HOUSE
半年くらい、HOUSE より、TECHNO…というか、 MINIMAL HOUSE っぽい、CLICK っぽい、 ちょっと音響っぽい音楽が好きだったのだけど、 少し、HOUSE に立ち返ってみようかと思う。 DEEP な音楽というのは、暗くて、ストイックで、 決して明るく聞こえはしないし、時に退屈だけど、 でもそれ故に、影がなくて、 疲れてるときに、すっと、聞ける。 Vo. HOUSE や、Jazz HOUSE や、 ちょっとLATIN/BRAZIL よりのHOUSE、 ELECTRONICA POP や、 そういうネアカな音楽は、楽しいけど、 聴いていて疲れることがある、 そういうような、いわば逆説的なこともあるのだけど、 でもやっぱり、楽しくありたい。それが答え。 練習のような、修行のような、そんなDJは好きじゃない。 DJを見に行くようなDJは好きじゃない。 あくまで、その人の紡ぎ出す音楽が好き、 そういう所にいたい。 ブースのどちら側にいるとしても。 HOUSE を考えると、どうしてもマンネリが恐い。 なかなか好きなラインをはずすことができなくて、 袋小路に入っちゃう。 買うときに、DJすることを考えて買うと、 こんなの買うヤツはアホだな、と言うものばかり買ってしまう。 手っ取り早く上げるには、 ♀Vo.入りのLatinビート系で、合間に見せ場があり、 と言うのがいいんだけど、飽きる。 この間、TE で試してたけど、 合間にDrum’n’Base を入れるとか、 ビートだけのストイックなヤツを混ぜて素早く繋ぐとか、 逆にロングミックスとか、 ABSTRACT (ex.Riow Arai) をこっそり聴かせるとか、 そういう遊びをすると、面白い。 TE最後のDJは例によって、その場でのアドリブDJで、 曲順よりイメージを大事にした。 どうせ、僕には大した知識も技術もないし、 持ってきてるのはケース1箱分のレコードだけだから。 コンセントレーションと、楽しむこととのバランス。 そういう、イメージのベースとして、 もう一度、HOUSE に戻ろうかと。 こう通ってきた今なら、もっとDEEPなのも楽しめる気もする。 Detroit とか。流行りじゃないけど。 むしろ、Underground とか? イタロは…ちょっと、アレだけど(笑) 音楽は、嬉しい。