルをダウンロードし、適当な場所にアップロード。
2) RSSファイル内に、XSLTファイルを利用する宣言を記述する
以上。
宣言文は、XSLT用ということで以下の通り。
<?xml-stylesheet href=”ファイル” type=”text/xsl” media=”screen”?>
CSSと同様に、保存、再構築。
これだけです。
このサンプルファイルが非常に良くできているので、
適用対象が、RSS1.0でもRSS2.0でもatomでも、問題ない。
ただ、このサイトがBulkfeedsを利用していないせいか、
コメントアウトしてある部分でエラーが表示されてしまったため、
該当部分を削除しました。これで問題なし。
できあがったファイル。
XSLT適用済みのRSSファイル(RSS1.0)
色や構成など、全くデザインをいじっていないけど、この完成度。遙かに綺麗。
RSSってのは、機械的処理が主流だけど、
元々は、サイトにある情報の概要をまとめることを目的に作られたんだし、
人への見え方を気にするのも、それはそれで筋は通ってるのかもな、と思いなおした次第。
それにしても、そろそろ、XML(少なくともXHTML)は勉強するべきかもなぁ。
XHTMLで知ってることといえば、タグは全て小文字、終了タグが必要、宣言文が必要…くらいだし。
HTMLの機能が既に一般人の満足できる水準に達している現在、
(この場合、ユーザビリティやアクセシビリティは考慮していない、表現したいことが出来るかということ)
それ以上の後継言語が必要なのか、果たして一般化するのか、
正直にいうと疑問だが、プロとしてはやはり分かってないといけないようだ。
ことさらに必要性を説いて人に押しつけるつもりは、全くないけどね。
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