とんびにファラフェルボールをさらわれた話

みんな楽しそうだなあ 昨日のお昼ご飯は、出町柳まで散歩してファラフェルガーデンでファラフェルをテイクアウトし、鴨川デルタで。 ファラフェルというのは、ひよこ豆をすりつぶしてミートボールのようにしたものをピタサンドに挟んだもので、まぁ大体ベジなんだけどとってもボリュームがあって美味しいのです。中東の料理って事でマイナーなせいかあんまり街で見掛けませんが、美味しいしもっと流行れ。 んで、食べ始めてもうホントに2分くらい。バサバサーガッ、という音がしてなんだろうと思ったら、手元にあったファラフェルの中のファラフェルボールが1つ、綺麗にとんびに持ち去られていました。 お昼ごはんはファラフェル (在りし日のファラフェルさん) ファラフェルそのものでもなく、正確にボール1つだけ。お前どんだけ目良いのよ。座った段階でそばに居たことなど全然感じもしなかったのに、いつの間にやら背後から忍び寄り正確に1つだけボールを抜いていくその手腕に素直に脱帽。ていうかビックリしすぎて驚かなかった(笑)おかげで取り乱すこともなく、そのまま、昼食の続きをしました。1つのピタサンドにファラフェルボールは6個入ってるからね。もし面と向かって「ください」ってとんびに頼まれたら一個くらい上げると思うし。でもごめん、これ肉じゃないんだよ、って言いながら。 そうそう、取られたこと自体は「えーっ」って思ったんだけど、取っていったのがファラフェルボールで、それって完全に豆だけで植物性なので、それを猛禽類のとんびさんが勘違いして持って行ったことになぜか申し訳ないという気持ちが(笑)せめてミートボールでも食べていてあげれば良かったんだけど、まぁ違ったので。 なんにせよ、話に聞いていた「とんびに食べてるものを盗られる」ってのはこれかーーー!とちょっとなんか貴重な経験でした。まぁ無いに越したことはないですけどね。昼ご飯ちょっと減っちゃうし。とんびって凄いなぁ。

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別に真面目なことばかり書いてたいわけじゃないんですよね

なんつーか、真面目なこと書いて注目を浴びた後って何というか妙に肩に力入るって言うか、肩肘張った文章書いてしまうというか、あんまり自分じゃないっぽい感じになってしまってダメなのです。読んでる人はブログに対して「このブログはこういうブログ」って分類したいんだろうなあと思っていて、自分が行き当たったエントリを基準に「このブログはこういうブログ」って分類してるんだろうなぁと思っているのですけど(多分合ってる)、僕はそういうところをあえて行かないようにブログを書いていて、なぜかってそんなことをしたら自分の興味が移ったときにエントリを書きづらくなってしまうし、自分以外の何かがブログを演出している感じになってしまうし、なにより別にアクセス数が欲しいわけでは全然ないので。アクセス数なんか増やしてもAmazonアフィリエイトの小銭が多少増えるだけで、増す居づらさの方が全然多いですからね。注目なんか集めないに越したことはないです。そんなもん目的に何か考えるなんて、超あほくさい。 話ずれた。 まぁともかく、注目を浴びたエントリがあったとしてそれと関連したエントリなんて別に重ねないので、大体の場合、3日もすればアクセス数は元通りになるし、それを機にTwitterをフォローした人も全然それに触れないツイートの応酬(僕のツイートは40%がニコニコ動画、30%が東方、20%がスポーツ、残りがWebのネタから成り立っています)に辟易してアンフォローしていくという状況ですので、まぁ今回もそうなるだろうなぁと思ってます。3桁ブクマとか多分初めてだけどな!そんで、ブクマコメントは例によって1つも読んでないけどな! わざわざこんな事書いてる理由は要するに、肩に力入るって言うか、肩肘張ってるって言うか、あんまり気軽に書けねーなー的なことを自分が感じているからなので、とりあえずこれを区切りとしてまたくだらないことも交えつつ適当に更新していくのでひとつよろしく。イエー。

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『「ダンス」が法律で規制されている』という呼びかけについて思うこと

クラブの営業に関する風営法改正、それを求める署名運動が開始から1週間経過しました。1週間のあいだ僕自身も呼びかけに賛同し友人知人と議論を重ね、また同時に様々な人が様々な媒体で行っている様々な呼びかけを観察してきました。その中で感じるようになった違和感があるので、少しだけ指摘しておきたいと思います。友人知人各氏に「一生懸命やってるんだから水を差すな」と怒られるのは正直怖いですが、僕は大事なことだと思うので。 以下は「レッツダンス署名推進委員会」からの抜粋です。

Let’s DANCE | レッツダンス署名推進委員会 風営法からダンスの項目削除を求めます。

「ダンス」が法律で規制されているってご存じですか? 現在の日本では、営業目的で「ダンス」をさせることが、「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」(風営法)という法律で規制されています。ダンスが許可制になり、さまざまな条件が設けられています。同法は、「風俗営業」を対象に、「善良の風俗と清浄な風俗環境を保持」することを目的にしています。 しかし、ダンスをすることが、風俗や環境を乱すというのでしょうか。

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特定の人たちに特定の傾向が見られることについて(例:経営者が厚顔無恥、など)

たまたま最近まとめて同じようなことを聞き、考える機会があったので何となくメモ。 例えばこういう事案。

昨日見掛けた、「ネットの有名人はみんな大丈夫そうだし、攻撃なんて案外たいしたことないんじゃ無いか」というツイートに対するfinalventさんのコメント。簡単に言えば、大丈夫な人だけが残っているんだよ、ということ。

