強さ。優しさ。

意識的、無意識的にせよ。求められていたのはなんだったか。求められているのは何か。それを考えるとき、僕は虚像──例えばそれは『男らしさ』──から逃れられない。 男として求められるもの、それは例えば、抽象的に言えば、強さと優しさだったりする。俺に両方備わったことは、多分ない。 強くて冷たいか、今のように優しいが弱っているか。いずれにしろ…完璧ではない。もちろんこれを望まれているかどうかは、人によって違うけど。 ただ、今の俺は、少なくともある部分では自分以下だし、ある部分では自分以上に変わろうとしてる。特に負担には思わないけど、いやそもそも誰かの感性に媚びること、が自分らしくないのかもな。 すこしだけ思っていることは。自分は自分でいればいいんだと。 先月、親といたとき。隠しても無駄、とにかく明るくいる俺が俺らしい。それを心の底から思った。この人には格好付けても仕方がない。 友達とも仲良くし、広がる輪を喜び、一方で大事なもの──大事な友人や大事な場所──は丁寧に扱う。 決して、『昔の自分』に戻ろうとしてるわけじゃない。ただ、自分がしんどくない、そんな過ごし方を求めてる。それがたまたま、その頃の俺だった。それだけかな。 生きてるんだもの。たまには凹むさ。でも俺は俺。いろいろあって動揺して、自暴自棄になったり、ひどく邪険になったり、感傷的になりすぎたりした。でも、少し、『パワー』が戻って来たのを感じてる。生きていこう、今日も。回り回ってやっぱり俺は変わらない。 そうだよね、そうなんだ。

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補完

自分を他人で補完して生きる。だから僕らは他人を必要としてるんだろう。自分では見えないものも他人を通すと見える…そんなこともある。対象が生きることであれ、自分自身であれ。自分自身がどう生きてるかなんて…わかりゃしないのさ。もっと言えば世の中にある何ひとつ、自分でわかることなんてない。 自分独りわかる範囲内で。そう決めたとき、初めて、他人は必要なくなる。でも、それは俺にはできないけどね。独りで初めてわかること、それは自分は他人に補完されて生きてるんだと。間違ったこともある、不快なこともある。不可解なことや許容しがたいことも。 でもそれも自分だったのだと。許容しなくていい。ただ、それが大事だということだ。また、ひとつ学んだ。

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路地。

別に京都に住んでいて下北沢にも店があるから というわけではないんだが 路地が好きだ。 広い道に面した綺麗な店も 嫌いではないけど すっと路地を入ったところの 落ち着きが好き。 引っ越してから、ほぼ毎日歩いて通っている。 会社と自宅とは 烏丸・丸太町・河原町・御池に囲まれた区画に対し ほぼ対角線上に位置していて (京都を知らない人に分かるのか?この説明) その日の気分で路地を選んで ぶらぶら歩きながら仕事に向かうのが 毎日の習慣になっている。 そしてこれがことのほか面白い。 あいにく余裕があるわけではないので いい店を見つけても立ち寄れないのが残念だが… 休みの日にはゆっくり行ってみたい。 見つけられなかったりして。

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再開。

再開です。 休載していた間 何を考えていたかと言えば… 好きだった人のことを このまま好きでいていいのかな?って。 将来どうなるんだろう?って。 人生が少し開けたときに 身近にあったものに 人生の何かを求めただけじゃないか?と。 でもね、結論はでなかった。 唯一わかったことは 今ならわかりあえる、 でも気付かずに失っていたものが あまりに大きい、または その大きさがわからなくて これから得られるものを過小評価してる。 ま、また思い込みかな。 自分の感性に全く自信が無くなってる。 支えていたものを全否定したからね。 でもそうしたことを いまさら否定しようとしても仕方ない。 むしろ『なかったこと』にして 生きていくしかないんだと。 もしあのテンションのままでいたら… 万が一チャンスが訪れても (まず有り得ないが) たぶん燃え尽きてたろうしね。 それだけは。避けたい。 あらかじめ言っときます。 ここでの僕は外向き。極たまに内向き。 自己紹介じゃなく…あくまでほんの一部。 ここを読んでも僕という人はわからない。 『閉じた俺』も見てくれな。 それも含めて自分だからさ。 方法はおまかせします。

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その時を。

必要だと言ってくれれば いつだって駆け付けるよ なにも見返りがなくても 俺、変わったかな… もしかして人格、 一部入れ代わった? 想いながら ただ、今を生きるよ

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temporary

気持ちの整理のため、2:comma: 3日休載します。 近々、電話、ネットが繋がる予定ですので、 そうしたらまた再開できると思います。 まぁ、しばらくは仕事に打ち込むってことで。 それまで、しばし。 それでは、休載前の最後のmutterを。

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春京都。

春の京都に憧れる人が、今日もあちらこちらに。そんな中を散歩。冷える部屋から着て出たコートは10分で用無しに。なにか、やること見つけなくちゃ。いやほんとはあるんだけど、今はそのハザマ。環境や予定や。そんなこと考えながら、京都御苑の中をあちらこちら。丸太町を鴨川へ、鴨川を御池へ。温かなものが溢れている場所。生きていく場所。僕は誰だ?

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