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【TweetATOK】 ミュート機能を使用している人は「3.7.0」にバージョンアップしてはいけない

tweet_atok.jpg TweetATOKの新バージョン「3.7.0」がリリースされましたが、現在、ミュート機能が有効になっている環境で起動直後にアプリケーションが終了してしまう障害が起きています。サポートに問い合わせたところ、「ミュートをオフに設定して使用して欲しい」との回答を得ました。

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ベルトの金属アレルギーを透明マニキュア(トップコート)で回避する

よく晴れた日。 汗ばむ季節となってきました。汗をかくことで起きる面倒なことは結構あるのですが(臭いとか)、ここ2年くらい急に苦しんでいるのがベルトのバックルによる金属アレルギーです。ベルトをしないで履くとズボンゆるゆるなのでベルトを締めるのですが、締めたら締めたでお腹の周りが真っ赤に腫れてかゆいかゆい。常備しているペンダント的なものではならないので、体の部位によって金属アレルギーになりやすいところとそうで無いところがあるみたいなんですけど、それがお腹周りというのはきつい…存外に。

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ウェブ検索の発達によって我々は自らの馬鹿を認知できなくなっている

y_bb7c4cb9.jpg 昨日の続き、みたいな感じ。 ウェブ検索を通じて情報を収集するには特別な技術を必要とする | mutter ウェブ検索を正しく利用し正しい情報を収集するには一定以上の教養や知性、文章に対する読解力が求められ、見た目の簡単さとは裏腹にウェブ検索は「誰でも簡便に行えるようなもの」では無い。その能力が欠如している人間の多さから考えるとむしろ正しくウェブ検索を利用する技術そのものが特別と言える、というのが昨日のエントリの骨子。ウェブ検索は難しい。

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今日の夢(2012/06/03)

夢というほどのことではないんですけど。 夢の中でなんかしてて葉っぱをめくったら、アゲハチョウのでかい芋虫が3匹いて驚いて、めっちゃ驚いて、目が覚めた。目が覚めたら芋虫になっていた、わけはなくて単に驚いて起きちゃっただけなんだけど、そもそも僕は別に芋虫が苦手というわけではないし、なんであんなに驚いたのかが不明。「夢の中」っていう状況だと普段驚かないことに驚いたりとか言うことも起こるのかしらん? あーびっくりした。

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ウェブ検索を通じて情報を収集するには特別な技術を必要とする

02_04.jpg つねづね、ウェブ検索なんて誰にでも出来るだろう、だから今この時代は誰でもすぐに正確な情報を収集できる時代になったのだ、なんていう風に考えていたのです。だってウェブ検索は同じ単語を入力すれば誰に対しても大体同じ検索結果を返しますし、結果であるサイトの内容にしても読む人によって文章が変わるようなものでは無く固定されたテキストなわけなので、欲しい情報にたどり着く時間の長短はあれど最終的には誰でも情報にたどり着けるのだろうと思っていました。 間違ってた。

  1. ── これがわからないんだけど
  2. 検索すればすぐに解りますよ
  3. ── 解決しないんだけど
  4. 検索して出たこのページを読んでください
  5. ── 解決しましたありがとう
みたいな流れがあって、これを理解するには「ウェブで検索できない人や検索しても正しい結果にたどり着けない人というのは存在して、それはどうやら訓練してもなかなかかわらない」んだということを了解する必要があるみたいです。誰でも簡単にできることじゃない。 上のパターンであれば、まず1の時点でそれを言う前に「ググれ」と言わざるを得ない。もし既にググってるならどんな検索結果になって何を試したかを言ってくれないと。で、検索してみても正解にはたどり着けない(3)。理由は検索語の選択が出来なかったり、検索結果を正しく読み解くことが出来なかったり、検索結果に書かれていることを実行できなかったり。大体の場合は検索語と読解力の問題。検索語は試行錯誤するしかないし、読解力は解るものを探せば良いor解らないところをまた検索すれば良いだけなんだけど、そういう複雑なことは出来ない。 仕方が無いから代理で良い感じの検索結果を引いてあげると(4)、結構問題なく解決に至る(5)。 つまり解決する能力がないんではなく…単純に情報を収集する能力が無い。昔であれば情報が無いならそれを教えるしかなかったので、「検索してください」という指示そのものがなく、聞かれた時点でいちいち教えていくことになったと思うのだけど(もしくはバイブル的な本を示すこともあるかも)、現代では検索できることを前提にして「検索してください」という指示を出してしまう。聞かれた方は楽だけど、検索結果は検索をする人によって十分・不十分が曖昧だから、実行結果の方もなんとも曖昧になってしまう。これは良くないなぁと。 上のバリエーションとしてはこんなのもあります。
  1. ── これがわからないんだけど
  2. 検索すればすぐに解りますよ
  3. ── 検索してやったら動かなくなっちゃった!どうしよう!
  4. あー…何やったんですか…じゃあちょっと預かります
  5. ── ありがとう!
例えば「液晶ディスプレイが映らなくなっちゃった」という事態があったとして僕だったら当然「液晶 ディスプレイ 映らない」で検索するところ、「ディスプレイ パイナップル果汁塗る 効果」とかで検索しちゃう人もいるってことです。いねーよ。いやでもそういう的外れな検索語でヒットした検索結果を鵜呑みにして試してしまうことも容易に起こります。結果、事態は悪化する方向へ。

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